本日行われた女流名人戦リーグの7回戦で、後手番で中飛車とした里見女流五冠は、先手で居飛車穴熊に組んだ加藤桃子女流三段に勝ち1敗を死守。これで女流名人挑戦者の決定は、またしてもとなる次局の里見vs西山女流二冠戦に委ねられる格好となりました。
今日の私ですが、午前中は4年前に発症した心筋梗塞の事後毎年1回の定期健診で関東労災病院に行き、その足で用が有って実家で姉と会い、午後は図書館に寄ってから伯父の家に行きました。そのように一日バタバタしてましたが、実は今朝になるまで本日の対局に気づいていませんでした。先週、対局日程を確認した時にはまだ本日の対局が将棋連盟のwebに出ていなかったので...。
そのため、もっぱら電車の中などでモバイル中継を見ていましたが、お昼休み明け以降は駒損になるなど段々と先手ペースになっていたようで苦しい展開でしたが、穴熊を引き剥がして喰い付き、最後は競り合いからの逆転勝ちでした。持ち時間が2時間で、元々の女流棋戦では普通という感じでしたが、最近は3時間、4時間の方が多くて逆にやや短め感あり。その意味では相対的に、じっくり納得がいくまで考えて指すよりどこかで決断よく指していく要素があるのかと思いますが、今日は（結果的には加藤さんにミスが出たということかもしれませんが）競りあってからの勝負強さが出た一番でした。
加藤さんとはこの秋に女流王座戦を戦いますので、その直前の前哨戦としても今日は勝って良かったです。
さて3日後の週末8日（土）は恒例の宮崎県都城で女流王将戦の開幕ですね。
里見さん、頑張れ～
