昨日15日放送のBSフジ『白玲』は見なかったのですが、やっぱり気になり一日遅れで、ネットのアーカイブ(視聴期限:来年の8/16)を見ました。
加藤圭女流二段の紹介については第8回までの放送と被る部分が多かったものの、準決勝の2局に加えて加藤桃子女流三段対伊藤沙恵女流三段の対局を取り上げるなど、なかなか見どころ豊富でした。
7月の対局の結果でもあり、ネットなどでも対局後のインタビューの発言内容などは見ている訳ですが、やっぱり何と言っても表情から伝わる情報が大きい。情報と言うか、直接伝わってくる感情の部分と言うか。これが現地、現場に居るとさらに伝わるものがあるのかもしれませんが、それは無理としても活字と映像ではだいぶ違うかなと。
敗局後のインタビューでは、加藤圭さんが静かな口調ながら不完全燃焼感を、加藤桃子さんは悔しさをぎりぎりの気持ちで抑え込むような表情で話されていました。里見さんは、内心はらわたが煮えくり返っていたかもしれませんが、冷静に局面を振り返り、読みが抜けたのも実力と淡々と答えてました。勝負ですから結果がすべてではありますが、勝負師としては個々の勝ち負けよりも、日々の生活を含めた姿勢の一貫性が大事だし、そこがプロの魅力じゃないかと。
勝った側で、西山さんは流石の一言、伊藤さんも淡々としているように見えました。渡部さんは、力を振り絞ってゴールし倒れ込むマラソンランナーのように、里見さんの投了の合図に深々とお辞儀をした姿が印象的でした。
次回の放送は9月19日とのことです。タイトル戦が9/11に開幕、9/18と続くので、開幕戦の様子を伝える番組構成だと思いますが、第二局の翌日なので、そこも速報で入れてほしいところでもあります。