[将棋]第4回関西女流棋士フェスタ参加レポ(其の2) | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 2019年5月5日、近鉄百貨店上本町店で行われた第4回関西女流棋士フェスタに行ってきました。(物理的な行き方レポは其の1旅行編で)。ちなみ去年の第3回にも初参加で行きまして、今年もイベントスケジュールの構成は大まかには一緒だったと思います。午前中に準決勝の1局を大盤解説、午後はサイン会と並行してメイン会場ではトークショーがスタート、3時過ぎからがメインイベントで決勝の大盤解説という流れです。振り返ってみると、去年は里見香奈さん、元気かなぁ?って、それだけですっとんでいったような記憶がありますが、今年は去年が本当に楽しかったし、あと里見さんとお話できるかなぁって、やっぱりまずはそこですかね。。。

 其の1に書いた通り、私は一番受付をゲットしました。デパート開店が10時、受付開始が10時半でしたが、30分間、受付デスクの真ん前で並んで待っていたので、村田女流、室田女流ほか、(たぶん)奨励会員とかスタッフの皆さんがあっちこっちへと、せわしなく行き来してたり、ゲスト棋士の井上九段が(イメージですが)「みなさん、ごきげんよう」みたいな明るいノリで登場したりと、舞台裏を覗けるような趣があり、これはこれで楽しかったりします。ちなみに、これは私の先入観かもしれませんが、関東より関西の奨励会員の方が明るいですかね?大阪風の義理人情、本音ベースの付き合いみたい文化的な違いが若干あるかなぁと。ただ、関東の将棋イベントで見る奨励会員の方は、受付とか販売とか対人の仕事を任されることはなく、記録係など本業の裏方仕事だったりするのと、比較的若い子が担当して大人しい感じだからですかね?(現実は分からないので、ただの一見した印象です)

 あと、ずっと忙しそうでしたが、村田智穂さんが受付前を何回か来てはったので、さりげなく(←ここ重要(^^ゞ)、「皆さんでお一つどうぞ」と菓子折りを渡すことができました。ただ思ったよりスタッフさんの人数が多かったので、お菓子の個数をケチり過ぎたかも・・・。ただ甘いもんは基本女性優先みたいな話だとは思うんですが。邪魔になってもいけないし。

 11時スタートで、トップバッターはこの日進行役を務めた長谷川女流。ちょっと緊張していましたかね。ちなみに、去年は室田さんがトップバッターでこの役を務めたので、当日の仕事分担とか毎年ローテーションさせながらとか考えられているようです。村田さんが考えているのかなぁ?会社的には課長さんかグループマネージャーによる人材ローテーション計画っていうか。。ちなみに、この日の夜にルゥクに行って、石本女流といろいろトークショーで話を聞けましたが、石本さんはこのフェスタのトーナメントで一昨年優勝、山口絵美菜さんが去年優勝で抜け番みたいなことも言ってました(正確には覚えていませんが・・・。)

 注意事項を説明した後、登場棋士紹介をされたのですが、井上九段、北村八段・・・?となってしまい、慌てて北浜八段に修正💦

 井上先生登場の挨拶で、お人が悪い、さっそく隣は北村君と北浜女流ですと、揶揄っていました。。そんなノリで明るくスタート。この部屋ふだんは何ですかね?手すりがあって、ガラス張りの壁があって、ああバレエ?ダンススタジオ?、いやぁ今日は自分のおっさんの顔が見えるだけですけどね、と。爆  笑

 

 準決勝の大盤解説は、▲室田vs△中澤戦でした。お二人とも杉本門下ということで、同門対決の話に。

井上:同門対決ってのは燃えるもんなんですよ。

(意外と若い方が勝つみたいな話の流れに)

北浜:私の場合、年が離れて中村修九段。入った時にはタイトル持ってたので恐れ多い。

井上:僕は谷川名人。15戦して3勝かな?

会場:(^▽^;)

井上:そんなに笑わんといて!

