안녕(アンニョン)
D-377
テテの除隊まであと377日
いろいろあって、気持ちがソワソワ落ち着かないですが…
いったん過去コンテンツ振り返り記事に戻ります
『EPILOGUE: Young Forever』で
「花様年華」期のMVが終わったので、
今回からは
「WINGS」シリーズです
「花様年華」期からストーリー自体は繋がっています。
「WINGS」というコンセプトアルバムの中で、『BIGIN』はスタート地点となる曲。
「WINGS」のテーマをそれぞれの方法でひもとき、彼らが迎えた新たな段階を1人1人のスタイルで表現しています。
アルバムの中で起承転結の流れをつくる7つのドラマであり、連続性を持ったメドレーでもあります。
「WINGS」の7つのショートフィルムのコンセプトは、ナムさんの愛読書でもあるヘルマン・ヘッセ『デミアン』※がベースになっています。
※誘惑に出会った少年の葛藤と成長を描いた小説。
「WINGS」ショートフィルムは、
「花様年華」シリーズで描かれているエピソードと同時期の、7人それぞれの心の闇や過去を象徴的に表現していると思われます。
「花様年華」ストーリーの中でジョングクは、母親の再婚相手と、義父の連れ子である義兄に虐げられて暮らしています。
※テーマ「花様年華ストーリー」の記事を読んでいただいてからのほうがわかりやすいかと思います。
『BIGIN』ショートフィルム
冒頭に小説『デミアン』を引用したナムさんのナレーションが入ります。
ピアノ🎹が燃えています
燃えたピアノが表す人物は、ユンギであることは明白です。
『BIGIN』
【歌詞日本語訳】
何にもなかった15歳の僕
世界はとても大きかった
あまりにも小さな僕
今の僕は想像もできない
香りもなく空っぽだった僕
僕は祈るよ
愛しいヒョンたちがいて
感情が芽生えて
僕は僕になったんだ
あなたが僕を僕にしてくれる
あなたが僕の原点なんだ
あなたが僕の始まり
一緒に笑おう
耐えきれず泣いているあなた
僕が代わりに泣きたいよ
出来るわけないけど
あなたが僕を僕にしてくれる
あなたが僕の原点なんだ
あなたが僕の始まり
一緒に泣こう
心が締め付けられる
ヒョンが悲しいと
ヒョンが辛いと
僕が辛い時よりも辛い
ヒョン一緒に泣こう
泣いて忘れよう
悲しいは僕にはよく分からないけれど
ただ泣いてみるよ
だって だって
あなたが僕を
生まれ変わらせてくれたから
僕をまた始まらせてくれたから
一緒に飛ぼう
あなたがいたから
僕は生まれ変われたんだ
グクのソロ曲『BIGIN』は、
15歳でソウルに単身上京したグクが、メンバーたちに初めて出会った頃を回想し、メンバーへの思いを込めた楽曲です。
パンPDにつらいことはないかと聞かれたグクが、
「僕には辛いことなんてありません。メンバーが辛そうにしていることが一番辛いです。」
と答え、パンPDとメンバー全員で号泣したというエピソードが元になっていて、グクがずっと前から抱いてきた感情について、メンバーやパンPDとともに語り合ったことをきっかけに生まれました。
グクはその頃のことをこう語ります。
当時の僕はすごく幼かったんです。
知らないこともたくさんあったし、ある感情を抱いた時に「こんな気持ちになってもいいのかな?」と思ったりもしました。
もちろん幼い時にも感情というものはありますが、それが何だかよくわからなくて、成長するにつれてわかってくることが増えて…
だから言葉通り、自分の感情を吐き出すことが出来るようになったんだと思います。
当時のグクは、メンバーたちとの関係を振り返りながら、自分が成長出来た理由を悟りました。
みんなと一緒に過ごしながら、だんだんとわかってきたんです。ステージに立つ時も大切なものが見えてきて…
いろいろな面でたくさん成長したんじゃないかと思います。
メンバーたちが僕に何かを具体的に教えてくれた訳ではありません。でも、僕の話し方や普段の行動に、みんなが垣間見えることがあるんです。
みんなが音楽をする姿、ステージでのささいなジェスチャーや、インタビューを受ける時の姿を見ながら、何かを得て学んだのです。
SUGAさんの考え方、RMさんの言葉、ジミンさんの行動、Vさんの個性的な姿、ジンさんの明るさ、J-HOPEさんの前向きな心…
こういうことが一つ一つ、僕にスッと入ってきたんです。
「自分の話し方や普段の行動にみんなが垣間見える」ってすごい
具体的に教わる訳ではなく、その姿を見て何かを得て学ぶ、素晴らしいです
メンバー全員から得たもの、それぞれが的を射ていて…
Vさんの個性的な姿(笑)
「WINGS」Short Film Special
『BEGIN』 Crying JK
D-378
グクの除隊まであと378日
長文にお付き合いいただいた皆さま