あるBARの宣伝担当者 タッカー八木のブログ -16ページ目

販売促進への投資

販促費。

飲食店にとっては、掛けたくても掛けにくい経費です。

個人店だとほとんど用意していないのが現実。

その経費を材料費や人件費にまわしているもんです。

しかし、いくらかは用意していないと困るのも現実です。

チェーン店になると当然の経費です。

しかし、売上が落ちてきますと、最初に手を付けやすいのもこの経費項目。

人材育成とか研修費も同じ扱いですけど。

少ない販促費で、大きな売上が作れれば良いのですが、これが難しい。

競合店が少ない時は、有り得る話だったかもしれません。

でもみんなが同じようなことをしますと、淘汰が始まります。

価格競争も始まったりします。

こうなってくると、個人店では立ち向かえません。

もちろん弊社もです。



過去に「ビバマンデー」でという素敵な企画を考えた私でも、最近は良いことだと思わないのが値引き合戦。

ま、当時は誰も半額なんてやってなかったからウケただけなんですけど。

みんながやるようになったら目立ちませんもん。

お客様も、その価格というか、割引に慣れますからね。

だから、俺のなんとかみたいなお店も、価格で勝負し過ぎてると魅力的ではなくなると思うんです(そうでなければゴメンナサイ)。

人間、慣れというのは恐ろしい。

だから次からから次へと新しいことに取り組んでいかないとダメなんです。

それって面倒なんですけど、そうしないと忘れられていくんです。

飲食業は特にそうなんです。

その忘れられないように使う経費が販促費なんだと思う。

媒体にお金を突っ込む経費が販促費ではないんですよね。

昔みたいに、投資したお金がドーンっと返ってくるようなことってあまりないと思う。

やっぱり地道にやっていくしかないのよ。

それをワクワクする仕事に変えていかなアカンのよ。

マジで。

ではまた。

起業することについて

テレ東のWBSを見てたら、起業することを教える内容のことをやってた。

大学生に教えるまでは何となく分かる。

でも子供にまでそれを教えるような塾みたいなものがある。

それってどうなんやろう?

なんか違和感があるわな。

小さい子供の頃から英語や習い事をするのとは少し違うような気がする。

可哀想とかじゃない。

でも、子供は他にもこの時期に経験しておかないとイカンことがいっぱいあると思う。

なんかおかしな子供がまた増えるような気がするけどなぁ。

起業を煽るのは分る。

景気を上げて行くには、必要な要素なんでしょう。

所謂先進国というところで見てみますと、日本は最下位だそうです。

失敗を恐れていると言う。

それをボストンコンサルティングというデカイ会社の方が言ってもねぇ。

正直な話、起業した人がみんな成功する訳じゃないと思う。

私が見ても、独立してオーナーになって今でも残っている知り合いって何人いるの?

そう考えると、かなり少ない数になる。

しかもその後に、かなり大きな返済が待っている。

消える人もいる、自己破産する人もいる。

そんな簡単やったら、みんな自分でやるわいっちゅうねん。

起業を煽るのは勝手ですけど、誰もそれに対して責任は取ってくれません。

全ては自己責任。

しかも、みんながみんな儲かってる訳でもない。

そんな現実はあまり伝えられない。

テレビって、適当やね。

何でもそうやけどね。

しかし、子供を巻き込んで商売にするのは如何なもんでしょう?

分らんでも無いけど、好きではないやり方です。

ではまた。

情報収集のバランス

自社のマーケティングについて考えると、まだまだ足りないところだらけと言うのは実感しております。

だから勉強しないといけない。

そんでもって、本読んだり、講演やセミナーに行ったりします。

さらに、他のスタッフが調べたり、聞いてきた情報もあります。

その情報があり過ぎるのもちょっと問題ですね。

ごちゃごちゃになりそうになる。



この前、お気に入り先生の本を読んでて感じたんですけど。

人間なので、いろんな感情が入り込んでしまうらしいです。

好きな人の情報と嫌いな人の情報。

常連様の情報と、一見様の情報。

身なりがキレイな人とそうじゃない人などなど。

好きな人の情報が当たっているとは限らない。

だから、どう取り入れるか?そのバランスが難しい。

でも、そのバランス感覚に優れている人がマーケティングに向いている人。

そんなことを書いてた。

自分が受けてきたセミナーを正当化して、他人が受けてきたセミナーを認めない。

ありがちなんです、私。

もっと冷静に、客観的にならないとイカンのです。

ですが、訳の分からんところに維持を張ったりします。

仕事なのに、アホですね。



世の中、情報は氾濫しまくってます。

なのに、販促営業の電話が毎日1本はあります。

こんなこと出来ます、あんなこと出来ます、お手伝いします。。。

この11月~12月に掛けて、凄い増えます。

年内中に売上が欲しいのでしょうか?

飲食店の方も、この時期にお願いするところが多いのでしょうか?

よく分かりません。

でも気がついているのは、凄い効果の上がる販促コンサルは自分から営業してきません。

待ってても、依頼が来るようです。

業者から営業の場合、お客様側から効果を約束させられることがありますわな。

でも、お客様側から業者への問い合わせの場合は、業者の方が立場が強いです。

だから大変な思いをすると思うんですけど、営業しないと仕事が無いってことやねんな。

要するに、電話で営業しかけてきて、トライアルも無しにお金を払えって言うのは無理がある。

きっと上手いことイカンでしょうな。

やってみないと分かりませんよって言うでしょうけど。

この恵業の人達も話だけでも聞いてくれって言います。

けど、聞いても時間が無駄になりそうなんで、断ってます。

欲しい時、頼みたい時は自分で探しますから。

この時期忙しいっちゅうねん。

では。