モンゴル~乗馬本番~
次の日から馬で移動してテントで2泊することとなりました。
荷物はワゴンに積んで、スタッフの人達が運んでくれます。
長時間の移動に耐えられるべく昨日の練習用の馬とは違う馬がやってきて、かなり大きく優秀そうなエリート馬となりました。
移動して目的地へいかねばならないので初日とは比べ物にならないほど早足で馬を移動させます。
モンゴル3回目、乗馬が目的でやってきたkさんはさすが!の乗りこなしですぐにひとり立ち。
犬君もなかなかの腕前でひとり立ち。
あとはホエさんと馬の持ち主ジョシュ君ともう一人面倒を見てくれるトシュゴ君が一緒に移動。
私は・・・離さないで!ジョシュ君!!という気持ちとジョシュ君の「こいつには大事な馬はまかせられねえ」という気持ちがリンクして手綱をもって移動してくれることとなりました。
しかしこいつは20歳の若造。加えて乗馬のベテラン。彼的にはかなり抑えて馬を動かしてくれたとは思うんですが、他の誰の追随をも許さない早さ。いくら平原とはいえ多少のアップダウンはあり、加えて例のネズ公の穴がふんだんにあって、たまに馬が足をつっこんでよろけるという恐怖感もあります。
だから!ジョシュ君!!こわいから!!というのが日本語も英語もわからないジョシュ君には伝わらない。むしろ面白がられる。スピードがあがる。
ギーヤーアーアー!!たああーすけてェェェー
ここでおもいだしたけれどもおおおーわたしー自転車ものれないのおおォォォォーーー・・・
という悲鳴も恐怖のあまりあがらないまま誰よりもはやく進む。
馬にしがみつくだけで精一杯でした
結局最後の最後まで一人で馬に乗ることができなかったなあ。しかし後悔はしてません。こわいんだもん
ちなみに乗馬は両足で挟み込むようにして乗るので、股のあたりが痛くなるっていうけど、私はつよくしがみついてたせいか腕と肩がいたかったです

荷物はワゴンに積んで、スタッフの人達が運んでくれます。
長時間の移動に耐えられるべく昨日の練習用の馬とは違う馬がやってきて、かなり大きく優秀そうなエリート馬となりました。
移動して目的地へいかねばならないので初日とは比べ物にならないほど早足で馬を移動させます。
モンゴル3回目、乗馬が目的でやってきたkさんはさすが!の乗りこなしですぐにひとり立ち。
犬君もなかなかの腕前でひとり立ち。
あとはホエさんと馬の持ち主ジョシュ君ともう一人面倒を見てくれるトシュゴ君が一緒に移動。
私は・・・離さないで!ジョシュ君!!という気持ちとジョシュ君の「こいつには大事な馬はまかせられねえ」という気持ちがリンクして手綱をもって移動してくれることとなりました。
しかしこいつは20歳の若造。加えて乗馬のベテラン。彼的にはかなり抑えて馬を動かしてくれたとは思うんですが、他の誰の追随をも許さない早さ。いくら平原とはいえ多少のアップダウンはあり、加えて例のネズ公の穴がふんだんにあって、たまに馬が足をつっこんでよろけるという恐怖感もあります。
だから!ジョシュ君!!こわいから!!というのが日本語も英語もわからないジョシュ君には伝わらない。むしろ面白がられる。スピードがあがる。
ギーヤーアーアー!!たああーすけてェェェー
ここでおもいだしたけれどもおおおーわたしー自転車ものれないのおおォォォォーーー・・・
という悲鳴も恐怖のあまりあがらないまま誰よりもはやく進む。
馬にしがみつくだけで精一杯でした

