「ハイブを去る時は引退の時」と話すピドックを独立と決めつける人たち。 | テテの笑顔が消えないように

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2025年、6月…
あなた達の帰りを待っています。

パンさんがBTSの父というなら、BTSの母はピドック(Pdogg)さんというのは聞いたことがある人もいると思います。そのピドックさんが、最近グクミン界隈でHYBEから独立だとか言われているという情報を頂きました。

 

BTSが兵役に行っている今、なぜ急にそんな風に言われているのか?と、その該当のグクミンシパブログを確認したところ、どうやらHYBEからピドックさんが退社そして独立し、新たなLABELを作るのではないか、またそれがジミンのためのような想像もできる内容で、巨大に膨らんだ妄想Blogになっていました。

 

そしてその出典としてるのが、グクミンシパのXのポストでした。

👉データをよく見ると、

  • 最初の1つ目のライターには、JIMIN(10005241)とあり、Music Publisherで音楽出版社(韓国語では권리출판사:権利出版社)のところには、株式会社HYBEとあります。これは、ジミンのこの曲はHYBEの音楽権利ということになるんですね。
  • 次に、4つ目を見るとライターにはPDOGG(W0770800)さんのお名前があり、音楽/権利出版社のところが空白になっています。

👉このグクミンシパの空さんは、音楽権利出版の部分を「所属」と思い込んだのでしょう。ポストには、「やっぱりピドックさんは独立なんだろうな」と、「やっぱり」という元々思っていたような言葉をつけて、このデータで決めつけてしまったようです。

 

 

👉そしてそれが間違いないと思ったのは、きっと…このリポストしてる過去データに基づくものかと思います。

こちらを確認すると、
1つ目の曲はチングとあるので、ジミンとテテの「Friends」です。
その5つめ、赤く囲んでる部分ですね、そこがPDOGG(W0770800)のお名前で、BIGHITENTERTAINMENTとあります。これは2020年の2月ですので、まだHYBEになる前であるというのと、ピドックさんがBIGHITの社員であるということを伝えたいのだと思います。
ですがMusic Publisherで音楽出版社(韓国語では권리출판사:権利出版社)というだけで、ライターの所属欄ではありません。

 

2つめの曲は「Yet To Come」です。

上と同様に、4つ目のところにPDOGG(W0770800)のお名前があり、音楽出版社の欄にはHYBEとあります。

HYBEには、2021年の4月からですので、こちらも同じように、ライターのピドックさんはハイブの社員であると伝えたかったのかなと思います。ですが残念ながらこちらも、「ライターピドックさんの制作した部分の、この曲の音楽権利はHYBEにある」こんなニュアンスかと思いますが…。

 

そして3つ目の曲は「CLOSER THAN THIS」です。最初に上で説明したとおりです。
 

これだけだの情報だと、確かにピドックさんが携わった最新の曲だけが音楽出版社が空白になっていますので、独立したのではないか?などという発想にもなりそうなので…もっと古いデータを確認してみました。

 

まずはこちら

👉こちらは2016年に公開したAgustDの「The Last」です。上から3段目と6段目を見ると先程までと同様に、ピドックさんのお名前がありますが、音楽出版権利の欄はどちらも空白です。

 

👉そしてこちらは、RMがWaleとコラボしたCHANGEです。

こちらも2017年の曲ですので、ビッヒ時代のもの!
2段めと5段目にピドックさんのお名前がありますが、音楽出版権利の欄は空白です。

 

 

こうやって比較してみると…最近になってピドック(PDOGG(W0770800))さんの音楽出版権利の欄が、空白になったわけではないことが分かるかと思います。

少し前までリリースしない公開曲があり、ピドック氏携わったそれらが「空白」になっていたように感じます。ですが今はオリジナルはリリースに切り替わっているため、正確な共通点を掴むことは出来ませんでした。
たった3曲を比較しそれだけを理由に、BTSの主軸のプロデューサーであるピドック氏が、HYBEを退社だの、独立だのと決めつけ、ちゃんと調べもせず先走ってしまうのはとても無責任で、危険ではないでしょうか💦
ましてやグクミンシパからしたら誰より大切なジミンを引き抜くかのような妄想を、あたかも事実のように、Blogで話してしまうのは、ジミンにとってもプラスになるのでしょうか?

 

ちなみにですが…音楽に関心のあるファンはちゃんとご存知だと思いますが、ピドック氏は随分前から「Dogg Bounce」という個人スタジオ(LABEL)を所有しています。ここへ来て新たにLABELを立ち上げたわけではありません。

 

また以前Blogにもしていますが、HYBEの草創期のメンバーであるピドック氏は「2021年事業報告書」の内容では、給与、賞与の他、株式買受選択権(2016年11月に行使価格1,062ウォンで受け取ったストックオプション12万8,000株を株価31万3,000ウォンに行使しながら、1株あたり31万1,938ウォンの利益を得た。)行使の利益などを含む計400億7,700万ウォンを受け取っています。

これだけのものがあるので、税金対策のためにも個人LABELを所有していても何ら不思議はないですよね…なぜそういう発想にならずに、ファンに不安を煽るような唐突な物語を作って堂々とBlogにするのでしょうか?あまりにも度の過ぎた無責任な妄想なので通報しました。

 

 

 
ピドックさんの記事は山ほどありますが、その中の一節を最後に紹介したと思います。

「BTSを知るまで多くのアーティストを見てきたが、ここまで音楽を愛しているアーティストは見たことがなかった。メンバー全員が音楽に対する情熱を持っていて、本当に一生懸命だ。絶え間ない努力を見せ、素晴らしいアウトプットをするBTSには、私でさえモチベーションが上がります」
Pdoggは、ハイブの創始者であり会長であるパン・シヒョクに冗談めかして 「私がハイブを去るときが、ミュージシャンとしての引退のときだ 」と言ったと語った。
こんな言葉を吐く人が、そんな簡単にハイブから離れるんでしょうか?