笑い泣き

 対局そのものは、将棋連盟のライブ中継を利用して別室の対局棋譜をスマホで確認しています。それとの絡みがあるのかもしれませんが、棋譜公開するなという注意が有るので、細かい話は書かないことに・・・(書くと時間掛かるし、僕も実は疲れる(^^;)。

 対抗形になって、序盤、振り飛車の室田さんが良い形かと思いきや、中澤さんの大捌きが炸裂し一気に居飛車ペースに。その後、室田さん根性の粘りを見せようとしますが、中澤さん結構えげつない。勝っている時は上手くいくもんとしても、少しずつ駒得重ねてじわじわ確実に攻め落としました。プロレスで言えば、スリーパーホールドで失神させたみたいな感じです。こわっ。

 対局終えて戻ってきたお二人ですが、室田さんの笑顔、もっとこわ・・・。決勝進出するとスポンサーの(株)シーエンジから賞品でマットレスがもらえるということ。

中澤:母の日のプレゼントに。

室田:本人用なら姉弟子特権で巻き上げでしたが・・・ニヤリ

 続いて、もう一局の対局者である村田さんと藤井さんが、戻ってきました。少し年の差があるんで、「藤井さん、小学生の時、私の膝の上に座って将棋してた女の子が大きくなりました」、なんてエピソード紹介が村田さんから。

 対局の結果は感想戦でやったポイント局面だけってことで、盤面は藤井さんが作って動かしてましたが、ところどころ駒を盤にバンと叩きつけては、負けて悔しいところだったか自虐的に、自分の手を反省していました。ということで村田さん決勝進出です。ちなみに上の写真で村田さんが左の方に居ますが、有線マイクは正面向かって、左側と右側に1本ずつ、それ以外にワイヤレスが1本という構成で、三人で話すと、中央に少し間が出来る感じでした。

 

↓ここから午後の部スタート↓↓

 去年も、この至福のスリーショット写真を撮ってもらいましたが、やぁ最高ですね。それと私(というか自称:横浜のトム・クルーズ)、ちょっと去年より痩せてますかね・・・。写真を撮るまでのちょっとした時間ですが、香奈さんから「いつもありがとうございます。この間の藤井九段とのイベントにも来ていらっしゃいましたよね?」と声をかけられ、思わず涙ぐむ汗(泣かなくてもエエがな・・・)僕としては、熱烈なファンっていうのもありなんだとは思っていますが、うっとおしいファンだと思われていたら本末転倒だし不本意なので、節度を持って控え目に明るく軽やかに爽やかにいこうと改めて自覚した次第。そんな感じのことを(正確な言葉は忘れましたが)伝えようと、簡単に「あんまりしつこくならないよう、気を付けます」だったか、そんなことを言いました。軽く受け流して聞いてくれたようなので、ホッとしました。

 写真撮影会に続いて、サイン会です。就位式などのイベントでも話は出来ますが、就位式とかは人が多いし、そもそもの雰囲気が厳かで基本はフォーマルっていう側面があります。それに比べると、サイン会は色紙に書いてもらう1分か2分くらいの間、何でもって言うと多少語弊は有りますが、好きに会話ができる贅沢な時間なのです。

 それで、今回、2つ話しておきたいことがあって、1つ目は上に書いた通り無事に確認ができました。もう一つは、ここのブログのことで、今までも既に勝手に写真載せたり、感想書いたりしてしまっていることを伝えました。ツイッターとか含めて、常識的な(将棋ファンによる好意的な)SNSは容認というのが一般的な状況だとは思いますが。。。こちらも、大丈夫とのことだったので、安心しました。

 昨日は、それで精一杯だったので、あとはもう少し何かしゃべったかな?そう言えば、この後、ルゥクに行くって話をしました。マスターの福間さん、写真で見ると優しそうですねと伝えたら、とってもお世話になりましたと。開店時の様子から伺うに、奨励会時の大変な時にとっても大きなサポートを受けられたように思われます。それと香奈さんにはこのサイン会で、咲紀さんには、別の合間にメッセージカード(元気で頑張って!みたいな)をお渡しすることができました。やっぱり、プレゼントって受け取ってもらえることが一番嬉しいですよね。本当ラブラブ

 会場に戻ると、脇田さん、室田さん、中澤さんによる名古屋の地元トークショーということで、地元ゆるキャラのお絵描きコンテストをやっていました。井上九段が三人にそれぞれ与えられたお題のゆるキャラの絵を順に掲げ、「私、ラウンドガールみたいやね」と。笑い泣き

 左:藤花ちゃん、右:道風君。割と上手いんでは?

