안녕(アンニョン)爆笑ルンルン


星D-369星

テテの除隊まであと369日虹



「WINGS」シリーズのつづきです~音符



「WINGS」ショートフィルムは、

起承転結の流れをつくる7つのドラマであり、連続性を持ったメドレーです。

コンセプトは、ヘルマン・ヘッセ『デミアン』※がベースになっています。

 ※誘惑に出会った少年の葛藤と成長を描いた小説。


「花様年華」シリーズで描かれているエピソードと同時期の、7人それぞれの心の闇や過去を象徴的に表現していると思われます。

※テーマ「花様年華ストーリー」の記事を読んでいただいてからのほうがわかりやすいかと思います。



「WINGS」ショートフィルム①~③はこちらから。

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4つめの今回は、

『FIRST LOVE』ショートフィルム音符


冒頭に小説『デミアン』を引用したナムさんのナレーションが入ります。



このショートフィルムには、「花様年華 THE NOTES」で、
ユンギジョングクが2年ぶりに再会したyear22.04.07の出来事に似ている描写が登場します。  

year22.04.07  ユンギ 
酔って街を徘徊する。ピアノの音に誘われて覗いた楽器屋でジョングクを見かける。自分のせいでジョングクが傷付くことを恐れるも、声を掛けてしまう。

year22.04.07
ジョングク 
ユンギと再会する。以降、ユンギの元に通って苦悩を受け止め、辛く苦しい時間を過ごす。


ユンギが酔って街を歩いていて楽器屋へ向かうところまでは同じ。



このショートフィルムでは楽器屋にジョングクはいません。


道に落ちている何か(ビンかな?)を投げてガラスを割り…




楽器屋の中へ入ります。



防犯アラームが鳴り響き、赤色灯が光っています。


この赤い光の中でピアノ🎹を弾くのがなんかいい照れ乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ



このショートフィルムでは、楽器屋でピアノ🎹を弾くのはユンギ自身。



弾くのを止めてうなだれると…


どこからか聴こえる口笛音符


曲はジョングク『BEGIN』です。



楽器屋を出て、口笛の聴こえるほうへ



どこから聴こえてくるんだろう??




すると、車のヘッドライト電球


『FRI(END)S』MVを思い出しちゃいます照れ

ユンギの横をものすごいスピードで車が通り過ぎて…車ダッシュ





急ブレーキの音の後、どこかへ突っ込んだような衝突音が響きますピリピリ


「僕は変わったのだろうか  他の道を選んだのなら  立ち止まって振り返ったのなら」 

~『길(道)』より。




音のしたほうへ走ります。



ここで、『LIE』に登場した浴槽アセアセ

必ず他のショートフィルムのカットが一瞬入るのが特徴。


さっきまでユンギがいた楽器屋に、車が突っ込んでいました。



ピアノ🎹が燃え始めます炎



すると、どこかから再び口笛が音符




ピアノ🎹の鍵盤のような4つめのロゴマークが映し出されます。 


そのマークは、②『LIE』ショートフィルムの最後に現れた、リンゴりんごをかじったようなロゴマークと重なり、


タイヤ痕のようなロゴマークへと変化します。



そして最後に「WINGS」ロゴマーク



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『FIRST LOVE』音符
【歌詞日本語訳】

俺の記憶の片隅 
その片隅に居座る茶色いピアノ 
幼い頃 家の片隅 
片隅に佇む茶色いピアノ

あの時を憶えてる 
俺の背よりずっと大きかった 
茶色いピアノ 
そいつが俺を導いた時 
君を見上げて憧れてたんだ 
小さな指で君を撫でる時 
素敵だよ母さん いい感じだよ

ただ指が動くままに 
あてもなく触れてた鍵盤 
あの時は君の意味がわからなかった 
見つめているだけでも良かった あの時 
忘れもしない 小学生の頃 
俺の背が君よりも 
大きくなった あの頃を

あんなに憧れていた君を放っておいて 
真っ白に輝いていた鍵盤の上には 
埃が積もっていって 
放り出されていた君の姿 
あの時も理解出来なかったんだ 
君の意味 
俺がどこにいても 
君はいつもあの場所にいたから だから 
それが最後になるとは思わなくて 
このまま行かないでくれよ

君は言うんだ 
いなくなっても心配しないで 
君は自分で上手くやれるだろうから 
君に初めて出会ったあの時がよみがえる
いつの間にか大きくなってしまったんだね 君のほうが 
俺たちの関係には終止符が打たれるけれど 
絶対謝ったりしないでくれ 
どんな形であっても 
また君と出会うつもりだよ 
その時は 懐かしくまた迎えてよ

忘れたりしない 
すっかり忘れてしまっていた君と 
また向き合った14歳の頃 
ぎこちなくても 少しの間 
また君を撫でたよ 
長い間離れていても 
拒否感なんか全くない

俺を受け入れてくれた君 
君無しで俺は存在し得ないんだ 
夜明けを過ぎてふたりで 
一緒に迎える朝 
永遠に 君は俺の手を離さないで 
俺も君のことを もう離しはしないから

あの時を覚えている 
俺の10代の最後を
共に燃やした君 
そう 一寸先も見えなかったあの時 
泣いて 笑って 君と一緒だったから 
その瞬間さえ 今では想い出になった 
粉々になった肩を抱き締めて言った 
俺はこれ以上はマジで出来そうもないって 
投げ出したいと思った その度に 
俺のそばで君は言ったよね 
お前は絶対出来るって

