坊っちゃん | F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

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70年代から業界で働き、F1総集編26年。ル・マン、パリ~ダカ、ツール・ド・フランスなど冒険好き。現場経験多数。基本は詩人だがレース関係が長いので、クルマ関係者だと思われている。
ちょっとおしゃれで、インテリジェントな、時々泣ける話を目指します。

 

 時事ネタにはあまり首を突っ込まない方だが、心の隅っこに引っか

 

かったので、最近の日本に関して一言。

 

 夏目漱石の「坊っちゃん」はご存知ですよね。

 

今から「112年も前に書かれた」文豪・漱石の作品。

 

 読んだことありますよね? えっ、ない?

 

 

 ざっくり言うと、江戸っ子の新任教師が、松山の師範学校に赴任す

る。

 

 そこに教頭の赤シャツがいて、他人の婚約者に横恋慕して、その他

 

人(教師のうらなり)を左遷したり、

 

不正を働いたり、細かい悪事を他人や、坊ちゃんになすりつけたり、

 

校則をたてに、坊ちゃんを外出禁止にする。

 

 ついに我慢できなくなった坊ちゃんは、当初嫌いだった「山嵐」ととも

 

に、芸者遊び帰りの赤シャツをぼこぼこにして、学校をやめて東京に帰

 

る。

 

 そういうストーリーなんだけど、この「赤シャツ」と子分の「野太鼓」の

 

態度・・。

 

組織を守ったり、自己保身を計り、上から目線で勝手なルールを強制

 

する。みたいなことが、112年経った今の日本でも繰り返されている。

 

それが、日本で一番大きな大学とか、日本をけん引していく省庁とか、

 

もしかしたら日本社会全体で井の中の蛙というか、狭い視野でしか見

 

ていない人がまだまだいるのではないか? 僕はそう感じる。

 

 進歩していない、スマートじゃない、クールじゃない、クレバーじゃな

 

い。

 

 どなたか最後に会見なさった大学の責任者の言葉・・・。

 

「大変申し訳なく思っておりますけれど、中略・けれども、中略・けれど

 

も」と悪文の見本のような喋りっぷり。

 

誰に対して、何を謝っているのか?

 

 一度、夏目漱石でも読んでみたら?

 

 坊ちゃんは親譲りの無鉄砲で子供のころから損ばかりしている江

 

戸っ子だけど、

 

突如、会見場に現れたおばさんも江戸っ子だってねえ~。

 

 立派な紳士になりましょう。日本には紳士がいなくなったねえ~。

 

 それじゃあ、またね。

 

 バイバイ。