【日本ハム】就任2年目の新庄剛志監督は「勝つために鬼になる」 異例の紅白戦漬け…実戦で戦力見極める
日本ハムの新庄剛志監督(50)が9日、千葉・鎌ケ谷でスタッフ会議に出席し、就任2年目のスタートを切った。
2月沖縄キャンプでは初日の紅白戦を皮切りに練習試合、オープン戦を含めて12試合を計画。新庄監督は1試合14~15イニングの異例の紅白戦も視野に、実戦漬けでレギュラーを早期に見極める。
トライアウトと位置付けた昨季から一転、2023年は「心の底から優勝したい」と本気だ。キャンプは180度変わる。1年前は1、2軍を「ビッグ組」「ボス組」と呼んで選手を平等に扱ったが、今季は違う。「『君は実力がないから2軍』とはっきりさせる。勝つためには鬼になる」と言い切った。
キャンプはシビアなテスト期間となる。新庄監督は「もう練習はいらない。試合だけの紅白戦デーを何日かつくる。多くの投手を投げさせたいから14~15イニング。打者も6、7打席立たせて。実戦でとにかくアピールしてほしい」と語った。
すでにレギュラー格が投手と野手を合わせて7人いると明かしているが、数少ない空席に誰が入るかも、「オープン戦の前くらいには決めたい」と新庄監督。早ければ2月中にもメンバーを固め、シーズン中は極力1、2軍を入れ替えない方針を示した。
中日スポーツ
【日本ハム】新庄剛志監督、キャンプイン前夜にテレビ生出演決定 サプライズ発言もあるかも(日刊スポーツ)
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日本ハム・新庄監督「好き勝手采配しません」キャンプは実戦漬けでレギュラー固定
後ろの白いダウンのカメラ持ちは!私です(笑)!
日本ハムの新庄剛志監督(50)が“オレ流”采配を封印する。9日、千葉県鎌ケ谷市でスタッフミーティングに出席。「今年は好き勝手はやらない」と宣言した。
就任1年目の昨季。トライアウトと位置づけ、選手個々の能力を把握する狙いもあり、さらに実戦テスト的な狙いもあって自由奔放な作戦を展開してきた。
「去年好き勝手やらせてもらって、コーチの力っていうのがものすごく大事ってわかった。今年はコーチと相談しながら、アドバイスもらいながら、力を貸してもらいたいなと思います」と話した。
キャンプでは実戦漬けにする考えも明かした。「初日から紅白戦するし、試合だけのための日を何日かつくりたい。(1試合で)14~15回(イニング)やれたら良いなと」としその上で、レギュラー、1軍、2軍を振り分ける方針。「そこでメンバーを固定したら、1年間入れ替えないかなっていう、ぐらいのメンバーを作っていきたいなと思ってる。そのメンバーに入れなかったら上がれないよっていう」。故障者を除く全選手を1軍で起用した昨季とは真逆。厳しく序列付けし、戦う集団のみで臨む覚悟だ。
「球団が用意してくれたエスコンフィールドで、そのために監督に選ばれたと思っているので、心の底から優勝してみたいな、優勝してやるぞって気持ちでオフは過ごしていた」。優勝しか目指さない今季。鬼になって突き進む。
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日本ハムドラ1 二刀流の矢沢いきなり大谷超え?
日本ハムのドラフト1位ルーキー・矢沢宏太投手(22=日体大)が、プロ1年目からの二刀流に早くも手応えをつかみ始めている。 今月上旬から新人合同自主トレに参加している左腕は15日にプロ入り後初となるブルペン入り。稲葉篤紀GM(50)や加藤武治投手コーチ(44)らが見守る中、捕手・古川を立たせ6割程度の力で30球を投げ込むと直後には打撃練習も敢行。“本格二刀流調整”で汗を流した。
練習後の矢沢は「まだ評価できるレベルの強度ではないので。点数をつけるのは難しい。投打の練習で疲れ? 特にない。今まで通りの感じ」と涼しい顔で今後さらに練習強度を上げていくことを強調した。
まだ自主トレとはいえ、順調かつ的確な調整ぶりとあって、周囲からは「この調子なら1年目の大谷(翔平=エンゼルス)の成績を超えるのでは」という声が出ている。
大谷はプロ1年目から投手として13試合で3勝、打者としても77試合で打率2割3分8厘、3本塁打、20打点だった。だが、自主トレや春季キャンプでの調整は何もかもが初めてだったこともあり、手探りの状態を余儀なくされた。
その点、矢沢は大学時代から綿密な二刀流の調整法を研究したうえでトレーニングを実践。大きな故障もなく投打で結果を残してきた。現在は球団トレーナーらと密に話し合いを重ねながら練習メニューを調整。自主トレのこの時期に二刀流調整のメドが立ち始めている。となれば、大卒と高卒のスタートの違いもあるため、1年目からの「大谷超え」もある。
それでも簡単な道のりではない。練習の強度が上がれば疲労やコンディショニングに悩まされる可能性もあるが、本人はこう自信をのぞかせる。
