（写真は女流王位戦中継サイトより）
新型コロナウイルスの影響で延期となっていた女流王位戦の五番勝負の日程が下記のとおり発表されました。（今日27日朝の時点で、ソースは神戸新聞、北海道新聞など。）
第1局：6月5日（金） 東京・将棋会館
第2局：6月9日（火） 関西将棋会館
第3局：6月17日（水） 関西将棋会館
第4局：6月24日（水） 東京・将棋会館
第5局：6月28日（日） 東京・将棋会館
元々のスケジュール（3月2日発表）が下のように最長約3か月で、主催新聞社がある各地転戦だったことを考えると、ギュッと日程が詰まっての対局となります。前夜祭や大盤解説会などを楽しみにされていた現地の方々や、その実現に尽力されていた方々には気の毒に思います・・・。
第１局 ４月３日（金）兵庫県姫路市「夢乃井」
第２局 ４月22日（水）北海道札幌市「京王プラザホテル札幌」
第３局 ５月27日（水）福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」
第４局 ６月９日（火）徳島県（詳細は後日発表）
第５局 ６月24日（水）東京都渋谷区「将棋会館」
挑戦者の加藤桃子女流三段は現在マイナビのタイトル戦に登場中で、西山女王に対して2勝2敗。6月3日に最終局があり、そのわずか2日後に女流王位戦の初戦を迎えます。今シーズン4月に入ってからは女流名人戦リーグで室谷さん、上田さんに勝ったのを含め、計4勝2敗と好調を維持。ここまでは、ほどよい対局ペースにも見えますが、2つのタイトル戦の中1日のインターバルは、マイナビ最終局の結果次第で気持ち面の影響が大きい気がします。どちらも振り駒なので、先後未定で作戦を決められない部分と、棋風は違うとはいえ、西山さんも里見さんも振り飛車党なので、居飛車対抗形には絞られるでしょうという部分と・・・。どういう作戦になるのか、2局ともそれぞれ序盤から目が離せません。
迎え撃つ里見女流王位ですが、百戦錬磨なので問題ないと思いますが、2月21日（対中村亮六段戦）以降、約3か月対局がありません。6月5日が女流棋戦では今期最初の対局となりますが、明後日29日に棋聖戦があるので、1局挟んでからというのは悪いことではないかなと。あんまりそういうのは関係ないという気もしますが、電車乗って移動とかそんなことでもなんか少し前とは様子が違いますから気を使うというか・・・。将棋会館の中に入って、盤に向かえば、いつもと同じって感覚でしょうか？
いずれにしても、初戦は大事。里見さん頑張れ～
（まずは明後日ですが）