안녕(アンニョン)爆笑ルンルン


星D-365星

テテの除隊まであと365日虹



「WINGS」シリーズのつづきです~音符



「WINGS」ショートフィルムは、

起承転結の流れをつくる7つのドラマであり、連続性を持ったメドレーです。

コンセプトは、ヘルマン・ヘッセ『デミアン』※がベースになっています。

 ※誘惑に出会った少年の葛藤と成長を描いた小説。


「花様年華」シリーズで描かれているエピソードと同時期の、7人それぞれの心の闇や過去を象徴的に表現していると思われます。

※テーマ「花様年華ストーリー」の記事を読んでいただいてからのほうがわかりやすいかと思います。



「WINGS」ショートフィルム①~⑤はこちらから。

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6つめの今回は、

『MAMA』ショートフィルム音符


冒頭に小説『デミアン』を引用したナムさんのナレーションが入ります。



真っ白な病室で眠るホソク

ホソクは、「ナルコレプシー」という突発的な睡魔に襲われる睡眠障害で薬を服用しています。


ですが、カルテに書き込まれる病名は
「ミュンヒハウゼン症候群」


本当の病気は、周囲の関心や同情を引くために疾患を装う「ミュンヒハウゼン症候群」でした。


year21.02.25
薬を服用するようになる。ナルコレプシーの治療薬とされていたが、実際にはわざとナルコレプシーを引き起こすために睡眠薬を飲んでいた。




目覚めて起き上がります。


病室の広さや形、カーテンなどが、②『LIE』ジミンのいる病室と同じです。


時計が1時を指すと、



壁の小さなドアが開き、



大量の薬💊が流れ出てきます。



薬💊を1つつまみ、


口に入れます。


グラスに入った薬💊は、②『LIE』に出てきたのと同じ。



ホソクの目に映るものは、
③『STIGMA』の中で、テヒョンがドライバーで傷付けていた「アプラクサス」の絵。


そして、病室がペンキで塗られたようにカラフルな部屋になりますカラーパレット







「花様年華」ストーリーの頃から、度々登場する枕の羽根。
②『LIE』ジミンの病室にも登場していました。


狂ったように暴れ出すホソク




壁の小さな小窓が開きます。


ホソクは床に倒れてしまいます。



元は、閉ざされて人工的な白い光だった病室に、穏やかな陽の光が差し込んでいます太陽


目を覚ますホソク


光の方へ歩き出し、



小窓から外を覗きます。



見えるのは、②『LIE』ジミンが見ていたのと同じ「プルコッ樹木園」の森。


閉ざされていたはずの扉を開けて外に出るホソク


森を見つめます。



「空が青く 日差しが輝いて」

~『I NEED U』より


ポケットからスニッカーズを取り出します。

一緒にポケットに入っていた薬💊がたくさんこぼれますが、全く気にしない感じが素敵乙女のトキメキ乙女のトキメキ

スニッカーズを食べるホソク


スニッカーズはホソクが母に置き去りにされたときに一緒に渡されたもので、幼い頃からの好物でした。


優しく微笑むホソク


そして、歩き出します。


森の絵が、子供を抱いた母の絵に変わります。


この絵は、『STIGMA』テヒョンの目の中にも映っていました。


右下には赤い文字で「eva」と書かれています。

「エヴァ」は、「イブ」とも言います。

アダムとイブ「イブ」です。

※旧約聖書における【最初の女性】で、ここでは【母】を意味します。


「eva」と書かれたロゴマークが映し出され、(②『LIE』にも登場していました。)


③『STIGMA』で現れた、切り裂かれたようなロゴマークと重なり、



雨に濡れる深い森のようなマークへと変化。


最後は「WINGS」のロゴマーク。



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『MAMA』音符
【歌詞日本語訳】

タイムトラベル 2006年 
ダンスに夢中になって 
母さんに節約させたよ 
父さんの反対に毎日 反抗してた時 
その反対をものともせずに  
浮かべてくれた夢の小舟

だけどわからなかったんだ 
母さんのありがたみが 
開かれているのは近道じゃなくて 
借金を抱えたこの夢の道

いつだって 問題のmoney 
母さんは結局出て行ったよ 
地方へ仕事しに行った 
電話で聞く母さんの声は鮮明で 
思い出すのは あの時の母さんの強さ   
僕には変化球で 
本当に 絶対成功するって心に決めて 
その決心ひとつで 
今の息子の姿になったんだ

Hey mama 
これからは僕を頼っていいよ 
いつだってそばにいる
Hey mama 
僕に惜しみなく与えてくれたから 
僕を支える柱だったから 
Hey mama 
これからは息子を信じてほしい 
笑っていいんだよ 
Hey mama 
Hey mama

