山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜 -2ページ目

山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

九州(主に熊本)の山登りやってますw
よかったら読んでやってください(o^^o)

明日は天気が良いらしい…

ひさしぶりに山登りしようっ

…ということで…

 

〜由布岳〜

湯布院の北東部にそびえる標高1,583mの由布岳は、双耳峰を持つ美しく荘厳な姿から「豊後富士」と呼ばれ親しまれている。

 

この由布岳にはいつかは登ってみたいと思っていたのだが、熊本の自宅からは遠距離なためなかなか足が向かなかった…

が、いい加減そろそろ登ってみようと決心したわけだっ

 

由布岳にはたくさんの登山ルートがあるようだが、まずはオーソドックスに正面登山口から登ってみたい。しかし人気のあるコースなので車を停められるか心配…

ということで朝は早くに自宅を出発、午前7時に登山口駐車場に到着した。

チラホラ車は停まっていたが、なんとか駐車することが出来てひと安心。

本日は予報通りの最高に良い天候に恵まれて楽しい山登りができそうだ(嬉)

さっそく準備をして…

 

それでは念願の由布岳山頂目指して出発〜っ

まずは国道を渡って草原を進む。

野焼きが終わったばかりで殺風景だが、空は青々と澄みきっていて気持ちの良い登山道である。

正面にドーンと由布岳が朝日に照らされた美しい姿を見せていてカッコいいぞ(惚)

待ってろ〜由布岳〜っ

 

しばらく進むと道は森の中に入る。

石の多い道となるので足元に注意して歩こう。

目印テープはないが看板でしっかり表示されているので迷う心配はない。

 

合野越分岐に辿り着いた。

ここからはジグザグに標高を稼いでいく道となる。

山の斜面はたいしたことなく直登でもいけそうだが、九十九折りだと勾配がほとんどないので楽ちん。

…でももう少し間隔が狭くても良かったんじゃないかな…(汗)

 

果てしなく続く九十九折りの登り…キツくはないのだが風景が単調であまり面白くない…(飽)

そんな声が聞こえたのかどうか分からないが木々の高さが低くなって空が開けてきた。

南側が一望できるところからは遠くにくじゅう連山が横たわっている。

雄大だねぇ〜(惚)

 

長く続いた九十九折りがやっと終わり、山頂付近に近づくとけっこう急になってきた。

終盤になるとやっぱりキツい登りとなるね…

でもあと少しっ がんばって登ろうっ

山頂部の分岐、西峰と東峰に分かれるマタエと呼ばれるところだ。

とりあえず険しそうな西峰へ向かう。

何故険しい方を選ぶかというと…そういう性分なので仕方ないのだ…

 

まずは鎖を伝って岩登り、少し進んで更に鎖場である。山頂部はなかなかアスレチックに仕上がっている。

その先で火口部の中に入ると…うおっ 次は本格的な岩登りになってるぞっ

鎖が施されてはいるが…けっこう危なっかしい様相…

どこをどう進んでいくのか分からない岩の壁で…ホントに登っていけるのかと心配になりそうなルート…マジメにやらないと滑落しそうな岩場である…(真)

 

そんな岩場もなんとかクリアして、平坦になった道を進んでいくと…

由布岳西峰山頂に到着〜っ

さて山頂からの眺めは…

おぉ 素晴らしい眺め(感)

くじゅう連山と湯布院町の街並みとそこから北に向かって広がる草原地帯、東方向は鶴見岳と東峰を一望できる。

思っていたより壮大な眺めだ。素晴らしいっ

 

さて次は…

火口をぐるっとまわる「お鉢廻り」ルートで東峰に行ってみようと思う。

事前情報では危険な箇所が多いのであまりお勧めはされていないが、通行止めとかにはなっていないので大丈夫だろう…と思う…

細い道を進むと…おゎっ いきなり急斜面の下りになってるっ しかも崩れてる箇所もあって…危ないじゃん…(怖)

雪もチラホラ残っていて危険度を助長させている…

慎重に…油断大敵滑落注意である…。

 

お鉢の北側端が一番低いところとなって、ここからは登りとなる。

むちゃくちゃ危なそうな岩場(これがゴジラの背ってヤツらしい)を進むと見せかけてロープ場を下る。

ここは…なかなか肝が縮むロープ場なので真剣に取り組もう…(危)

北側には雪がたっぷり残っているのでゆっくり…ゆっくり…(険)

最後の急登の先に剣ノ峰が聳り立つ…

おぉ カッコいい…けど急だな…(汗)

がんばってよじ登った先に東峰へと続く稜線が現れた。

ゴツゴツした岩場を切り抜けて進んだ先の岩場に最後のロープが垂れ下がっている。

ここまででかなり体力を奪われたが、ロープをしっかり握りしめてチカラを振り絞って登り終えると…

 

由布岳東峰山頂に到着〜っ

いやぁ疲れた…が、山頂にはこれまでの苦労が十分報われるほど絶景が待っていたっ

西峰からは見えなかった別府方面とくじゅう連山の奥に祖母山系が微かに確認できる。

さすが名峰と呼ぶに相応しい眺めだ。素晴らしいっ

 

さて…お昼も近くなったので大休止といきたいところだが、なんせ山頂部には人が多くて風も強い。

少し下ったところの道外れに景色の良さげな岩があったのでそこで休憩することにする。

 

本日の昼食は…

おにぎりとデザートのコーヒーゼリー♪

でゎ いただきまぁすっ

 

澄みきった青空と美しい眺め…やっぱり山はいいねぇ(癒)

苦労して登ってきた甲斐があったってもんだっ

…それにしても西峰に登る岩場…ここから見たらすごいトコを登ったんだと感心する…(怖)

 

さてっ

山頂を満喫したらそろそろ下山することにしよう。

下山は、マタエまで下ったらお鉢廻りが終わってそこからは登って来た道を戻るだけ。

 

さすがに下りは早く、1時間半ほどで森の入口まで辿り着いた。

ここから草原を下って…

正面登山口駐車場に到着〜っ

お疲れさまでしたっ

 

 

今回登った由布岳は、九州でも名峰として有名で登山客も多い。

当日も朝早くからお昼過ぎまでひっきりなしにたくさんの人が登っておられた。

今回のルートである正面登山口から東峰に登る登山道は比較的登りやすくなっており、老若男女問わず気軽に楽しめるコースである。

軽装でも登れないこともないが、やはり最低限の装備はしておいた方が良いと思う。

ともあれ、由布岳は登りやすいうえに山頂からの眺望も素晴らしいので登って損はない優秀な山である。

みなさんもぜひ一度は登ってみてはいかがだろう。

 

〜今回のルート(クリックで拡大)〜

 

〜Epilogue〜

なかなか登る気になれなかった由布岳に今回初めて登ったワケだが、登ってみるとさすが名峰と呼ばれる理由がわかったような気がする。

アクセスが良く…山頂までは登りやすく…山頂部は険しく…そして山頂からの眺めは最高…という山で大事な要素を全て含んでいるのだ。

登山客が多いのも頷ける…が、やはり個人的にはちょっと遠いのが玉に瑕…(悶)

まぁ日帰りできない距離ではないので、また登りに来てもいいかなぁ…と考えつつも、帰り道はまた3時間ほどの運転となるのでさっさと失礼する…

でゎ また次回っ

 

 

 

おわり