大体、結果は予想つくでしょうが、古田龍生奨励会三段が、再度、水匠Uと二枚落ちで戦った内容をYouTube動画に上げられています。前回との違いは、持ち時間切れたら30秒ではなく60秒にして時間的な余裕を持っておいたこと、そもそも2回目で初戦の真っ白の状態より心構えができていたこと、ただし連敗は許されないというプレッシャーは抱えつつ。あと、水匠Uが勝った棋譜、負けた棋譜をアップロードしていたので、それをご覧になったとのこと。その結果、ご自身より実力的に弱いはずの(と言っても普通で言えば強いレベルの)人が結構、勝っているのを認識されたとのこと(であるなら自分が勝てないはずはないという理屈で)。そもそも、水匠Uが二枚落ち上手で2017年のelmoに3割勝てる(水匠Uがelmoより50倍多く読むハンデあり?とのことですが)という情報から自分は勝てないのではないかという思い込みがありつつ、だけど二枚落ち下手で負けるわけがないという矛盾した心境で初戦は平常心を保っていなかったこと・・・。そんな感じでしょうか。幽霊の正体見たり枯れ尾花。
千田七段が昨日、二枚落ち下手の心得をツイートされていました。これとかこれ。私は昔から、プロの人が二枚落ちの下手を持ったらどう勝ちにいくのか?というのに興味ありましたが、千田七段はクリスタルワイゼンとの棋譜を(水匠Uではないですが)公開されていました。2019夏頃のツイートで、どこに置いてあるかは忘れました(思い出したらリンク貼っておきます)。
水匠は現在、Qhapaqとの長時間対決?に計算リソース投入だそうで、将棋倶楽部24に水匠Uが戻ってくるのはもうしばらく先とのこと。ただ、水匠Uの評価関数をアップロードしたので、自分のPCで遊べる人はダウンロードするのが良いかと。