結局最後の最後まで一人で馬に乗ることができなかったなあ。しかし後悔はしてません。こわいんだもん

ちなみに乗馬は両足で挟み込むようにして乗るので、股のあたりが痛くなるっていうけど、私はつよくしがみついてたせいか腕と肩がいたかったです


モンゴル~焼印式~
モンゴルでは焼印式という行事があります。
何をするかというと、目印のための焼印を生まれた仔馬の足に押し、来年も仔馬がたくさん生まれるように、とお祝いをする行事です。日にちは決まってなくて、大体9月のはじめぐらいの天気のいい日にやるようで、私達はたまたま2日目に運よく遭遇しました。
近所の人達総出で行われる焼印式は大仕事。
まずコテをよく熱して
嫌がる仔馬を押さえ込んで焼印。もちろんなるべく馬に負担をかけないようにすばやく!
比較的のんびりやるので疲れたら場乳酒をのみつつ休憩
で、全部の馬に印を押したら今度は宴会へ!準備している間よそのゲルへ遊びにいってみることに。
(もちろんそこでも場乳酒&おやつてんこ盛り攻撃)
意外と写真が喜ばれ「次は俺だ!」「今度は俺とあいつをとってくれ」とすっかり楽しい雰囲気に
しかしいい雰囲気のなか私一人取り残されたことにふと気がつく。みんなはどこへいったかというと宴会用の羊の解体ショーをみてたそうです。うう。見損ねた。まあいいけどね。
←つぶされた羊
で、その羊はホルホグという料理に変身
←よーく焼いて
出来上がり
私達はいったん宿泊用ゲルに戻り、明日からのキャンプに備えて荷造りをしました。一応荷物は全部もっていくのですが、テント泊なのでなるべく出し入れしやすく荷造りしてみる。一緒にやるほどのもんでもないので、一人せっせと荷造りを・・・って、だから犬君、5枚しか着替えないんだからパンツだのTシャツだの選ばないの!!なんでもいいから早くよこせ!!
そして夜、再びジョシュ君の家へ。むせ返るような羊料理のにおいと煙と場乳酒とウォッカと出来上がってるおっさん達がお出迎え。うおおー。すげええー。まさにモンゴル!!!
端っこから順番に3軒のゲルをみんなで移動。3mぐらいのゲルの中に常時10人は押し合いへし合いわいわい飲みまくり、歌いまくりで大騒ぎ。
しかしその横で若手の男性陣がせっせと料理をつくったりお酒を注ぎ足したり歌えといわれたら歌ったり。
奥の方でおっさん達はでんっと座ってすっかり出来上がってる。
この図は・・・日本の会社の宴会の図じゃないか!重役達が奥で座ってすき放題やってて若手社員がせっせと世話をする。どこの社会も似たようなものなのね
そのうち若手社員、じゃなくて若いモンゴル君がナイフで指を切ってしまった。どうやら血が止まらないらしい。私がホエさんに「ゲルに戻ったら消毒液と絆創膏が!!」と騒いでると、なんとマッチ棒が登場。
まさか。火をつけてるけど。まさか。まさか。うおおお怪我した指に押し当てたアアアア
これにて1件落着。っぽい雰囲気となりました。
日本の若手社員と若いモンゴル君のたくましさの違いをまざまざと見せ付けられた事件でした。
ちなみに、宴会をやったゲルには心づけの意味のお金をおいていく習慣があるみたいです。
いつかモンゴルで万が一そんな場面に出くわしたときは忘れずにお願いします
その節はkさんお世話になりました!
蛇足ですが、その夜、前夜の様に寒くて目がさめるということはなくぐっすり眠れました
羊肉がよかったのか馬乳酒がよかったのか??
もちろん犬君もぐっすり・・・って犬君の布団だけ羽毛布団?!私のはせんべい布団だったのにいいい
という驚愕の事実が発覚しました。まああの巨体が風邪で倒れる面倒を思うとあったかく寝てくれたほうが
いいか
何をするかというと、目印のための焼印を生まれた仔馬の足に押し、来年も仔馬がたくさん生まれるように、とお祝いをする行事です。日にちは決まってなくて、大体9月のはじめぐらいの天気のいい日にやるようで、私達はたまたま2日目に運よく遭遇しました。
近所の人達総出で行われる焼印式は大仕事。
まずコテをよく熱して
嫌がる仔馬を押さえ込んで焼印。もちろんなるべく馬に負担をかけないようにすばやく!
比較的のんびりやるので疲れたら場乳酒をのみつつ休憩で、全部の馬に印を押したら今度は宴会へ!準備している間よそのゲルへ遊びにいってみることに。
(もちろんそこでも場乳酒&おやつてんこ盛り攻撃)
意外と写真が喜ばれ「次は俺だ!」「今度は俺とあいつをとってくれ」とすっかり楽しい雰囲気に

