平成最後の夏休み! | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 明日1日だけ会社に行って、その後すぐまた土日が連休なのですが、一応今回の夏休みは6連休ということで今日が最終日でした。前半3日間は将棋漬け、後半3日間は実家に戻って介護の手伝いでした。

 初日が叡王戦観戦、2日目が途中からですが京急将棋まつりに行って、3日目は家のPCでぽんぽこさんと二枚落ち試練の十番勝負・・・で見事に10連敗しました(涙)。四間飛車で6五の位を取って、高美濃組んで、うまくいくと評価値+3000点くらいまでは行きますが、駒がぶつかり出して中盤から後半に移っていくところで逆転されてしまいます。模様を張って圧力掛けて、駒得するか飛車を成り込むかくらいになっても、上手の金銀桂にと金とかが自陣に迫ってきて対処しきれず惨敗です。連敗しだすと、途中何をやっても勝てない気がしてきて完全に気力負け(実際は単に棋力負けですが・・・)してしまいました。「負けは上達の過程である。むしろ10局も負けた自分を褒めてやりたい」、と負け惜しみを言っておく。平手でも同じような気がしますが、序盤で簡単な駒損は避けたいところですが、中盤から後半は互いに自玉周辺の堅さと敵玉周辺への攻めの効果度みたいなところに方向転換していかないといけないのでしょうが、そこがまだ全然ですね。では、あるものの合間を縫って、ピヨ馬(初段設定…今見たら1級に下がってた…)との平手戦はスマホで出来るので電車の中とかベッドでゴロっと横になって(オイw)継続していますが、29勝30敗のほぼ五分になってきました。ピヨ将棋の偉いところは、ソフトの棋力設定が絶妙?で、時々とんでもない悪手を指してくれるので、こちらが上手に指せば完勝するし、絶体絶命からでも逆転勝ちするスリルが味わえます。にもかかわらず、負け越しているというのは自分も負けず劣らずとんでもなくヘボい手を選択している証拠なのですが。。。それと、こちらは先手なら5六歩から中飛車、後手なら3四歩、4四歩から四間飛車を軸にしていますが、相中飛車や相振りなどもランダムに指してくるので同じ位の棋力の人と指しているのと似たような感じかなと思っています。それから、高橋九段の「持ち駒のない詰将棋五手」という本を買ってきて始めました。やっぱり五手詰めでもまだまだいろんな形が有るし、こんな形で詰むのかという発見があって勉強になります。

 一昨日からは近いですが実家に帰り、母親の面倒を見てきました。7月末に退院したものの車椅子生活になってしまったので、料理や家事はもう一切できないですし、歩けないのでトイレにも自力では行けません。これまで私はトイレに連れて行く係はやっていませんでしたが、父親が疲れてきているので代わりにやるようになりました。トイレまで車椅子で連れて行き、そこから便器までは何歩かは歩かないといけないので、手すりにつかまりながらも一人で歩行は困難なので(途中でひざがガクッと抜けて転んでしまう)補助でズボンの後ろ側を引き上げて転ばないようにしてあげます。それと、もちろん便器のところではズボンとパンツを脱ぐのですが、本人は両手で手すりにつかまって何とか立っている状態なので、こちらは片手で母親の体を支えながら、はきものを脱がしてやります。終わったら、その逆の順番となります。料理はうちの嫁、姉、ヘルパーさんが来て作ったり、弁当屋さんの配達などで一週間のローテーションが組まれています。私はもっぱら皿洗いくらいです。それも前は父親が自分でやると言って頑固な感じでしたが、最近は代わってもらえるならありがたいという感じに変わりました。この3,4か月ですっかり疲れてしまい、少しもの忘れが出るようになりました。こんなことを書くと天罰が当たるかもしれませんが、どちらかというと年上ながら元気だった父親の老化が進み、父と母が同じような速度で老いていくようにバランスが保たれているのではないかと、どうしても感じてしまいます。夫婦というのは、そういう具合に設計されているとさえ思ったりします。仲が良くも悪くもない普通の老夫婦ですが、こうなってみると言葉には出さないけれども実はお互いに愛し合って支え合って生きてきた、それでもちろんその中で私と姉を育ててきてくれたと思うのです。母親は体力は衰えましたが頭ははっきりしていて、会話に困ることも無いし、また我儘を言ったり恨み言を言ったりはしないので、その点は救われます。骨折した腰はほぼ骨は固まったようですが神経が押されて痛みが残っているようですが力を入れたりせずに座っていたり寝ている時は痛みも出ないようなので、それもありがたい気がします。怪我でも病気でも、何もしていない状態で痛みを覚えるようだと生きていくのが辛いでしょうから。体の痛みであっても心の痛みであっても。今の状態の生活がこの先、何年も続くのかどうかは分かりませんが、劇的に回復する可能性はそんなに高くないかもしれません。それでも、リハビリを続けていく中で歩行器を使ってでもまた歩けるようになってほしいと思います。