ニホンミツバチ採蜜2022年9月28日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

RKB毎日放送の創立70周年の記念事業として始まった、ニホンミツバチの飼育、
今年は2年目です。去年は4群いたのですが、今年は蜂が逃避したり、
寒い冬を越せなかったりして、2群に減少しました。
それでも、9月28日に採蜜の作業を行いました。
福岡県糸島市有田の「るるるるーるるガーデン」です。

 

 

まずは、養蜂家の加藤十四幸さんと有田正文さんに採蜜作業をしてもらいます

今回は、1群(巣箱6段)から2段ずつ採蜜することにしました

 

巣箱の一番上の1段を、取り外しました。

 

中に入ってしまっているハチを、ブロワー(風を送る機械)で吹き飛ばします

 

 

 

 

そしてこちらが、採れたてのニホンミツバチの蜂蜜です!

 

続いて、筑紫女学園大学ミツバチクラブの学生3人が採蜜にチャレンジ!

 

 

養蜂家の加藤さんの指導の下、上の段の巣箱を針金を使って

蜂蜜ごと切り取ることで採蜜します。

 

 

は~い!うまく採れました!

 

学生さんが採蜜した2段目の巣箱、蜜がしっかり入っています。

 

テレビカメラにもしっかりアピール!

 

 

その作業中、ニホンミツバチの天敵を見つけました!

どこにいるかわかりますか?

 

こちら、長さ1センチほどのスムシ(蛾の幼虫)です。

このスムシが大繁殖してしまった巣では、巣の板が食い荒らされ、

これが原因で、ハチが逃避してしまうこともあります

 

 

 

さて、どうやって駆除するかというと、ガスバーナーの熱で殺菌消毒するのです

 

 

さあ続いて、もう一群(こちらも6段)の採蜜にも取り掛かります

 
こちらの巣箱の採蜜も、養蜂家の加藤さんの指示の下、
蜂に刺されないように慎重に進めます。

 

さっきの群よりも、さらに蜂の動きが活発です。

 

 

こちらの群の巣箱では、上から2段目にの覗き窓が付いています。

 

その窓を開いてみると、びっしり蜜が詰まっていることがわかりました。

 

さらに動画で見ると、蜂が中を行ったり来たりしていることがわかります

 

巣箱の下からも覗いてみました!

 

 

 

さあ作業開始!といっても、ほとんど加藤さんが作業して・・・、

 

 

最初の1段を採蜜した筑紫女学園大学の皆さん

 

こちらの群の方が、最初の群よりしっかり蜜が詰まっています

 

最高の輝き、最高の香り、そして最高の味のはず!

 

 

そしてもう一段!

 

 

 

蜂が一杯残っている巣板

 

この後、キレイに掃除して巣に戻します。

 

無事に誰も蜂に刺されずに、作業終了!

 

 

最後のお楽しみは、採れたての蜂蜜の試食会

 

これが最高においしいのです!

 

筑紫女学園大学の学生さんも、きっと喜んでくれたことでしょう!

 

 

 

 

そして、今回採った蜂蜜は「RKBee」と名付け、先日10月16日に、RKBカラフルフェスの

会場で販売し、あっという間に売り切れました。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

 

採蜜に 怒りの羽音 秋の蜂

龍朗