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いざモンゴルへ~ミアットモンゴル航空について~



当然身近にモンゴル航空に乗った人なんかいません。どんなかなーと思ってたら意外と快適キラキラまあ機材が古いのはしょうがないとしても全体的に対応はとっても丁寧で親切でした。

しかし何はともあれすべてがちょーアバウト。
乗客が離陸前に座席を元に戻さない、ベルトしない、そしてそれを乗務員達が注意しない。
一番びっくりしたのが離陸前に一人の乗客の携帯がなり、急いできるのかと思いきやそのまましゃべりだし、そして乗務員がその横をスルー・・・っておい凝固たしか日本ならスチュワーデスさんが血相を変えて目だけ笑ってない笑顔で「お客様?!」とつかみかからんばかりの対応を受けるはずの出来事だと思うんですが。

えー、後で知ったことですがモンゴル航空は世界安全度ランク最下層にランクされながらも、その機材の安全性、クルーの技術の高さはすばらしいらしい。きっと乗客はクルー達に全面の信頼を置いてのことなのでしょう。どきどき。

ついでに言うと帰りの手荷物検査で明らかに液体を大量に持ち込んだにもかかわらず(わざとじゃなくて出すの忘れてただけ)スルー。どきどきどきどき

そんなこんなの飛行機の旅を経て4時間後いよいよモンゴルの地へつきました。



モンゴルに決定3~ツアーの落とし穴

申請したビザも手に入り、あとは出発を待つばかり。

ツアーの中身は
1日目 ウランバートル着 ゲル泊
2日目 乗馬練習 ゲル泊
3日目 一日20km乗馬でトレッキング テント泊
4日目 上に同じ
5日目 午前中マンドシル寺院観光後、最初のゲルに戻る
6日目 ウランバートルから成田へ

というスケジュールでした。
先に言っておきますが、私は決してワイルドな旅行を望んでたわけではありません。
軟弱といわれてもいった意味ないじゃんといわれてもいい。ちょっと肌で自然を感じつつでも快適なホテルにひっこんで楽しむぐらいの旅が丁度いいわけなんです。

なのでテントが2泊、というのがちょっとひっかかってました。つらい思いをするのはいやだから準備万端にせねば!と色々検索ちゃん

どうやらゲルといってもツーリストゲルというものがあって、そこはホテル並みに快適らしい。ほ。
ワイルドな旅をしてる人もいるけどまあ私には関係ないわね。ふむふむ。まあ参考程度にー・・って大変ねえ、お風呂に入れなかったり停電したりにゃ

出発3日前、ツアー会社の人に持ち物についてメールで相談してみました
あったかい格好はしていったほうがいいんですか?アメニティグッズ、タオルは付いてるんですか?お風呂はゲルひとつに付きひとつ付いてるんですか?泊まるゲルの名前を教えてくださいなどなど

<回答>夜は氷点下になりますから必ず暖かい格好をしていってください。
    アメニティグッズ、タオルはありません。ご用意ください
    泊まるゲルは遊牧民の生活に近いゲルです。hpやガイドブックに載ってません。

・・・・・・・なんですって?なんですって?なんですとおおおおー?

ゆ、ゆ、ゆ、遊牧民の生活にちかいゲル?!他人事のように眺めてた停電だの断水だの青空平原がトイレだのというあのゲル?!ぎょおーえーえームンクの叫び

あとで知ったのですがツーリストゲルにも色々ランクがあるらしい。そんなああーっ平原でのサービスにランクもへちまもないと思ってたのに泣

それから出発までどれだけ長かったことか。
犬君にその事実を伝えると切なげな瞳で私を見つめる。反抗の言葉を発さないように急いで睨む私。
でも行く前から二人の心はひとつ。「無事に早く日本に帰ってこられますように」

モンゴルに決定2~ビザ取得

国を決めたのでツアー検索。どこも似たようなもんだったんで一番よさげなところをてきとーに決めて申し込んでみました。今思えばこれがいけなかった・・・

お金ももったいないことなのでビザ(モンゴル旅行はビザがいる)は自分で取得しよう!と決意して、モンゴル大使館のHPを開き、確認。
HPから申請入力をして、申請書を印刷して写真を貼ってモンゴル大使館に持ち込めばいいらしい。

が、案の定見事失敗。何回やってもうまくいかず。

ち。こんなもん大使館に行ってそこで用紙をもらって記入すればいいんだろープンプンと思い、念のため大使館に電話してみたら「だめです。必ず申請書を入力してから印刷したものを持ち込んでください」との回答。

なああにいいいー?!と文句をひとしきりたれた後、でもひっくり返りそうにないので仕方なく再度トライ。当然アグラをかいていた犬君のしりを引っぱたき一緒にやると・・・できた。(どうやら空欄にしてはいけないところを空欄にしてたらしいガーン)犬君の軽蔑したような瞳を睨み付けつつなんとか終了。

どうにかしてできた申請書を持ってモンゴル大使館へ。
場所は松濤。高級住宅街。地図を片手にうろちょろうろちょろ・・・ナイ。大使館がナイイイ悔し泣き
おっかしーなー?確かこの辺・・と思って犬を散歩中の紳士に聞いてみると、親切に大使館の前まで連れて行ってもらいました。ってこの古ぼけたマンションが大使館?!たしかに「モンゴル大使館」って書いてあるけど・・と恐る恐るはいってみると、思いっきり普通のマンションのロビー。そのロビーをなんにも手を加えないで受付、申請場所として使用してました。すげー・・モンゴルって・・・・