しかしいい雰囲気のなか私一人取り残されたことにふと気がつく。みんなはどこへいったかというと宴会用の羊の解体ショーをみてたそうです。うう。見損ねた。まあいいけどね。
←つぶされた羊で、その羊はホルホグという料理に変身
←よーく焼いて
出来上がり私達はいったん宿泊用ゲルに戻り、明日からのキャンプに備えて荷造りをしました。一応荷物は全部もっていくのですが、テント泊なのでなるべく出し入れしやすく荷造りしてみる。一緒にやるほどのもんでもないので、一人せっせと荷造りを・・・って、だから犬君、5枚しか着替えないんだからパンツだのTシャツだの選ばないの!!なんでもいいから早くよこせ!!
そして夜、再びジョシュ君の家へ。むせ返るような羊料理のにおいと煙と場乳酒とウォッカと出来上がってるおっさん達がお出迎え。うおおー。すげええー。まさにモンゴル!!!
端っこから順番に3軒のゲルをみんなで移動。3mぐらいのゲルの中に常時10人は押し合いへし合いわいわい飲みまくり、歌いまくりで大騒ぎ。
しかしその横で若手の男性陣がせっせと料理をつくったりお酒を注ぎ足したり歌えといわれたら歌ったり。
奥の方でおっさん達はでんっと座ってすっかり出来上がってる。
この図は・・・日本の会社の宴会の図じゃないか!重役達が奥で座ってすき放題やってて若手社員がせっせと世話をする。どこの社会も似たようなものなのね

そのうち若手社員、じゃなくて若いモンゴル君がナイフで指を切ってしまった。どうやら血が止まらないらしい。私がホエさんに「ゲルに戻ったら消毒液と絆創膏が!!」と騒いでると、なんとマッチ棒が登場。
まさか。火をつけてるけど。まさか。まさか。うおおお怪我した指に押し当てたアアアア

これにて1件落着。っぽい雰囲気となりました。
日本の若手社員と若いモンゴル君のたくましさの違いをまざまざと見せ付けられた事件でした。
ちなみに、宴会をやったゲルには心づけの意味のお金をおいていく習慣があるみたいです。
いつかモンゴルで万が一そんな場面に出くわしたときは忘れずにお願いします
その節はkさんお世話になりました!蛇足ですが、その夜、前夜の様に寒くて目がさめるということはなくぐっすり眠れました
羊肉がよかったのか馬乳酒がよかったのか??
もちろん犬君もぐっすり・・・って犬君の布団だけ羽毛布団?!私のはせんべい布団だったのにいいい
という驚愕の事実が発覚しました。まああの巨体が風邪で倒れる面倒を思うとあったかく寝てくれたほうが
いいか

