議員は町民の代表というものの年齢別の議員比率は偏っているのではないかと思い、4年前にもグラフを作って考察をしたのですが、2023年度版を立候補者で作ってみました。
(4年前の記事はこちら)
使用したデータは中山町の公式ホームページに公開されている令和5年7月末の年齢別人口を10歳刻みに編集したものと、8中山町議会選挙立候補名簿となります。
まずは人口比率をどうぞ!
2019年度版と比較すると10~39歳までと50~59歳が各1%減少、60~79歳までが各2%増となっており、より高齢化が進んでいます。(四捨五入のため数値は100%一致しません)
また、人口比率のため人口減少率ではありません。
それでは今日のタイトルの年代別に見る町議会議員比率です。
町会議員選挙立候補予定者を折れ線グラフ、人口を棒グラフにしています。
それではどうぞ!!
2019年度版
2023年度版
2019年の立候補予定者を年齢別にみると20代0人、30代1人、40代0人、50代5人、60代3人、70代2人でした。
これは立候補予定者数のため、11名となっています。
現在の議員構成は40代1人、50代1人、60代5人、70代3人となっています。
2023年の立候補予定者は20代0人、30代0人、40代1人2人、50代1人、60代5人、70代3人となっています。
勇退者が1名、新人が1名ということでほぼ構成が変わらず年齢層だけが高くなっています。
新人が2名となり40代の比率も若干高くなりました。
4年前も書いたのですが、定数10人なので各年代1~2人の議員がいればバランスがいいと思うのですが若い人か少ない…
そして何より、4年前に西塔いく子議員が勇退され、女性議員が0となってしまい、今回も現時点で立候補を表明された方がいません…
渡辺ふみ候補が大きな決断をされ、女性候補者が誕生しました。
なり手不足がいろいろな市町村で問題となっていますが、議員となって感じるのは若い人がいないから若い人に出てほしい、女性がいないから女性に出てほしいというだけでは何も変わらないんじゃないかということです。
出てほしいといった人は、立候補を決めて人にどれだけサポートしてくれるのか(選挙運動の手伝いという意味ではなく、当選しても落選してもこれまでの生活とは変わってくるので…)
そして議員を辞めた時に生活の保障がない(失業保険も退職金もない)ことも考えなければいけないこと。
私の現状で言えば、議会活動によって自営業の地元での売り上げは激減してしまい、あと4年議員を続けて生活していけるのか、選挙のタイミングでやめるべきなのか真剣に悩みました(今も、悩んでいます。)
そういった面も含めて、きちんと説明をして何名かの方には立候補のお声がけをさせて頂きましたが、皆さん事情があり、なかなかいいお返事はもらえていません…。
これは議員になってからの4年間、議会のことを伝えきれなかった、これに尽きるのかなと猛省しています…。