[将棋]里見さんの明日は・・・ | 福間香奈さんを応援するブログ!

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女流棋士の福間(旧姓里見)香奈さんを応援しています。その他将棋や自分の日常のことなど。

 過去5年、10回分の三段リーグ勝ち抜け四段昇格者の勝ち星の推移を日本将棋連盟のwebを見て作ってみました。(つまり、暇人です...。)

 超アナログ作業なので、間違いが有ったらすいません。一期抜けは藤井聡太さんと三枚堂さんの2名、昇格年齢は平均して21歳でした。NHKフォーカスで昇格者の短いインタビューをいつもやっているようですが、60期の二人はともに25歳のぎりぎりで17期も居た苦労人ということで、確か杉本さんだったと思うのですが、ぐっと感極まった映像が流れたはずです。もう一回見たいけど、NHKに行かないとアーカイブは見れないのかな?都成さんも25歳で17期、師匠の谷川前会長がニコ生で弟子採用から三段リーグで苦労したことなどを話されていましたね。延長制度で26歳を超えての昇格は宮本さんだけでしょうか?先週の三浦九段とのNHK杯は手筋の応酬というか、惜敗でしたが非常に面白い一局でした。表中の赤い数字は、8勝以下(つまり全18戦で負け越し)ですが、毎期新しいメンバーが入ってくるし、その中には藤井さんのようにというか、強い人も入ってくるので、新陳代謝が起こるという部分もあるし、10代の若い人の場合、成長分で着実に強くなっているという要素も有るのかと。それ以外にも、やはり実力が拮抗しているために、少し調子を落とすと負けが込んだり、またその逆もありそうです。

 いずれにしても、里見さんは、まずは勝ち越しということになるのかもしれませんが、全力で戦ってくれれば、それでいいですし、もちろんミラクルが起きないとは限りません。ほんのちょっとの差なのかと思ってますが。。。また、そのほんのちょっとの差が大きいのでしょうけど...。それでも大事なのは、その先に何を見ているのかだと思っています。もちろん三段リーグを勝ち抜くこと自体を今は最大の目標としているのでしょうが、その目的はもっと将棋が強くなりたいというところに有ったのかと思いますので、目標自体が目的化しないほうが良いと思っています。自分の目指す明日の姿が見えなくなっては本末転倒なので。女性プロ棋士第一号となれば、それはそれでもちろん嬉しいですが、三段に上がるところまででも、相当部分を里見さんが切り開いてきた訳ですし。

 

 昔のPCは遅くてネットを見るのも時間が掛かって一苦労だったのですが、今はまずまず快適。ということで、忘れていたのを思い出し、今更ながら(^^;、キラリっ娘のそよ風日記(里見日記のみ)とKana Logを読破しました。やっぱり、世界で一番いい子なんじゃないかと思ったりするんだけど。。。えっ、遅すぎ・・・ですか。[:がく~:]

 それと、意外なところで里見さんの昔の写真を見つけたのですが、菅井王位とは歳も近いし、島根と岡山で中国地方つながりだったんですね。菅井王位の将棋世界のインタビューも読みましたが、侍魂を感じます。プロ棋士で後援会が出来るというのは、あんまり一般的ではないのですかね?あるいは相撲のタニマチみたいな、一般には見えない個人支援みたいな感じなのかどうか。棋士は一匹狼のようなところがあるかと思いますが、「私」の部分より「公」の部分に意義を感じて、自分を支えてくれている人達を思い、勝って恩を返すという気持ちを持っている人には、やっぱり活躍してもらいたいですね。

 勝つために自分を律する強い心とひとに優しくなれる思いやりの気持ち。ヤッスーは残念ながら、どちらも無いので、そういう人に憧れるのですね。いやぁ~将棋は楽しいですね。