[将棋]女流王座戦、無念の結末 | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 今日は久々に出勤だったので、日中は会社に居て、昼休みと3時頃、それから6時頃(終局間際)だけモバイル中継を見て、それ以外は見ないで過ごしてました。

 結果は西山さんの逆転勝ちで、家に帰ってきてからソフトで確認したところ、終始2000点オーバー、最大では3000点近くまで行ってたので、これは残念極まりない。終局後の様子も分かりませんが、いくつかの写真を見ると流石にうなだれているようで、勝負事とはいえあまりに無情。

 

 22時からのYouTube放送も流石に見る気がしませんでしたが、一種のお務めというか、大盤解説を一回聞いて嫌なこと辛いことは全部早めに見て聞いて終わらせてしまった方がいいのではないか。それに里見さんが一日戦い続けられた訳ですから(当然、相手の西山さんも)、例え敗戦で面白くはないと分かっていても、そこは我慢して見るべきじゃないのか...と、やっとの思いで踏ん切りつけてパソコンの前に座ったら、またトラブルがあったのか明日の正午配信に変更とのことでした。

 

 去年、女流王座戦で負けた時は歯が立たない感じで打ちのめされました。その後、一年間掛けて弱点克服のために研鑽を積まれ、今年は、勝てるはずだった最終局を落としてしまい悔しいの一語に尽きますが、覆水盆に返らず、また試練が続くことになりました。ただプロの将棋棋戦の良いところは、勝負の機会が次から次へとやってくるところ。マイナビもありますし、それこそ白玲戦もあります。オリンピックみたいに4年に一度とか、人によって競技によっては一生に一度のチャンスということもあります。メンタル含めてこの一局は勝負に負けたとしても、また立ち直ってくれると信じて応援あるのみです。将棋界でも、加藤一二三九段が中原名人に8年間勝てなくても、まったくめげなかったと、そのスピリッツを見習いたいですし、それと比べれば、対西山戦で分が悪いのはここ2年のことですし、まったく勝ってないわけでもないですし(番勝負としては落としてますが)。

 年明けすぐには、女流名人戦で加藤桃子女流三段の挑戦を受けます。ここのところ対戦の相性は良いですが、ずっと無冠に甘んじている加藤さんの方は、相当ハングリーな状態でぶつかってくるでしょう。戦いは続きます。また明日から、元気を出して戦っている姿を見せてください。里見さん、今日はお疲れさまでした。西山さんはおめでとうございました。