ヒヨドリの渡り2023年4月9日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

北九州市門司区の部埼灯台にヒヨドリの渡りを見に行きました。

春は、九州から本州に向けて海を渡ります。

 

 

 

本日の主役、ヒヨドリ君、いっぺんに500羽以上の群れを作り、海を渡ります。

 

 

最初は小さな群れでも、どんどん数が増えていきます。

 

 

鳴き声もどんどん大きくなります。

 

そして、海に向かって飛び出していきます。左は僧清虚(そうせいきょ)の像。

天保7年(1836)大分県国見町出身の僧 「清虚」は、高野山へ修道に向かう船中、

部埼周辺の海が暗礁が多く航海の難所となっていることを知り、

「何とか多くの命を救おう」と、下船してこの地で船の道標となる火を焚き続けることを決意。
74歳で亡くなるまでの13年間、雨の日も風の日も、読経とともに火を焚き続けた。

その後、部埼灯台が建設されるが、清虚の偉業は村人により引き継がれた。
昭和48年(1973)には、灯台の袂、青浜海岸に僧清虚の像が建立され、航海の安全を見守っている。

 

 

 

ぜひ、こちらの動画を大きな画面でご覧ください!鳴き声付きです!

 

 

 

 

 

数多くのヒヨドリが海を渡る様を竜に見立てて、「竜の渡り」と呼ばれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ヒヨドリたちが群れを作って海面ギリギリに下りて海を渡る理由は、

このハヤブサの攻撃を避けるためです。

 

海を渡るヒヨドリを獲物にしようとハヤブサが狙っています

 

 

近くにハヤブサの巣があるようです。

 

 

 

ハイタカの姿も見られました

 

 

 

 

 

 

ホオジロ雄

 

イソヒヨドリ雄

 

 

ヒヨドリの渡りの動画です。全画面にして見てください!鳴き声付き!

 

おまけ、チョウゲンボウです。こちらも全画面で。

 

 

鵯(ひよ)数多竜となりたり春の海

龍朗