夏休み最終盤の8月24日、福岡市の舞鶴公園で
「木の名札づくり体験」というイベントがありました。
子どもを中心に親子連れなどが参加しました。
RKBテレビでも取材させていただきました。
緑のコーディネーターの先生の話を聞いた後、木の名札を作りました。
常緑樹、落葉樹。広葉樹、針葉樹の違いも学びました。
ただ、別の仕事が後に控えていて、このイベントに最後までいられませんでしたので、
3日後の8月27日に、樹木の名札を確認しようと、舞鶴公園を再訪しました。
では、折角ですので、ここからは名札を使って樹木の名前当てクイズです。
子供さんが製作した名札が答えになりますよ。
クイズ1
ヒント①
マメ科の落葉高木、北アメリカ原産、5~6月に芳香のある白い花を多数開く
花の蜜が豊富で上質なため、代表的な蜜源植物、別名ニセアカシア
ヒント②
葉は奇数羽状複葉で、葉の先端がわずかに窪む
枝や細い幹には托葉が変化した鋭いトゲがある
さあ答えは~
針槐
クイズ2
ヒント①
ムクロジ科の落葉高木、中国原産で江戸時代に日本へ
ヒント②
葉は、浅く3つに切れ込み、秋に紅葉する
3本の葉脈が目立つ
さあ答えは~
唐楓
樹皮が縦に裂け細長くはがれるのも特徴
クイズ3
ヒント①
アオイ科の落葉高木で、葉や全体の姿がキリ(桐)に似ている
葉が大きくて薄く、掌状に3~5裂する
ヒント②
果実が秋に熟し、風で散布される
さあ答えは~
青桐
若い木の樹皮は緑色だが、老木になると灰白色、これは老木のようです
クイズ4
ヒント①
アサ科の落葉高木で、いろいろな器具の柄として利用されてきた
ヒント②
枝を大きく広げて豊かな木陰を作るので、江戸時代に街道の一里塚に植えられた
さあ答えは~
榎
クイズ5
ヒント
常緑の葉の中に、赤く色づいた古い葉が混じる
11~2月ごろ、オリーブの実に似た楕円形の果実が黒く熟す
福岡市の街路樹では、この木が一番多い
さあ答えは~
ホルトノキ科のホルトノキ、別名モガシ、
緑の葉に混ざる紅葉を模様(紋)に見立て、「紋ガシ」「模様ガシ」と
呼んだことからモガシと言う別名が生まれた。
クイズ6
ヒント
マキ科の常緑針葉高木で、日本原産、暖地の海岸に近い山地に生える
材は、水に強く耐久性に優れるので、桶、下駄などに利用されてきた
さあ答えは~
犬槙
クイズ7
ヒント
ツバキ科の落葉高木
成木の樹皮はサルスベリ似た触感がある、
幹の美しさからアオギリ、シラカバと並ぶ「日本三大美幹」と称される
さあ答えは~
姫沙羅
クイズ8
ヒント①
公園や寺院の境内などに植えられることが多く、晩秋に黄葉する
ヒント②
葉は70センチ程度の大きな偶数羽状複葉で互生する
10~11月に直径2~3センチの球形の果実が熟す
果実の皮にサポニンが含まれていて、泡立てて石鹸の代用にする
さあ答えは~
ムクロジ科のムクロジ(無患子)
クイズ9
ヒント①
バラ科の落葉高木、花が咲くのと同時に葉が展開する
明治時代半ばごろまで、日本の桜の代表
ヒント②
葉先が細長く伸び、ほかのサクラ類より鋸歯が細かい
さあ答えは~
山桜
クイズ10
ヒント①
クルミ科の落葉高木、中国原産
ヒント②
葉は偶数羽状複葉で葉軸に翼がある
垂れ下がった長い果穂を形成する
さあ答えは~
支那沢胡桃
葉は、枝先に集まって付きます
街路樹として全国で最も本数が多いイチョウ
木の名知り 木と友となり 夏の子ら
龍朗