Hey mama 
I'm sorry mama 
天のような恵み 
やっとわかったよ mama
Hey mama 
So thanks mama 
僕の血となり肉となってくれて 
mama

母さん、覚えてる? 
文興洞 ヒディンク※ ネットカフェ 
ブロードウェイ レストラン 
家庭のために両足で走るベテラン 

失敗は成功の母 
そんな情熱と誠心を学んで 
そうなりたいと願ったことが
これから僕が大人になるって時に 
新芽にとっての肥料になってくれたから
僕は花になって 
あなただけの花道になるよ 
あなたはその上を歩き続けてよ

Hey mama 
これからは僕を頼っていいよ 
いつだってそばにいる 
Hey mama 
僕に惜しみなく与えてくれたから 
僕を支える柱だったから 
Hey mama 
これからは息子を信じてほしい

笑っていいんだよ 
Hey mama 
Hey mama

世界を感じさせてくれた 
あなたが息をさせてくれた 
今日はなんだかいつもより 
抱き付いていたい胸 
地上にある何が高いというのか※ 
空の下の何が広いというのか 
たった1つ 母さんの手で 
痛いのだって飛んで行く※
あなたは永遠に
僕だけのプラシーボ 
I love mom

Hey mama 
これからは僕を頼っていいよ 
いつだってそばにいる 
Hey mama 
僕に惜しみなく与えてくれたから 
僕を支える柱だったから 
Hey mama 
これからは息子を信じてほしい 
笑っていいんだよ 
Hey mama 
Hey mama

文興洞 ヒディンク
は、ホビの出身地・光州の地名とホテルの名前だそうです。 

地上にある何が高いというのか 
空の下の何が広いというのか 

は、5月8日の「両親の日」に歌われる『母の心』という歌の中の歌詞。 

痛いのだって飛んで行く 

「痛いの痛いの飛んでいけ~音符は、韓国にもあるのですね照れ



①『Begin』から⑤『Reflection』までを続けて聴くと、⑥『MAMA』は、1曲だけを聴いた時とは違った印象になります。

ホビが、自分とダンスをめぐる母親との関係を思い出しながら歌うこの曲は、「WINGS」の他のソロ曲のように、自身の現在までの経験を振り返るものですが、
アルバム全体を通して聴くと『MAMA』成長したひとりの人間の根本に何が存在するのかについて歌う曲でもあります。

あの頃僕も事務所も、今僕が語るべきことはこれだと思いました。 本当に必要な時期だったんです。
BTSというチームがグローバルな反応を少しずつ得るようになってきて、僕がこの場所まで来ることが出来た理由を探してみたんです。 
家族のおかげで僕は耐えることが出来たし、特に母が、すごく力になってくれました。 だから母についての話がしたかった んです。
あの時にしか、そしてあの時の僕にしか表現することのできない曲だったと思います。



ホビが家族を通して自分の原点を悟り、それがBTSのJ-HOPEに繋がっていく過程は、BTSというチームが誕生するまでにメンバーたちが経験した道のりでもあります。
それぞれが自らの悩みと悟りについて歌った「WINGS」のソロ曲の流れは、この『MAMA』で一転して、別の次元に到達します。

ポジティブで明るい『MAMA』は、メンバーたちのソロ曲メドレーで、暗い感情と雰囲気が支配する 「WINGS」に残された【hope(希望)】でした。



アルバムリリース後に開催された「2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE Ⅲ 'THE WINGS TOUR'」でも、『MAMA』ライブの雰囲気を元気いっぱいに切り替える役割をしました。

ミュージカルのようにしたかったんです。
母の話でもあるし、パフォーマンス的には純粋な感じにしながら、ダンスで音楽を表現できればいいと思いました。
コンサートで披露しないといけないから、 曲を作る時もパフォーマンスについていろいろな面を考慮しました。



「WINGS」Short Film Special 

『MAMA』(Acting j-hope) 




狂ったように叫ぶ迫真の演技。



下矢印下矢印下矢印



明るいノリの『MAMA』ですが、この歌詞はヤバいえーん

私には息子はいませんが、息子が欲しくなっちゃいますラブ
ホビのお母さん、これは嬉しかったでしょうね~えーんえーんえーん

この歌詞、ガチホビペンだったら、お母さんにも嫉妬しちゃいそうもやもや

ホビはメンバーの中でいちばん早く、確かこの「WINGS」の発売された2016年に、もうマンションを購入していますよね。親孝行だな~照れ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


星D-129星

ホビの除隊まであと129日虹




長文にお付き合いいただいた皆さまふんわり風船ハート



※画像はネットよりお借りしました。