 拍手の大きさ評価で勝ったのは脇田さんの138くん?それと、お絵描きの次は自慢のデートスポット紹介だったか?忘れちゃいましたが、名古屋に行ったらコンパルでアイスコーヒー飲んでってことでした。北浜先生、なぜか名古屋に詳しく、よくご存知で。研修会?か指導のような仕事でよく行かれるそうです。

 続いてはメンバー変わって、北村女流司会で、咲紀さん、藤井さん、田中さんによる方言トークショー。敬語っぽく話すと方言だしにくいと、若干苦しい企画でしたが、3人とも頑張ったかな。咲紀さんの話で、ストレスたまった時は、カラオケでワンオクかウーバーを熱唱するとのこと。(悲しいかな、私にはワンオク?ウーバー?残念わからないのですが。。。) 方言話は、島根弁で「いけないから」、が「いけんけん」になるそうで、そのケンケンしか覚えていません(^^ゞ

 目元とか、どちらかというとお母さん似?ちょっとこのせつなさ感が半端ないって。

 最後のイベント、決勝解説が始まりました。

 最後は順番で交代。2番手チーム。ただ、持ち時間15分、切れたら30秒なのでどんどん進む。

 最後トリは、香奈&咲紀の姉妹解説のはずでしたが、北浜「スマホ持ってきた?」 姉妹「あっ」 北浜「私の置いてくから」 姉→妹「すぐ取りに行って」 妹「ラジャー」 北浜「終盤戦、もう追いつかないから、急がないと。自分の使っていいから」 姉「それは申し訳ないので、では先生も残ってくだいさい」・・・というようなやり取りの末の一枚です。パッと見ると香奈さんがエアギター弾いて、そこに北浜先生が乗っかるみたいな絵に見えなくもないですが・・・。

 安定の笑顔。誰が笑わせた??北浜先生「ここは、次の手どうしますかね?里見さん!」 里見「えっ」 北浜「油断して考えてなかったでしょ?」 里見:www

(正直、里見香奈さんの大盤解説登場シーンは、ここだけだったのですが、3時から親子向けの講演があったので、そちらが終わってホッとしたって感じだったですかね、たぶん。)

 もはや説明不要ですね。シンプルピュアドキドキ

 これは、もうどうなってるのみたいな最終局面。

 スマホ中継と若干タイムラグが有るのか、解説が完了する前に対局者の二人が戻ってきてしまいました。勝ったのはどちら?

 中澤さんが猛攻を仕掛け、勝ちに近づいたと思いきや村田さん意地の反撃。その後、正確に詰みを読み切らないと勝ちが見えない一手差争いとなり、本日の幸運の女神は村田さんへと微笑まれたようです。

 全員揃って閉会式。参加者女性(10人くらい?)向けに傘のプレゼントがあり、じゃんけんで当選者を決めた。最初、香奈さん、次は咲紀さんだったのは覚えていますが。。。それから、スポンサーさんからいろいろな、お土産の抽選があり、参加者の半数か3分の1くらいの人が当たったようですが、私はオール外れ。ショボーン あと村田さんから、今日の様子をみなさんSNSで上げてもいいですが、女流棋士の写真はみんな半目NGですから宜しく!って。

 表彰式。優勝、村田智穂女流二段。運営責任もあって人一倍忙しかったでしょうから、なおさらのこと、非公式戦とは言えおめでとうございます。

 この日は進行役裏方の長谷川さん。一日仕事を終えて安堵の笑顔?

 記念品の扇子とコースター(上の1個)。下の2つのコースターはサイン入りで、2個で1000円。お買い得ですよね?これは私の財力にもよるんですが、直筆色紙が相場で数千円(これはそんなところかと)、直筆扇子は一声一万円。この直筆扇子って高いなぁって、単純に思っちゃうんだよね、正直なところ。

 扇子には参加女流棋士の全員の名前が。もちろん印刷ですが、これは豪華。あとコースターは2個入りで袋詰めのため、買ってからでないと誰のサインか分からないシステムでしたが、長谷川さんと見事、香奈さん、引き当てました。爆  笑

 

 こちらは、昼に書いてもらった色紙の揮毫。今回は、この今心、心月、大志から選ぶようになってましたが、今心(こんしん)は新作。自分で作った言葉だそうですが、今を大切にしたいとのことです。どこかのインタビューか記事で「今」って漢字を挙げられていたので、違和感ないというか納得。

 

関西女流棋士フェスタの後、将棋barルゥクに行きましたが、そちらは別スレッドで。。後ほど。