[将棋]第44期岡田美術館杯女流名人戦開幕 | 福間香奈さんを応援するブログ!

福間香奈さんを応援するブログ!

女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 昨日の中継ブログを見ていて、?と思ってましたが、隣のホテル小涌谷園は閉鎖になっちゃったんですね。それで少し離れた仙石原プリンスで前夜祭が行われたのかなと。さておき9時30分、いよいよ対局始まりましたね。里見さんは後手番で三間飛車。伊藤さんが向かい飛車の相振り飛車となりました。大盤解説はお昼過ぎからなのでそれまでスマホで中継観戦。今は近くのファミマのイートインで朝御飯。で、このファミマも今月末30日には閉店とのこと。

 ではまた後程…(ここまで9:40頃)
里見さんの攻めが爆発しましたね。大盤解説会も2時間足らずで早く終わりました。今は小田原駅近くの喫茶店に居ますが、家帰ったら続きを書こうかと。途中ニコ生見てましたが天彦名人が藤井四段に敗れるという事件あり。可能性として有り得ることだったとしてもコメが荒れてというのか、衝撃の大きさが伝わってきました。(17時頃)
 
 (帰宅してから1時間くらいかけて追加した記事を保存し損ねて、全部消えてしまいました・・・( ;∀;)、よって全部書き直し・・・。)
 
 今日の対局は里見さんの快勝譜だったので振り返りはさておき、大盤解説会場の話を少し。裏話暴露みたいなノリは宜しくないと思われますので、現地参加の楽しさを伝えるというテイストで。
 上にも書きましたが、今年の前夜祭が関係者限定になったのは、関係者宿泊ホテルが対局会場の岡田美術館と離れた場所になったからというのが理由の一つかもしれません。結局、今日の日中の箱根はぽかぽかと暖かかったのですが、朝とかは道路の凍結とかが懸念されましたし。(一回書いたことを思い出しつつ同じことを繰り返し書くのはつらい・・・)。私は気合を入れて前泊し、朝9時前に会場に到着して整理券を入手。それでも3番だったのですが、最前列の席が8つ有ったのでまったく問題無く、また何が何でも一番乗りをということでも無かったので。その後、開場の12時まで3時間ほど空くのですが、スマホで棋譜中継を見つつ、足湯でのんびりしていたら、目の前を将棋盤を抱えた福崎先生ご一行が通過。「午後の解説会を楽しみにしています」と声を掛けたら、気楽に応じてくれて、さらに「お湯は何℃?」という難しい質問が返ってきました。私はとっさにちょっと熱めの42℃と答えましたが、だいたいそれくらいだったようで、少し離れた場所で足湯に浸って仕事されていました。記事の中では、すご~く控え目に書かれていますが、「これは楽しい、幸せになるぅ!」と大はしゃぎされており、それを聞いているだけでこちらも、のんびり湯に浸かって幸せなんだなぁと、しみじみ実感。思ってることを言うって大事なことなんですね。特に良いことの場合は。
 大盤解説会は福崎九段と清水女流の組み合わせでスタートし、のっけから文吾節が炸裂。若い女性(咲紀さんと絵美菜さん)と一緒に仕事すると中年はニヤケちゃうんですよねぇとみんなに向かって言った直後に清水女流と目が合い、「アッ」となったところで会場はドッカーンと大爆笑。その後もだいたい9割が冗談でした。対局の進行が速かったため、おしゃべりを織り交ぜながらも結構高速で局面を進めていましたが、里見さんの28△4五銀には手を止め、3五も有るし、4五も有るのでこういうときはあいまいに線の中間(強いて言えば3.5五?)に銀を進め、これじゃぁ怒られちゃうけどねみたいなことで、また会場ドッカーン。その後、福崎九段がいったん休憩で、清水女流も裏方というか本務に戻られ、途中入ってきた咲紀さんと絵美菜さんの二人が残っての解説に。そこに立会人の中村修九段が登場し咲紀さんとのペアになりましたが、結構苦心の解説だったようで、局面は2~4筋で沢山駒がぶつかり詰将棋の問題のような形にも見え理解しづらいところでしたが、既に後手番の里見さんが優勢から勝勢に近づきつつ有ったようで、先手が凌ぎ切れないと思われていたようです。次の一手の出題が有ったのですが、それに相応しい局面を選びにくかったようで、結局最後は謎の三択問題(女流棋士で名前に「あい」が有るのは何人か?)に変更され、その時点で約10分の休憩となりました。ヤッスーは館外に出て一服して慌てて10分以内に戻ってきましたが、今度はサプライズで中村太地王座と絵美菜さんのコンビで解説が再開されていました。ところが既に伊藤さんが投了で終局したとのこと。ここは聞き逃してしまいました。しばらくして、両対局者が大盤解説会場に挨拶に来て、里見さんは笑っていますが、これは福崎九段が例の3.5五銀のギャグをぶち込んだからです。伊藤さんは早く終局してしまって申し訳ないと謝っていました。お二人が感想戦に戻られた後、福崎九段が両対局者とも一生懸命戦っているんだけれどもこういう結果になることも有るとのことで、9割冗談なのに、急所の1割は外さないところがまさに妖刀使い。倉敷藤花、女流王将戦と戦形の探り合いのような序盤戦が多かったですが、本局は早々と里見さんが三間飛車に決めて相振り飛車を受けて立っての快勝譜。こうなると少し伊藤さんは次局の作戦の立て方に悩む感じでしょうか?大盤解説会はその後、抽選会も含めて約2時間で終わりました。終わった後に私は少し太地さんと話をすることが出来て、こういうことを聞くのはいやらしいかなとか思いつつ、思っているのにやせ我慢しているのも却っていやらしいかと思い、僕のことを覚えていますかと(実際は少し違う言葉で)単刀直入に聞いてみました。それに対して、もちろん覚えていますとのことで、嬉しかったなぁ。
 さて、今日は全体的にコンパクトにまとまった一日となりましたが、里見さんも見れたし、勝ったし、福崎先生は面白いし、太地さんとも話せたし、咲紀さんも可愛かったし等々、(上田女流三段に敗れた)去年と比べたら意気揚々と言っては語弊があるかもしれませんが、短いながらも大盤解説会を満喫して帰ってきました。
 里見さんの今後ですが、次のように対戦が続きます。
1/21:三段リーグ
1/28:女流名人戦第二局
2/4:女流名人戦第三局
2/10:三段リーグ
2/13:女流名人戦第四局(どちらかが2勝1敗のケースのみ)
2/18:三段リーグ
2/25:女流名人戦第五局(2勝2敗のケースのみ)
3/4:三段リーグ
(マイナビもどこかで・・・)
 
 相手がいることだし未来のことは分かりませんが、スポーツ報知の記事を読んで思いましたが、実はかなり手応えを感じているのではないかと。まだはっきりした星勘定にはなってませんが、そろそろいつ爆発してもおかしくないと思っています。絶対そうなるべきだし、結果はいつか必ず努力の後に少し遅れてやってくるものだと思っています。
 里見さんのためなら、地の果てまでも応援に行く(行きたい…行けたらいいな…)という心境です。
 話変わって、2chとかいう掲示板で、里見オタは気持ち悪いとか書いている人がいますが、それが一般的にどうかは別として、こと私に限って言うならば、その通り!ありがとう!って感じです。