今日の第4局で挑戦者の里見さんが勝利し、その結果シリーズ3勝1敗で見事に女流王位に復帰し女流五冠に返り咲くとともに、自身4つ目のクイーン称号となるクイーン王位の資格を得られました。本当におめでとうございます！！
中継ブログのインタビューがなかなかイケてる・・・と言って良いのか、眼鏡外して写真撮らせてくださいって、（誰の？）どういうリクエストやねん
！
めっちゃ可愛いいいいって
バレちゃうじゃん。・・・って、みんな知ってるか。
（リクエストに応えてメガネを外すシーンも）
女流王位戦中継ブログより拝借
あと、普通は触れにくい感じですがマイナビのこと聞いちゃってたり、捻挫のこととかいろいろ突っ込んでますが、ファンとしても本当は聞きたい感じもするので、まぁジャーナリズムとしては、ありかなと。里見さんも、割と普通に淡々と答えられていたようですし。。今でも西山さんに勝ってればという心残りはありますが、課題がはっきりしたのは良かったとみるべき。仮に勝っていたとしても、それで御本人は満足するような性格ではないでしょうけど、周りがどうしても騒いじゃうし（俺もか
）、まぁ目の上のたんこぶみたいな厄介な存在がいるっていうのも、言うなれば神様からのプレゼントでしょう。秋の女流王将戦と女流王座戦には来るかもしれないですからね。
今日は、なかなか棋譜中継をリアルタイムでは見られなかったのですが、後手番でシンプルにゴキゲン中飛車で行きましたね。40△５四桂打ちの銀の両取りで、駒得をして悪くはないんだろうと思われ、少し後の渡部さんの47▲６六角が良くなかったらしいのですが、結構その後も露骨に５六の地点に金駒打っていき、66△１五角～68△３三角と揺さぶって、後はじり貧になった渡部さんに攻め急がせて自滅を待つという鉄壁の指し回しだったんじゃないかと。。今日のツイッター解説の阿部健治郎七段も名局、振り飛車党は並べてみて、とのことですので、ブログ書き終わったら早速ならべてみようかと（好きで書いてるんだけどブログ意外と時間掛かるのよ・・・(^^;）。そんな感じで、今日は里見さんが完勝したのですが、同時に渡部さんが力尽きたという感じもしました。少し前の清麗戦も含めて今回の番勝負と続いた一連の対局という意味でも、今日だけの一局という意味でも。。。マラソンに例えると、トップ集団に喰らいついている時は頑張れるけど、３ｍ、５ｍと遅れはじめたら、ずるずると歯止めが利かなくなって後退していくという感じに似たような・・・。特に今日の渡部さんは、結果を見てるからそう思うだけかもしれませんが、持ち時間も余しての投了だったので、力を出し切れなかったというか、精神的にもバテてしまって力尽きたように見えました。
渡部さんは、真面目で礼儀正しいけどガッツもあってお茶目なところもあり、LPSAの活動などを通してファンとの交流も多いし、たぶん観る将ファンも多いでしょうが、たくさん指導対局をしていて指す将のファンも多い、そういう方なのではないかと思うので（そう言えば、2年前の女流王座の就位式でチョッとお話ししたことありました）、今後ももっと強くなるんじゃないかと・・・（けど、里見さんがタイトル持っている限りは応援できないんですぅ・・・。西山さんには勝っていいけど(;^ω^)）
勝利者インタビューに戻って、「女流王位は、王位の先生との記念対局がありますので、それがひとつのモチベーションになりました」とのこと。2年前だったか、羽生さんが王位の時に記念対局をやった棋譜は知っているのですが、相振りで里見さんが美濃囲いからの流れでそうなったのか分かりませんが、珍しく穴熊に組み換えてました。記念対局を毎年必ずやるなら、その後も、菅井vs里見戦、豊島vs渡部戦ってあったんですかね？中日新聞のお正月に載るとかどこかに書いてあった記憶がありますが。。。違うかな？
これで3日後の16日の女流棋士45周年記念パーティーで、また会えるはず
。楽しみだなぁ