[将棋]関西女流棋士フェスタ in 銀座アスター | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 本日、大阪近鉄デパート内にある中華料理の名店銀座アスターで行われた関西女流棋士フェスタに行ってきました。パンフレットに名前のあった出演者は里見香奈女流五冠と室田伊緒女流二段だけでしたが、本日午前に北村女流二段の下記ツイートあり。

 

 それで、そうかと気づきましたがお膳立てというか裏方というか、運営のため幹事?の北村さんも現場入りするのかと。で、行ってみると村田智穂女流二段も登場し開会の御挨拶、長谷川女流二段も(たぶん)会場で見かけたように思います。

 早速受付にいた北村さん。村田さんもたまたまなのか紫色の服でおそろっぽかったので、一瞬銀座アスターのイメージカラーは紫だったかなとか思いましたが、たぶん関係なさそうニコニコ

 

 いよいよイベント開始。始まってからは基本的に室田さんと里見さんの二人で話すスタイルだったので、(特に進行役の室田さんが?)場を盛り上げるのに苦労されていたかも...。ただ、二人だと気心知れてと楽しそうな雰囲気がよく伝わってきました。

 室内の照度がやや低かったので(一応言い訳グラサン)私のコンパクトデジカメではきめ細かい写真が撮れず、これが限界。流石にもうちょっといいカメラ買いたいなと1,2年前は思ってブログにもそんなことを書いていた気もしますが、最近は別にこれでもいいじゃんとかモノグサになってます。。。キョロキョロ

 そうこうするうちに、写真のオードブルに始まりコース料理が順々に出て来て、今日は参加者が4人掛け丸テーブルで6卓だったかと思いますが、里見さんが選んだメニューを堪能しつつステージの二人を見るという贅沢な趣向でした。里見さんの一押しは、エビチリとチャーハンだったかな?

また言い訳しますがニコ、この日は前日の山梨での用事疲れが抜けぬまま深夜バスで大阪入りしたせいか、全般的にボーッとしており、それで食べながら見ながらで結構脳が混乱していたかも...。

 ご挨拶が終わって、そこからは会場からの質問(事前にメモ書きで提出)にも答える形式で二人のトークがスタート。一昨日放送のNHK杯の話題も出て、里見さん勝利おめでとうクラッカーの雰囲気から、室田さん曰く「西川さんも大喜びニコニコだった」と。テレビを見ていた感じでは、西川六段は解説者として中立だったように見えましたが、見る人が見れば分かると...。「船江君やっちゃいましたね」的なほくそ笑みがありましたかね?

 その他では、室田さん曰く「大人になって月日が早く流れるのは子供のような感動がないかららしい」とのこと。里見さん、最近、感動したのは咲紀さんの赤ちゃん に会いに行った時とのことでした。それと、キラリっ娘の話題もでて当時のブログがまだ残ってるらしいという話に、お二人揃って恥ずかしいから消して欲しいって!(⇒しっかり残ってます爆笑

 後半はお二人の公式戦の大盤解説。これまでに5局対局が有って、この日は2006年に二人ともまだ女流2級の時の初手合いとなる女流王位戦予選対局の紹介がありました。先手が室田さん、後手が里見さん。両者振り飛車党なので相振りに進むと思いきや、(細かい局面説明は省略しますが...)里見さんが△2四角と上がったため、先手は飛車を振れずに金を八段目に上がって5七の地点を守り、やむなく居飛車となったくだりで、室田さんからは「意地悪な」と、里見さん自身は「(相手が居飛車党なら)手損になるだけ」と苦笑い。その後も、里見さんはいったん向かい飛車とした2二の飛車を5二に戻し、無理やり中飛車対抗形にするも手損が大きくその後も結構今見ると恥ずかしい(若い?)「空振りの香を打っちゃった」とか照れながらの振り返り解説でした。室田さん優勢で進みながら150手を超す混戦から結果は逆転となりました。時間があればもう一局紹介の予定で準備していたのは、最後に当たった2010年の対戦で、その時は里見さんがいきなり居飛車にしてきたので、「用意してきた相振り対策がおじゃんになった」プンプンプンプンと室田さん。そんなエピソード紹介もありました。

 前にもどこかで見ましたが、里見さんが少し古い将棋を語る姿は、昔の自分に自虐のダメ出しありの自戦解説となって、これが結構面白い。それと、お二人曰く、過去の自分たちの若い時と比べて、今の若手女流棋士は強いし序盤も行き届いてるとのことでした。

 大盤解説の後は、お二人が各テーブルを廻ってのツーショット撮影で、結婚式の披露宴ウエディングケーキみたいですねって話にニコニコ。二人ともスリムで色白でお人形さんのようでした。

 最後は色紙争奪のじゃんけん合戦。ペア色紙で揮毫は上の写真に見えている「一・心」ともう一つはかなりレアで「銀・座」でした。(帰宅してから気付きましたが、この写真、僕を見てますよね照れラブラブ偶然パッとこっち見たタイミングだったということなんでしょうけど。

 

 帰り際、去年は(コロナ影響もあって)NGだったのですが、今年はプレゼントを手渡しすることが出来ました。数十秒の事とは言え、これは本当に嬉しいのです。ただ、自分、最近角刈りっぽくしているせいか、この大事な時に「高倉健さん」が舞い降りて、里見さんに包みの手提げを「これ」って言って渡してあとは無言で逃げるように去っていってしまいました。(何やってんだ⇒自分)

「自分、不器用ですから」ガーン

(こんなに格好いい訳がなく、自分はただダサいだけで、帰りの新幹線の中では自分の情けなさに微妙に落ち込んでました。ショボーン

 

 一つ書き忘れてましたが、クロージングの時に、里見さんからは女流王位戦も始まっているし、その次は清麗戦も始まるのでしっかり頑張りたいという旨の締めの挨拶がありました。今年は、3月のルゥクのイベントと今日の関西女流棋士フェスタと続きましたが、これからは年内ずっとタイトル戦続きのハードスケジュールになるでしょうから、会えると嬉しく楽しいのは山々ですが、こちらも気分を切り替えての臨戦応援モードに入らないといけないんじゃないかなと、そんなところでしょうか。

 

 

例年よりレポが簡単で申し訳ない...。