そうそう
その時を覚えてる 
疲れて彷徨い 
絶望の沼のどん底で
溺れていたあの時 
俺が君を拒絶して 
君に出会ったことを恨んでも 
君は屈することなく 
俺のそばに居続けてくれたんだ 
言葉は無くても

だから絶対に 
君は俺の手を離さないでくれ 
二度と俺が君を 離しはしないから 
俺の誕生 そして俺の人生の果て 
その全てを見守るのが 君なんだから

俺の記憶の片隅 
その片隅に居座る茶色いピアノ 
幼い頃 家の片隅 
片隅に佇む茶色いピアノ



ユンギは当時のことを、このように記憶しています。
 『First Love』を制作していた時期に、最初のミックステープを同時に手がけていました。だから実は、『First Love』とミックステープに収められた『So Far Away (feat. SURAN)』は、セットとも言える曲なんです。
正直に言うと、制作している時は、 
「ああ、音楽をやりたくない」
と思いました(笑)。 
「音楽は好きじゃなかったんだ。音楽は嫌いだ」。
僕ができることは音楽しかないからこれをやっているけれど、本当にやりたくないと思ったんです。 

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ユンギの悩みは「WINGS」がBTSに必要だった理由、つまり、「花様年華」シリーズで成功した後、彼らがどう生きるべきかという問題と直結していました。 

精神的にとても疲れたんです。ある時は気分がどん底まで落ち込んで、次にはありえないほど舞い上がって…。 
僕は自分が大きなプレッシャーを感じることはないと思っていたけれど、今思えば、 あれは全部プレッシャーのせいだったようです。 
とにかくものすごく成功して、これからもうまくやらなきゃいけなくて。
その時はそんなことを考えて混乱していたんだと思います。
少しでもぐらついたら、本当に落下してしまいそうだったから。



「WINGS」が発売される約2ヶ月前の2016年8月、SUGAの最初のミックステープ 「Agust D」が公開され、音楽を始めて以来積み上げてきた感情を、一気に吐き出すきっかけとなりました。 
この頃までにユンギは、練習生時代に願っていたことをすべて成し遂げていたのかも知れませんが、
それでも、人生も音楽も続きます。

ユンギ『First Love』で、自分が音楽を始めたきっかけや、子どもの頃のピアノ🎹にまつわるエピソードについて歌いました。 
まるで闇が襲ってくるかのように、大きな成功よりもずっと大きな不安が近づいてきて、ユンギはその瞬間まで自分を作り上げてきた音楽に対して告白をすることでやっと、 これから音楽とどう向き合っていくのか、覚悟を決めることが出来たのかも知れません。 

その頃から僕は、音楽を「仕事」と言うようになったのだと思います。
それまでは音楽が大事だと言い、実際にそう思っていました。 そんなふうだから、軽い気持ちでは出来なかったんですよね。 
そのときから意識的に、音楽は「仕事」だと考えるようにしました。


だから僕は、自分が音楽をすごく嫌いなんだと思っていました。一時期、 あまり聴かなかったし。 
でもそんな中で音楽的な視野が狭くなるのはもっと嫌で、まとめて聴いて…。 

最近いろいろな人に会って話をするんですが、僕って音楽の話しかしていないんです(笑)。
僕よりすごく年上で音楽をされている方にお会いしたのですが、その方が僕におっしゃったんですよ。 「本当に音楽が好きみたいだね。」って。

 『First Love』を作る時、ユンギは、アルバムで自分の曲が入る位置を考慮して、 曲の雰囲気を細やかに調整しました。 
暗く憂鬱な雰囲気を持つ前の数曲とリンクさせながら、アルバムの流れに変化を加えたいと考え、
最初はやや低いナレーションのようなラップと、静かなキーボードの演奏でダークなムードを醸し出しながら、バイオリンやチェロなどの弦楽器を加え、徐々に感情を爆発させていく演出をしました。

ユンギが音楽を「仕事」として受け止めたのは、実は、音楽が上手くなるための方法だったのかも知れません。 
彼は、自分の感情をより広く多様な視点から表現する術を身に付けていったのです。


 「WINGS」Short Film Special 

『First Love』 (SUGA's Playing the piano) 



ピアノ🎹を弾くユンギって、本当にセクシーですよねラブ





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『FIRST LOVE』曲もショートフィルムも大好きです照れ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

ラップだと、普通の曲の3~4曲分の歌詞が詰め込めるって、ユンギが言ってたことあるけど、ホントにそう。


どんどん感情が高まっていく感じ、曲とショートフィルムだけで、映画1本観たような感覚になれる📽️


歌詞がすごくいいですよね照れ

ユンギとピアノ🎹の関係が素敵乙女のトキメキ乙女のトキメキ

私がユンギペンだったら、ピアノになりたいラブってきっと思う。



星D-380星

ユンギの除隊まであと380日虹



「WINGS」ショートフィルム、あらためてすごくよくてハマってます乙女のトキメキ

記事大変だけど、楽しくて、

「1人FESTA」状態です笑い泣き



長文にお付き合いいただいた皆さまふんわり風船ハート



※画像はネットよりお借りしました。