石松野草園①2022年8月28日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

熊本県南小国町の石松野草園に、去年9月以来、約1年ぶりに訪れました。
 
 

センノウゲ(仙翁花)マツモトセンノウより少し背が低く、

毛が密に生えていて花色は赤味が強い。古くは紅梅草(こうばいぐさ)と呼ばれていた

高さ40~70cm。

 

マツモトセンノウ(松本仙)、終わりかけで残念だが、比較のために掲載します。

独特に切れ込む花弁が特徴的、花の形が、歌舞伎の 松本幸四郎の紋所 に似ていることから。

高さ40~80cm。

 

 

フシグロセンノウ(節黒仙翁)、花は切れ込みがなく丸い。背はマツモトセンノウより伸びる。

名前の由来は茎の節が黒く色づくことから。高さ50~90cm

 

オグラセンノウ(小倉仙翁)は日本の中国地方、九州に自生。花はやや小型で鮮やかな朱赤。

葉は細く、全体にすっと伸びて先端にまとまって花をつける印象。高さ1メートルほど

 

オケラ(朮)のツボミ、本州から九州の草原などの

明るいところに生えるキク科オケラ属の多年草。

 

 

キセワタ(着せ綿)、メハジキのように葉に切れ込みはなく楕円形で鋸歯がある。

名の由来は、花に白い毛が多いので、それを綿に見立てて「着せ綿」。 

9月9日の重陽の節句のきくのきせわた【菊の被綿】から来ているとのこと。

 

ヤマトラノオ(山虎の尾)ゴマノハグサ科ルリトラノオ属

山地に自生意する、葉は対生し、葉柄がない

 

ヒロハトラノオ(広葉虎の尾)、ゴマノハグサ科ルリトラノオ属なので、少し青っぽい

葉の幅が広くて葉柄がある、別名ツクシトラノオ

 

 

カワミドリ(川緑、河碧)、シソ科

 

シキンカラマツ(紫錦唐松)名前の由来は、

カラマツソウ(唐松草)の仲間で、ガクが紫色、ヤク(葯)が金色(黄色)であることから。

 

 

黄色いヒオウギ(檜扇)

 

斑入りのカリガネソウ

 

タムラソウ(田村草)、古くは集合した軍隊を「タムラ(屯・党)」と言ったそうで、

花が群れ咲いている様子をタムラソウと名付けたのではないかという説がある

 

アカソバ

 

シュウメイギク

 

エゾミソハギ

 

 

 

 

ニワフジ

 

ベンケイソウ(弁慶草)

枯れにくい強さを武蔵坊弁慶になぞらえたのが名の由来

 

ベンケイソウのツボミ

 

サワギキョウ

 

サギソウ

 

シラヒゲソウ

 

 

ヤツシロソウ(八代草) 、別名リンドウザキカンパニュラ(竜胆咲カンパニュラ)

 

九州の山野にまれに生える多年草で、熊本県八代で見出されたことによってつけられ名前

 

ヤマシャクヤクの種

 


スギゴケ(杉苔)、地上の星のように見える!

 

 

緑苔(りょくたい)や 地上の星の 煌めきて

龍朗