山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

九州(主に熊本)の山登りやってますw
よかったら読んでやってください(o^^o)

ソロで九州(主に熊本)の山登りやってますw 
それぞれの山に登った時の出来事を事細かく書いている日記ですので「クドイ」ですが、それでもよろしければ読んでみてくださ~いw

猛暑である…

こんな時は山に登って涼しい山頂で癒されようっ

ということで…

 

〜黒岳〜

くじゅう連峰の東端に位置し、由布市庄内町、竹田市直入町、竹田市久住町の三町にまたがる山塊。つまり高塚山(1587m)、天狗(1550m)、荒神森(こうじんもり)(1530m)、前岳(1334m)などを集めた総称が黒岳で、盟主は高塚山である。

 

 

さて昨今の私は休みともなるとバイク三昧、本業(?)の山登りはすっかりご無沙汰していた。

しかしこの暑さ続きでツーリングも辛くなってきた折、どこか涼しいところに行きたい…とあれこれ考えたときに思いついたのがこの黒岳だったのである。

6年前に登った時に、前岳山頂近くの岩場で涼しい思いをしたのが鮮明に残っており、またあの岩場の涼しさを味わいたいと思ったわけだ。

あと目的地を黒岳最高峰の高塚山ではなく前岳までにしたのは、かなり久しぶりな山旅なので体力的にもこれくらいの距離が限界かなと…(申)

とにかくそんなワケで今回の山旅はくじゅう山は黒岳の前岳山頂を目指す計画とした。

 

当日の朝は早くに自宅を出発、ミルクロードからやまなみハイウェイを通って男池へ進み、そこからさらに先へと進んで白水鉱泉の白泉荘の入口に到着する。

6年前はもうひとつ先の黒嶽荘から登ったのだが、今回はポピュラーな白泉荘からの登山口を選択した。道も良さそうだし…(期)

 

登山者用の駐車場は敷地内ではなく、料金所手前の脇にある。

午前7時過ぎに到着した白泉荘登山口の駐車場は1台だけ先着の車があったがガラガラの状態。

まぁこんな猛暑で天候も不順な8月は登山者も少ないよな…(納)

そういえば途中の牧ノ戸峠も長者原も駐車場空きがあったしね…。

 

とかなんとか考えてるうちに支度が整ったので…

涼を求めて黒岳の前岳に出発〜っ

 

まずは登山口から舗装された登山道を登っていく。

キャンプ場の中を進んでいく道で歩きやすいが、いかんせん久しぶりの山登り…調子に乗らないようゆっくりと歩いていこう…(戒)

 

しばらく進むと山道になった。

見上げると緑の木々が美しい…まさに森林浴しながらの山歩き。気持ちいいねぇ(癒)

道はだんだんと登りになってきた。

この付近からの登山道は岩が多くなるのだが、北側斜面なので苔むした岩ばかりである。滑らないように気をつけよう。

斜度はそれほどでもないが、久しぶりなうえにこの暑さも手伝ってかけっこう息が上がる(苦)

そんな時は足を止めてひと休み。

見上げると美しい緑…癒されるねぇ〜山はいいねぇ〜(憩)

 

登りの道はだんだんと険しくなってきた。

それよりも汗の量がハンパない…もぅ汗腺が壊れたんじゃないかと思うくらいカラダ中から噴き出てる…(大汗)

ハァハァ言いながらもやっとのことで白水分れに到着。

久しぶりの山登りだからなのか実際に険しいからなのか分からないが、とにかく疲れた…(泣)

そういえば前回の黒嶽荘から登ってきたルートでもここまでキツかったなぁ…

まぁ黒にしろ白にしろどっちもキツい登りだってことだ…(疲)

 

しばし休憩したら先に進む。

岩がゴロゴロしている道だが、歩きにくいかと言えばそうでもない。

標高が900mを超えた付近から幾分涼しくなってきた。

しかし道は果てしなく続くようなジグザグの登り…ゆっくり登っているつもりだが息が上がる…(苦)

もっとゆっくりでいいってことなんじゃね…(大汗)

ふと地図アプリを確認してみる…と、ここはすでに急登ゾーン…そりゃキツいワケだ…(汗)

疲れてくると注意力散漫になり、目印テープや道標を見落として道迷いする危険もある…気をつけよう…(戒)

 

しかし…山登りってこんなにキツかったっけか?

足が…だんだんと重くなってきた…(苦)

汗も相変わらず噴き出てる…

 

たまらず休憩っっ

 

ふぅ…ザックを置いて落ち着いてみると心地よい風が吹いてて気持ちいい…(涼)

水ばっかり飲んでるのでここではおにぎりで栄養補給もしておこう…

うん…少し落ち着いたぞ…(安)

なにも急ぐ必要はない…時間はたっぷりある。無いのは体力と若さである…(真)

無理は禁物…急がず騒がすゆっくりゆっくり登っていこう…。

 

道はいよいよ本格的な岩場になった。

なかなかデンジャラスな岩場もあるので注意。

踏み外さないよう慎重に登り進むと見覚えのある展望台にたどり着いた。

おぉ 見晴らしいいねぇ(美)

さてこの先も険しい岩場が続く。気を引き締めてゆっくりと登っていこう…油断大敵滑落注意である。

 

岩場の急登ゾーンを登り終えると比較的平坦な道になる。

二足歩行で歩ける喜びを噛み締めながら軽やかな足取り…

と油断してたらまた岩場になった(焦)

 

