そういえば最近、山登りに行ってない…
この季節は新緑が美しく、お花もわんさか咲いてるっていうのに何をしているんだ私はっ(焦)
ということで…
〜京丈山〜
熊本県下益城郡に位置する標高1,473mの山。南側五家荘方面から眺めると長い稜線の一部の様に見えるが、北側から眺めると目丸山と雁俣山の間にしっかりとしたピラミッド型のピークを見ることができる。
美しい花を鑑賞することが好きな登山者には特に名峰として知られ、カメラを構えて美しい花々の写真を撮る姿を多く見かける。
この季節はカタクリの花やヤマシャクヤクの花が咲きほこるこの界隈、2年前に同じ時季に訪れた時は雁俣山から京丈山へと縦走したのだが、今回は京丈山へ距離の短いハチケン谷から直接登ろうと思う。
熊本市からは美里町へ入り、国道445号を南下する。いつもの細く険しい酷道だ(汗)
二本杉峠を過ぎると広い道路となり、しばらく進むと左斜めに進む道が京丈山登山口の看板とともに現れる。
その細い道を500mほど進むとハチケン谷登山口に到着する。
すぐ先に広場があるので車はそこに駐車させていただく。
4月も終わろうとしているが、山の中はけっこう寒い…(凍)
昼間は気温も上がりそうだから厚着は出来ないが、パーカーでも羽織らないと耐えれんかも…。
そんなこんなで準備が出来たら…
京丈山お花見ツアーに出発〜ぅ
…と、ここからの道中は以前にも登った記事を参照いただくとして今回はサラッと…(抜)
まずは林道をひたすら登っていく。
新緑が美しく、右手に見える沢のせせらぎも清々しい。
ちょっと寒いけど…(冷)
長い林道を登り終えると…?
工事現場だ(汗)
道の補修…というかコンクリート道が作られている。
そんな中を申し訳ない気持ちで右に伸びる道を少し進むと登山口が現れた。
ここからはいよいよ山道となる。
久しぶりな登山道歩き。少し急なところもあるが、なんだか気持ち良いね。
急な坂を登り終えると雁俣山との稜線道に出合う。
ここからも歩きやすい遊歩道だ。
気持ちよく歩いていると第一カタクリこちゃんを発見っ
おぉ〜会いたかったよぉ(嬉)
でもまだ日陰なので元気がないな…
岩場に出た。
カタクリの次はヤマシャクヤク〜っ
…と意気込んで辺りを見回すが、蕾はあるがまだ咲いてはいない…(残)
でもまぁ…山頂先の展望所に行けば見れるだろ…
新緑が眩しい登山道を歩き続けるとほどなく…
京丈山山頂に到着〜っ
おぉ カタクリの花が咲いてる〜
山頂ではちゃんとクルリンと巻いていて俯き加減で恥ずかしそうに美しい姿を見せてくれていた。
可愛いねぇ〜(惚)
さて、山頂からの景色は…
天気がとても良くて最高の眺望だ。
展望できる範囲は北の方向だけだが、熊本の街までしっかり見えており、我が家も確認できた(嬉)
山頂を楽しんだら次は展望所に進もう。
200mほど南に進むと開けた岩場の展望所に着いた。
おぉ〜 ここはヤマシャクヤクが白い花を咲かせて待っててくれたぞ(感)
白いふっくらとした丸い花があちらこちらに咲いてて美しい風景…。
遠くには大金小金と保口岳をはじめとする九州山地の山々が壮大に広がる。
美しいねぇ…やっぱり来てよかった〜っ
木陰の岩で大休止とする。
本日の昼食メニューは…
昆布と高菜のおにぎり、デザートはプリンとカフェラテw
でゎ いただきまぁす♪
食事も終わり、カフェラテ片手に目の前に広がる風景とヤマシャクヤクを堪能…
まったりとした時間…鳥の囀り風の音…心が安らぐ至福の時間だ。
やっぱり山っていいもんだねぇ〜(癒)
さて、久しぶりの山を満喫したところでそろそろ帰るとしよう。
下山は登ってきた道を戻るだけ。
サクサク下っていき、林道の下りに。
林道の中ほどでヤマシャクヤクの花を見つけた。
その山側を見上げてみると…
おぉ 群落しているぞっ(驚)
登る時は谷側ばかり見てたので気づかなかったが、展望所に負けず劣らずな群落地である。
ちょっと危険な斜面なのでお勧めはできないが一面のお花見畑、空身ならなんとか…(汗)
しこたま写真に収めて道に戻り、帰り道を下っていく。
ん?
この林道…よくみるとヤマシャクヤクがどこそこに咲いている。
谷間の下の方とか、山側の上付近や道端近くにも…
こりゃ…ヤマシャクヤク街道だな…(汗)
キョロキョロとヤマシャクヤクを見つけながら下り続け、気づくと林道ゲートが見えてきた。
下りはやっぱり早いね。
そして駐車場に戻り…
本日のお花見ツアーはこれにて終了〜
お疲れさまでしたっ
今回登った京丈山は、展望こそあまりよくないが、色々な花が見れる山として有名で、春のカタクリやヤマシャクヤク、夏はトリカブトの花も賞でることもできる。
山頂には雁俣山からの縦走や洞が岳や目丸山からの縦走もできるが、今回のハチケン谷からは距離的にも体力的にも楽に登れるコースだ。
私も京丈山には何度も登っているが、季節を変えルートを変えればその都度楽しい山登りができるステキな山である。
〜今回のルート(クリックで拡大)〜
<今回のその他の植物たち>
〜Epilogue〜
あれこれと事情があってなかなか山登りできない日が続いたが、やっと晴天と休みが上手く重なって登ることができた。
お目当て通りのカタクリとヤマシャクヤクにもお目にかかれた上に晴れ渡った景色も拝むことができて最高な山旅であった。
山に登るとリフレッシュできてとても心地よく、やっぱり山は最高であるとあらためて思う。
ただ今回のハチケンからの京丈山は距離も高低差も楽チンなため、少し物足りなさを感じた次第である。
次はもうちょっと険しくてもいいかな…と思いつつも、これからまた険しい酷道445号を下っていかなければならない(汗)
安全運転で事故なく無事に帰りつくように気を引き締めなければ…と自戒する帰り道であった…
でゎ また次回っ
おわり