山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜 -5ページ目

山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

九州(主に熊本)の山登りやってますw
よかったら読んでやってください(o^^o)

寒気も徐々に緩んできたこの季節…

久しぶりに有名な山にでも登ってみよう。

ということで…

 

〜祖母山〜

大分県と宮崎県の県境にある標高1,756mの山。熊本県、大分県ならびに宮崎県の三県にまたがる祖母連山の主峰で、花の百名山にも選ばれておりカキランが代表する花とされている。

 

 

今回は職場の上司と一緒に登ることとなった。

登山経験がまだ浅いその上司、本命は大崩山希望なのだがその前の足慣らしに祖母山に登ってみようとなったワケだ。まぁ予行演習みたいなもんかな…

 

当日は朝早くに熊本を出発、午前7時頃にスタートの神原登山口に到着する。

この季節…やはり登山者は少なく、第一駐車場も車は疎らだ。

 

そんな中、準備が終わったら…

祖母山目指して出発〜っ

 

…と、ここからはいつものようにグダグダと説明するところだが、今回は接待登山なために写真も少なく自撮りもなし…

ということでサラッと流していくのでご了承頂きたい…(謝)

 

今回は神原登山口から国観峠を経由して山頂を目指す最短ルート。

ただこのルートは急登であり、また標高差も1,000mほどあるのでかなりキツいコースだ。

私自身も下りでしか使ったことのないルートでもある。

はたして…大丈夫かな…(不)

 

駐車場からまずはコンクリ道を登り、滝鑑賞コースを進む。

うむ…見慣れた風景…(癒)

 

五合目小屋まで進み、ここから国観峠まで急登を登っていく。

このルートは途中には見どころもなく、ただひたすら急登を登るキツいだけ…って感じの登山道である。

はたして…初めての祖母山でこのルートで良かったのかね…(汗)

 

とまぁ…そんな不安な中で登りはじめたわけだが、休憩もこまめにとりながら雑談にも花が咲き、気がつくと国観峠に辿り着いた。

ひと息ついたら山頂目指して出発。

ここからは比較的なだらかになるが雪がかなり残っていて、さらに標高が上がると凍ってるところも多い。

アイゼンが必要になりつつあるが…上司はたぶん持ってないと思うので自分だけ着けるのもねぇ…(困)

 

まぁなんとかなるだろうと歩みを進めて…

無事に祖母山頂に到着〜っ

空は雲ひとつない青空…しかし霞んで視程は悪く、遠くの山々は見えていない。せっかくの山頂からはスッキリしない景色で残念…

と思いきや、上司のほうはとても感動している様子だ。

たしかに初めての祖母山頂なので感激だよな…

祖母山から見える山々を紹介しつつ、山談義を終えたら下ることにする。

聞くとアイゼンは持っているとのこと…

持ってたんか〜いっ 

とツッコミを入れれるわけもないが…

であれば…お昼にするにはちょっと時間が早いし、下りは神掛岩経由に変更し、そこで大休止にするとしよう。

 

九合目小屋までの下りはこれまた雪が深く滑りやすく仕上がっているためアイゼンを装着して下りていく。

ゆっくり安全第一で下りていき、九合目小屋に到着。

ここでお昼にしてしまおうかとも思ったが、まだ早い気もするのでとりあえず下り続けよう。

 

メンノツラ分岐から神掛岩方向に進む。

急登を下り、メンノツラ谷との分岐を過ぎてさらに下ると神掛岩との分岐まで到着。

ここまでサラッと書いたが、けっこう足に辛い険しい下りである…(疲)

まぁ…二度ほどここを登りで使ったワケだけどね…

 

とりあえず神掛岩まで足を伸ばし、ここで大休止。

上司はかなりお疲れの様子…ちょっと強行軍だったかな…と心配したが、祖母山登頂の興奮に加えて険しいロープ場などを通過してきて気持ち的には大変満足してるようだ。

 

30分ほど休憩して分岐まで戻り、そこから五合目小屋へと向かう。

上司はほとんど無口になってしまったが、とりあえず緩やかで歩きやすい道となったので足取りは問題ないようだ。

五合目小屋で少し休憩した後、遊歩道をゆったりと下り進み…

 

駐車場に無事到着〜っ

大変お疲れ様でしたっ

 

 

今回登った祖母山は言わずと知れた九州にある百名山のひとつ。

登山者も比較的多く、また登山道も東西南北いろいろなルートも存在する。

一番楽に登れる(と私は思ってる)北谷登山口からがメジャーであるが、健脚の方々は尾平登山口からも好まれるルートがある。

今回私たちが登った北側からのルートは距離こそ短いが、急登で標高差もあるので登山者の数的には少ない。

ただアクセスを考慮すると、北谷や尾平よりも大きな道路から近いので登山口までの車移動は楽である。

私見であるが、初めての方や初心者は北谷、健脚の方は尾平、数回登ったことのある方は神原や白水、テン泊とか縦走なら傾山から、または障子岩からがオススメ…と、いろいろな登り方ができる優秀な山である。

くじゅう連山にも負けず劣らずの山であるし、山頂からの眺めは最高である。

また山系には傾山をはじめ、たくさん個性的な山が連なっているので単品で登っても楽しい山域だ。

 

〜今回のルート(クリックで拡大)〜

 

〜Epilogue〜

九州最後の秘境と言われる大崩山に登りましょうっ

宴会かなんかで上司と盛り上がった山談義だったが、いざ行くとなると体力的とか登山スタイルとかが気になるために難易度の比較的低い山に一緒に行ってみようと思い計画した今回の山旅。

当初は神原から山頂へのピストンの計画だったが、思いのほか時間がかからなかったので計画を一部変更し、下りは神掛岩経由で下るルートとした。

これは神原から前に登ったルートの逆周りでの周回コースである。

上司にしてみれば、初めての祖母山でこのルートはかなりハードだったと申し訳ない気持ちもあったが、体力も充分だったし、思っていたよりも装備もしっかりしていたので大崩山も問題ないだろう。

次は大崩山っ

とかなんとか山談義で盛り上がりの帰り道であった…

途中でお礼に買っていただいた高森の唐揚げが素晴らしく美味しかったことを最後にお伝えしておく…

でゎ また次回っ

 

 

 

おわり