大きな岩の塊みたいなところを越えると巨岩に囲まれた谷間に着く。

おぉ ここだここだ…

ここがお目当ての天然クーラーの岩場だ(喜)

とても涼しい場所で、ビックリするくらいヒンヤリとした空間なのである。

大きな岩に囲まれており厳かな雰囲気があって神秘的でもある…

下界の皆様には大変申し訳ないが、ムチャ涼しい…(幸)

ずっとここにいたいくらいだが、風邪ひきそうなので先に進むことにする(寒)

 

しばらく進むと尾根の左側に出て開けた岩場となる。

今回の一番の危険な箇所と言える岩場だが、ゆっくり進めば問題ない。

ロープ場などもあってアスレチックな気分を楽しみながら、さらに森の中を進んで尾根の右側に取り付く。

最後に木々を掻き分け苔むした岩の道を登り終えると…

 

前岳山頂に到着〜っ

あ〜 しんどかった…(疲)

 

前回はここから更に高塚山まで進んだわけだが、今回はそんな余裕あるワケもなくここがゴール地点である。

…あの頃は体力あったんだなぁ…(懐)

とかなんとか思いにふけながらも、さっそく山頂からの眺めを楽しもう。

山頂からは西側と北側の景色が楽しめる。

ちょっと雲が多いので最高…とまではいかないが、美しい緑の山々と麓の街が広がる素晴らしい景色だ。

 

ここ前岳は1300mほどの山であるが、それでも猛暑な下界に比べるとバツグンに涼しい…。

やっぱり夏は山だね(爽)

 

さて、お昼には少し早い気もするがお腹も空いているので、ちょっと先の木陰にて大休止。

本日のメニューは…

夏の定番「ざるそば」とおにぎり、デザートには「白玉クリームぜんざい」だw

でゎ いただきまぁす♪

 

デザートまで美味しくいただいたら暫しの山頂満喫タイム…

景色も良いし天気も良いし空気も美味いし…

緑が美しいし空の青さもステキな山頂…

う〜ん…癒されるねぇ 山はやっぱりいいねぇ〜

…ちょっと虫がウザいけど…(汗)

 

さて…しこたま山に癒されたら、そろそろ下山することにしよう。

下山は登ってきたルートをひたすら戻るだけ。

 

とはいえ、急な斜面で岩場の多い道なので気をつけて下っていこう。

油断大敵滑落注意である。

 

それに道がわかりにくい箇所も多く、記憶だけで安易に下っていくのは危険だ。

人の思い込みってのは怖いもので「こっちだ〜」と思い込むと道に見えてしまい、間違った場所へと迷いこむことだってある。

慎重に地図などを確認しながら進むことが大切だ…(戒)

 

慎重に…慎重に…

…まぁ二度ほど道を間違えながらもなんとか無事に下り続けている…今のところ…

 

しかし標高が低くなるにつれ、気温がどんどん上昇してくる…汗もどんどん噴き出してくる…

暑い暑い…熱いっ

なんか怖いくらいの汗の量だっ

2L持ってきた水もなくなってしまった(焦)

塩分補給のカリカリ梅も底をついた…

まぁ…もう少しで下り終わるので予備の水とその他の水分でなんとか足りそうなのだが…

夏の山登りはやっぱり水分は大事である…(訓)

 

急な岩場の下りが終わり…

白水分れで休憩し…

キャンプ場を通過して…

 

駐車場に無事到着っ

本日の山旅はこれにて終了〜っ

お疲れっしたっ

 

 

今回の山旅は、短い距離でそれなりにキツくて、それでいて涼しさも兼ね備えた山というワガママなリクエストに応えてくれるくじゅうの黒岳(前岳)に登ったわけだが、夏場で久しぶりの山登りにはちょうどいい行程であった。

多くの登山者がごった返すくじゅう山ではあるが、この黒岳は登る人が少なく、実際にこの日は一度も他の登山者には会わなかった。

穴場と言えば穴場なのだが、険しい箇所も多くて目印が無い箇所もところどころにあり、なんと言っても急登なのでお気軽に…とはいかない山でもある。

とはいえ、ある程度の経験と技術があれば難なく登れる山なので、一度は白水鉱泉の方からのくじゅうを登ってみていただきたい。

体力と時間がある方は高塚山まで足を伸ばすルートも面白いので、是非チャレンジしてみてはいかがだろう。

 

〜今回のルート(クリックで拡大)〜

 

<今回の動植物たち>

 

〜Epilogue〜

いつもであれば今回のルートくらいの距離では物足りない山行なのだが、久しぶりの山登りなうえ真夏ということもあり、どの山にどのルートで登るかを考慮した結果の黒岳であった。

もうひとつ選択肢としていたのは神原からの祖母山が候補だったのだが、前岳手前の岩場での涼しさが脳裏から離れず、最終的に黒岳に登るとこにした。

急登なルートとしたワケは、次の山行に向けての予行と体力アップにあったわけだが、実際に登ってみると体力の衰えを痛感した…(弱)

また夏場の山登りで必要な十分な水と塩分補給の重要性も再認識した。

とはいえ、距離的にも時間的にも今の私にはちょうど良い行程だったので、山のチョイスは間違いなかったと思う。

目的の山行まではもうひとつふたつ急登な長距離をやっておいた方がが良いかな…と考えつつも、今はとにかく炭酸飲料とアイスをカラダが欲してるのでさっさと失礼する…(渇)

でゎ また次回っ

 

 

 

おわり