中継ブログに対局現地の前日記念撮影ほか、写真と記事が出ていますね。明日は是非とも幸先よく、里見さんが先勝することを祈ってます。
4月に入って、成績自体は一般棋戦で澤田六段と大橋四段に、女流棋戦ではマイナビタイトル戦の１、２局で西山さん、清麗戦予選で甲斐さんにと、計５敗を喫して勝星からは一時的に遠ざかっていますが、一言でいえばclose（クロース）なんじゃないかと。話が飛びますが、2010年に仕事でオランダに行ったのですが、その時にオランダ現地の人とメールでやりとりしていて、たまたまワールドカップ・サッカーの日本vsオランダ戦が結構な接戦で、最後は負けてしまったんですが、次の日にその人から来たメールに"close"と書かれてました。動詞でclose（クローズ）は閉じるという意味ですが、形容詞のclose（クロース）は接近とかいう意味で、惜しいとか僅かの差だったねという意味だったんでしょう。発音もクロースよりクロウスの方が近いかもしれません。日本語でも野球なんかではよく接戦だとクロスゲームだったとか言うように思います。いずれにしても、有ると言えばあるんだろうけど僅差だったということだと思います。
澤田戦、大橋戦も良く戦ったけど、少し足りずに、実力的にもお二人の方がやっぱり少し上なんだと思われますし、西山戦の初戦はもちろん本当は勝ち切りたかったと思いますが、惜しい結果となり、甲斐戦は多少その尾を引いていたかもしれませんが穴熊にがっちり組まれて作戦負けのようになり、西山戦第２戦は（当日解説を見ていただけで、それ以上見てませんが）本当のクロスだったのではないかと。里見さんは勝った時に、よく、応援してくれるファンの人が喜んでくれるので良かったと思うと話されているので、ご自身では、勝っても負けても今の実力では、まだ足りない点を感じ、対局後にはいろいろ課題が見つかったりして、さらに精進することを第一とされているのだと思われます。
明日の女流王位戦、現チャンピオンの渡部さんも背負ってる期待の大きさを受け止めて、そのプレッシャーに負けじと戦われると思うので、やっぱり激戦になるように思います。当然、ここに照準を合わせて準備して来ているだろうし。
とにかく、元気があれば何でもできる！！里見さん、頑張れ～♥