「今はある程度練習の時間帯だったりメニューだったりが同じ。流れがすごくつかみやすい。ただ、(キャンプが始まる)沖縄に行けば沖縄のタイムスケジュールがあると思う。そういうところを臨機応変に対応したい。(練習量は)まだまだ全然行けるので」
不安どころか日に日に自信と経験値を上積みする22歳。伸びしろは計り知れない。
【関連記事】
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ダルビッシュ、日ハム後輩の伊藤大海と合同トレ 侍J共闘も心待ち「楽しみです」
「7日から約1週間、ファイターズの伊藤大海投手とサンディエゴで自主トレを」
野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(パドレス)が15日(日本時間16日)、伊藤大海投手(日ハム)とカリフォルニア州サンディエゴで合同自主トレを行ったことを報告した。自身のツイッターを更新し、「WBCで一緒のチームで野球ができるのが楽しみです」と綴った。
凄すぎて選べない…超豪華投手陣を“大胆予想” ダルビッシュはパドレスの帽子とトレーニングウエア姿の伊藤とのツーショット写真を公開。日ハムの先輩、後輩とはいえ、もちろん同時期にプレーしたことはない。
「7日から約1週間、ファイターズの伊藤大海投手とサンディエゴで自主トレを行いました。最初はなかなか話してくれなかったけど、最後は友達として認めてくれた気がします」とツイートした。
侍ジャパンの強化合宿は2月17日から。メジャーリーガーの侍ジャパン合流時期はまだ正式決定していないが、新旧エースのタッグは貴重な時間となったはずだ。
Full-Count編集部
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パドレス・ダルが日本ハム伊藤との合同自主トレ明かす「WBCで一緒のチームで野球ができるのが楽しみ」
日本ハムの伊藤(左)との合同自主トレを報告したダルビッシュ(自身のツイッターから)
3月開催のWBCの日本代表に選出されているパドレスのダルビッシュ有投手(36)が15日(日本時間16日)、自身のツイッターを更新し、日本ハムの伊藤大海投手(25)と合同自主トレを行ったことを明かした。
「(1月)7日から約1週間、ファイターズの伊藤大海投手とサンディエゴで自主トレを行いました」と投稿した。
12年に日本ハムからレンジャーズに移籍したダルビッシュと、20年ドラフト1位の日本ハムの伊藤と在籍時期は被っていないが、伊藤は日本代表に既に内定しており、3月の大会本番では初めてチームメイトになる。
ダルビッシュは「最初はなかなか話してくれなかったけど、最後は友達として認めてくれた気がします」とジョークを挟みつつ「WBCで一緒のチームで野球が出来るのが楽しみです」とつづり、笑顔の絵文字を添えた。
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【日本ハム】伏見寅威捕手
投手陣を引き立て「2桁勝たせたい」
【日本ハム】伏見寅威捕手 投手陣を引き立て「2桁勝たせたい」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
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二塁の定位置奪取へ日本ハム・石井一成が田中広、中村奨らとの自主トレで成長
【箭内桃子のBehindTheBall】
日本ハム・石井一成内野手(28)が、二塁の定位置奪取へ挑む。今オフは沖縄・恩納村で広島・田中広、ロッテ・中村奨らとの合同自主トレに参加中。球界を代表する二塁手との〝合体〟で牙をとぎ、レギュラーをつかみとる。
「体も大きくしたいですし、パワーアップも含め、すべてにおいてレベルアップしたい。長打を打ちたい。二遊間を守りながら長打も打てれば強い。そこを目指していきたい」 昨季は102試合に出場し6本塁打32打点、打率・236。
「ホームランももっと打ちたいですし、二塁打ももっと増やしていけたら」。自身としてはキャリアハイの12二塁打、6三塁打をマークした昨年から、さらなる高みを見据えた。
体重管理にも力を入れている。「体重が落ちると成績も落ちてしまう。体重を増やして筋肉も増やしてウエートアップしていくことがこのオフの目標」。1日5食の食トレとウエートトレーニングで「(松本)剛さんみたいな体が理想」と目標を掲げる。 内野の定位置争いは激しい。昨季西武からトレードで加入した山田や、米大リーグから〝逆輸入〟で入団したD3位・加藤豪など新戦力も加わった。
「(春季キャンプは)いきなり紅白戦なので、アピールしないと2軍という記事も見ましたし、厳しい戦いになると思う。できることをしっかりやって万全の状態で2月1日を迎えたい」。初日からアクセル全開でアピールしていく。
(サンケイスポーツプロ野球記者)
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