超人気シリーズ（？）の第四弾です。前回教室に行ったのが3/29だったので約3週間ぶりとなります。最近の私はプロの棋戦を観る以外は詰将棋くらいで、二枚落ちの作戦は全然イメージできていませんでしたが、前回と同じように、定跡進行の銀多伝となるのは避けようと、普通の振り飛車＋美濃囲いでいくことにしました。それと負けて悔しいと思う気持ちがどうも足りないようなので、今日は（日付変ったので昨日はというべきか？）絶対勝つという気持ちで指そうと、事前状況はそんなところでした。結果から言うと、最後勝たせてもらいましたが、自玉が３手隙の局面で相手玉を２手で詰めろ必至に持って行ければ勝ちです、さあ探してみましょうというところまで教えてもらいながら正解手が見えず分からず、「降参です」と言ってしまったので、勝負は負けでした。ただし、最後寄せ損ねて局面もぐじゃぐじゃになって反省不能になると学びが無いので、そういう意味では今日はちゃんと得るものも大きかった気がします。
”今日の教え/学び”
１）振り飛車は歩を突き捨てつつ持ち駒にして飛車先軽く捌いていくのが大事
２）有利な局面で、遊んでいる駒を有効活用していくような手が大事
例によって棋譜は最後に載せてますので、気になる方（＆業務連絡
ケムマキ君さん）は、そちらをご覧ください。
序盤戦の山場。上手25△８三金と上がった局面。実戦では26▲４六歩でしたが、局後の肇先生の指導で、上手の主張は６筋の位だけのところ、ここで下手から26▲６六歩と反発し、△同歩、▲同角、△６五歩に、▲４八角とでも引いておいて、そこから６筋か８筋に飛車を振り直す感じで７七桂まで参加させれば言うこと無しとのことでした。いやぁ、まさにそういうスタイルの将棋を目指しているんですぅ・・・
とは言え、32▲８五銀まで進み、取ってくれれば飛車が成り込めるので、△７三金と引いても▲８四銀と押し売りしていけばなんとかなるのではと、うまくいったかと思いましたが、33△７五歩、34▲７四銀、35△同銀で、金銀交換になりましたがそれも悪くはないかと。ただ金駒を渡すと途端に８七を狙われやすいので要注意と。
手持ちの銀は温存して上手７四の銀がじわりと忍び寄ってきましたが、36▲５八飛、40▲７九角と事前に退避。この次の一手がこの日一番迷ったかも。上手の△６七銀成と△８七銀成を受けようと、▲７八金などと受けてしまうと△６九銀で割り打ち喰らって余計に被害拡大しそう。昨年末のハッシープロの教えにもあったようにあまり受け過ぎず軽ろやかに流すことを考え、▲３五角と出ちゃおうかと思ったりもしつつ、いったん42▲５七金と寄って、43△８七銀成と端の方向に逸らせてから44▲４七金と戻ってみた。５七に金が残ったままでは飛車道も角道もダブルで止めてしまっているので。。。
その後、飛車を捨ててなんとか上手陣に切り込み、少し（だいぶ？）もたもたしつつ、78▲８一馬と桂馬を取りつつ４五の銀に当てたので79△３四銀と引かれて粘られたところ。ここで、冒頭に書いたように、上手から△６七歩成、△５八との２手が入れば詰めろが掛かるので、２手で寄せるように。焦って▲１五桂と王手してしまって、△１四玉では捕まらなくなると。ここで、遊んでいる駒の活用が大事で、もう最後は馬を引くとまでヒントをもらったものの、▲３六馬ではないというので、この局面でギブアップ。正解は80▲６三馬で、次に▲４一馬と入られて下から追われると受からないと。。。今日はここまで。
下手：ヤッスー／上手：鈴木肇先生
△７二金 ▲７五歩 △４二銀 ▲３八銀 △５三銀 ▲５八金左 △４二玉 ▲３九玉
△６五歩 ▲７七銀 △６四銀左 ▲７六銀 △５二金 ▲５六歩 △８四歩 ▲２八玉
△８三金 ▲４六歩 △７四歩 ▲４七金 △８五歩 ▲７四歩 △同 金 ▲８五銀
△７五歩 ▲７四銀 △同 銀 ▲５八飛 △５三金 ▲４五歩 △８五銀 ▲７九角
△７六銀 ▲５七金 △８七銀成 ▲４七金 △７六歩 ▲３五角 △７七歩成 ▲５五歩
△６七と ▲５四歩 △５八と ▲５三歩成 △同 銀 ▲５四歩 △同 銀 ▲５三金
△３二玉 ▲５八金 △４五銀 ▲４四歩 △同 歩 ▲４三歩 △２四歩 ▲４四角
△４六歩 ▲４二金 △２三玉 ▲４八金引 △５七歩 ▲同金右 △５六歩 ▲６七金寄
△６九飛 ▲５九歩 △８九飛成 ▲７一角成 △６六歩 ▲８一馬 △３四銀 ▲６三馬
△６七歩成 ▲４一馬 △１二玉 ▲１五桂 △１四銀 ▲３一馬 △２二桂 ▲３二金
まで88手で下手の勝ち