春日公園観察会2022年8月20日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

厳しい暑さの中でも、観察会は行われます。1Lの水を持参しての参加です。
 
オヒシバ、漢字では「雄日芝」メヒシバは「雌日芝」と書きます。
両方ともイネ科の一年草です。
 

穂の部分が太いのがオヒシバ。

株そのものが 放射状に大きくなるのがオヒシバ

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メヒシバ(雌日芝)

穂の部分が細いのがメヒシバ

細い茎を伸ばしながらが広がって行くのがメヒシバ

 

シマスズメノヒエ(島雀稗)

 

タチスズメノヒエ

 

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ヒマラヤスギ

 

 

 

アセビの今年の実(下)と来年咲く蕾(上)

 

コミカンソウ(小蜜柑草)

 

 

葉の裏に小さなミカンのような実が、葉は互生

 

コミカンソウの実を顕微鏡で拡大、確かにミカンのよう

 

 

 

ヤブガラシの葉

 

 

ベニトンボ♂の未熟個体

 

 

トウネズミモチの実(楕円形)、ネズミモチにはここまで実が付かない

 

ウリクサ、果実がマクワウリに似ているのでウリクサ(瓜草)と呼ばれる一年草

 

ウリクサ、拡大。花の長さは7~8ミリで、非常に小さい

 

 

ウリクサの葉は対生し、長さ0.7〜2cmの広卵形で葉柄がある

 

ニシキソウ(二色草、錦草)、コミカンソウに似るが、葉は対生、茎をちぎると、白色の乳液がでてくる。

 

 

タイワンフウの葉と実

 

サンゴジュの実

 

ネコハギ(猫萩)、茎は基部近くで枝分かれして地をはう。

 

猫萩は、全体に黄褐色の毛が多い

 

ヤハズソウ(矢筈草)

 
名の由来は、葉を引っ張ると斜上する支脈に沿って矢筈状に切れることから。
矢筈というのは弓矢の弦にかける矢羽のこと
 
ヤハズソウの花、マメ科ということが分かる

 

 

ノシランの花

 

サンシュユ(山茱萸)の実

 

 

 

エノキグサ、葉がエノキの葉に似ている

 

 

ショウジョウトンボ

 

ショウジョウトンボがお尻を上げているのは、

日差しが当たる面積を少なくし、体温上昇を抑えるため

 

ウスバキトンボ

 

 

 

コニシキソウ(小二色草、小錦草)、葉の真ん中に暗紫色の斑紋があることが多い

 

ニシキソウ(二色草、錦草)、葉の真ん中に暗紫色の斑紋がない

 

サルスベリ(百日紅/猿滑)の花、ピンクの部分一つ一つが花弁、つまり花びらが6枚

真ん中の黄色い雄しべは偽物で、その周囲にある長い触手のようなものが本物

 

サルスベリの若い果実(緑色)

 

熟すと黒くなり、果皮が6裂し、種が落ちる

 

 

 

サルスベリの幹、左の若木は断面が五角形

 

メジロの若鳥がじゃれ合っていました

 

 

 

 

最後に、セミの抜け殻で、雄と雌の見分け方を確認しました。こちらはクマゼミの抜け殻です。

 

 

秋近し 若き目白の じゃれ合ふ日 

龍朗