世の中、信じられないようなことが起きますね。今日の夜は鍋にするというので、嫁が台所で準備をしていて、僕は2階の自分の部屋で仕事をしてましたが、いきなり「キャーッ」という悲鳴が。たいがい、そういう時はクモかゴキブリが相場なんですが、なんと
、カ ・ エ ・ ル・・・カエル
？白菜を真っ二つに切ったら、体長3, 4cmくらいの小さいカエルが出てきたって、そんな話あるんか？しかも、包丁ズバッとやった時に、足を切ったって・・・？なんか知らないけど、焦って嫁が自分の足を切ったのかと思ったら、カエルの足を切ったって、こっちが「ギャーーッ」ですよ、それは。嫁は結婚した時から、カエルが一番嫌い、テレビとかで見るのも嫌だと言ってたから、まぁそれは仕方ないですが、足切って、血を見てよく失神しなかったな。子供たちも異変に気が付いて集まってきて、長女（大１）も次女（高２）も、虫とか嫌いだし、カエルも基本はダメなんで、きゃっきゃ、きゃっきゃ言って大騒ぎになりました。それで、哀れなカエル君は台所の淵にピタッと張り付いたまま微動だにせず。死んだわけではないのでしょうが、生きているのか死んだふりなのか、いずれにしても、血を流しながらぴょんぴょん飛び跳ねてあっちこっちに行かれた日にぁ、もう収集が付かないんで良かったんですが、袋に入れて捨ててくれって、小さいビニール袋を渡されましたが、僕だって気持ち悪い。小学生の時は、カエルなんて素手で捕まえたり（投げ飛ばしたり？）、別に普通でしたけど今はダメだね。虫はゴキでも大丈夫だけど、ミミズとかぬるぬるしたのはキモイ。それでも、動き出す前に捕まえないと仕方ないんで、パンパンと叩いて、でっかい紙手提げ袋の中に落っことし、その紙袋をまるめてゴミ捨て用のビニール袋に包んで捨てました。ふぅ～。
とんだカエル騒ぎだったのですが、いいことも一つあって、きゃあきゃあ騒いだからなんでしょうが、普段あんまり僕とは話をしない下の子が、騒動のさなかでカエルどこ行った？みたいな不安半分の興味半分みたいな、幼稚園か小学生くらいの時のような無邪気な表情になって僕の顔を伺って話掛けてきました。先週末まで計10日弱くらい学校を休んで不登校になりかけていたのですが、今週は少し気持ちがすっきりしたのか月曜からなんとか今日まで皆勤、明日も大丈夫なら一週間通しで、なんとか乗り越えてくれたのかなと。
上の子とは、普段から会話をするので、そういう点では問題ないのですが、カエルはまるで受け付けないみたいでした。小学生の頃は、虫とか金魚とかドジョウ！とか飼ってたりしましたが、カブトムシの幼虫とかも大丈夫だったのに、今は全然ダメになっちゃいました。
嫁はカエルがダメなくせに、流血した台所（ちょっとだけどね）を、こともなげに雑巾がけしてましたが、それって、大丈夫なんかい！で、また別のスーパーに白菜買いに行きました。