この3連休、意地になってBonanzaと飛香落ち戦をやりまくって、昨日は20連敗くらいしました。棒銀もダメ、１筋突破もダメ、であと半分以上は3間飛車でずっとやってました。感じとしては、上手が振り飛車っぽい駒組みになるので平手に似ていますが、角道を閉ざしたままがいいのか、開けて角交換を行った方が良いのか？その加減が難しく、均衡を保った状態までは評価値が500～800位で何とか優勢をキープ、その後、1,2手こちらが悪手を指すとそこからガタガタになる。強い。最後は頭にきて10分くらいの早指しでやって負けの山を築いてました。。。
並行して土曜日に古本屋で大山康晴名人の書いた四間飛車（少しだけ三間飛車も有り）の定跡本が200円で売っていたので買って読み切りました。僕が小中学生くらいの頃の、角道止める振り飛車vs船囲い居飛車でよく観ていた形なので懐かしい感じも抱きつつ一気に読み切った。流石、大山先生の本と言う感じで、指し手の変化が細かく示され、必ずしも振り飛車必勝ということはなく、この変化なら良し、この変化では劣勢など、将棋は安直に勝てるものでないことがとうとうと述べられている。また、初心者は恐れすぎずに狙った構想を進めた方が上達が早いとか、いろんな心得も書かれていて将棋ファンの気持ちをよく考えて書かれた名著でした。（本を通して故人の声を聞けるようで感慨深い）
で、やっぱり本は大事ということで、今日の午後に本屋へ行って高橋道雄9段の駒落ち定跡の本を飛車香落ち棒銀戦法だけ立ち読みしてきました。＜買えよ＞自分(-_-;)＞ネットでも飛香落ち定跡が有ること有ったのですが、昨日まではちゃんと読んでなかった。。。それで棒銀一直線で行った時、一回▲２四歩に△２二金と引かれた時、▲２六銀と下がればよいという、そこを知ったのが大きい。で、Bonanzaはいつものように穴熊だったので本のように一気に詰ませられなかったけど、飛車先突破で大楽勝（と言いたいが、実は途中1回だけポカ有り待ったした）。定跡の力は偉大、でも昨日までさんざん負け続けたのが肥やしになった。あと力技で勝てないとイカンかなというのと、穴熊の攻め側守り側ともにぺたぺた駒を増やす感じも、もう少し慣れないとイカン。後で解析を見たら2回くらい即詰を逃していた。。
待ったは有ったけど、ようやく飛香落ちに勝てて大変嬉しい。