モンゴル~初めての乗馬と馬乳酒~
2日目はすっきりとした晴れて気持ちのいいお天気でした。
朝食後はいよいよ初めての乗馬!面倒を見てくれるのはジョシュ君という本職の(?)遊牧民の人でした。
馬は日本の馬より一回り小さく、それほど恐怖感がありません。手綱をジョシュ君に引いてもらいつつゆっくりと歩く。なーんだ。余裕
どこまでいっても平原でそれはそれはのどかな感じでした。
とりあえずは宿泊してるゲルからすこしはなれたジョシュ君の家のゲルまで移動することになりました。
ジョシュ君の家は馬牧場をやっていて馬がたくさんいました。
モンゴルの人達は水を飲む感覚でとにかく馬乳酒をよく飲む。馬乳酒は当たり前ですが馬の乳を醗酵させたものでまたこの馬の乳が乳牛なみによく出る!
やり方としては
①仔馬と母馬を引き離しておく。
②仔馬を母馬に引き合わせてちょびっと乳をのませ、あとは体だけ仔馬と母馬を引っ付けさせた状態で馬の乳をいただく(母馬は仔馬に飲ませてるつもり)
こうして絞って醗酵させた場乳酒をたくさんふるまってくれます。
この青いバケツみたいなのいっぱいに場乳酒がはいってます。
モンゴルの人は客人にとてもたくさんの食べ物と飲み物を振舞ってくれると聞きましたがほんとーにすごいです。青いバケツから金魚鉢(!)に移し替えた場乳酒をひしゃくで(!!)どんぶり鉢に(!!!)入れてくれて、飲めという。他にも食べ物とかお菓子をてんこ盛りにしたお皿を出してくれる。

で、お味はというと、甘くないのむヨーグルトです。ええ。なかなか飲めるもんじゃないないし、独特の濃さがあっておいしゅうございます。しかし胃腸の弱い日本人にはそうそう飲めるもんじゃない。どんぶり鉢半分がんばって飲むのが精一杯。すみません、軟弱もので・・・
そしてその後お約束のように下しまくり。
ほんとにほんとに軟弱日本人ですみません。ああっそんながっかりしたような目でみないで・・・・おいしくないわけじゃないのよおおおお。これ以上飲んだら乗馬に差しさわりが出てくるからああ
便秘体質じゃない自分がこれほど悔しいと思ったことはなかったです。
朝食後はいよいよ初めての乗馬!面倒を見てくれるのはジョシュ君という本職の(?)遊牧民の人でした。
馬は日本の馬より一回り小さく、それほど恐怖感がありません。手綱をジョシュ君に引いてもらいつつゆっくりと歩く。なーんだ。余裕
どこまでいっても平原でそれはそれはのどかな感じでした。とりあえずは宿泊してるゲルからすこしはなれたジョシュ君の家のゲルまで移動することになりました。
ジョシュ君の家は馬牧場をやっていて馬がたくさんいました。
モンゴルの人達は水を飲む感覚でとにかく馬乳酒をよく飲む。馬乳酒は当たり前ですが馬の乳を醗酵させたものでまたこの馬の乳が乳牛なみによく出る!
やり方としては
①仔馬と母馬を引き離しておく。
②仔馬を母馬に引き合わせてちょびっと乳をのませ、あとは体だけ仔馬と母馬を引っ付けさせた状態で馬の乳をいただく(母馬は仔馬に飲ませてるつもり)こうして絞って醗酵させた場乳酒をたくさんふるまってくれます。
この青いバケツみたいなのいっぱいに場乳酒がはいってます。モンゴルの人は客人にとてもたくさんの食べ物と飲み物を振舞ってくれると聞きましたがほんとーにすごいです。青いバケツから金魚鉢(!)に移し替えた場乳酒をひしゃくで(!!)どんぶり鉢に(!!!)入れてくれて、飲めという。他にも食べ物とかお菓子をてんこ盛りにしたお皿を出してくれる。

で、お味はというと、甘くないのむヨーグルトです。ええ。なかなか飲めるもんじゃないないし、独特の濃さがあっておいしゅうございます。しかし胃腸の弱い日本人にはそうそう飲めるもんじゃない。どんぶり鉢半分がんばって飲むのが精一杯。すみません、軟弱もので・・・
そしてその後お約束のように下しまくり。ほんとにほんとに軟弱日本人ですみません。ああっそんながっかりしたような目でみないで・・・・おいしくないわけじゃないのよおおおお。これ以上飲んだら乗馬に差しさわりが出てくるからああ

便秘体質じゃない自分がこれほど悔しいと思ったことはなかったです。