伊吹山下山後の醒ケ井散策など2022年7月23日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

RKB山岳部の伊吹山登山後、ちょっとだけ観光もしました。


滋賀県長浜市の長浜城

 

長浜城は羽柴秀吉が最初に築いた居城です。

浅井攻めの功により織田信長から浅井氏の旧領を拝領した秀吉は、

当時「今浜」と呼ばれていたこの地を、信長の名から一字拝領し「長浜」に改名し、築城しました。

山内一豊が城主を務めたこともあります。

江戸時代に入ると長浜城は廃城となり、資材の大半は彦根城の築城に流用されました。

彦根城の天秤櫓は、長浜城から移したものと伝えられています。

現在、城址は豊公園として整備されており、模擬天守(市立長浜城歴史博物館)が建てられています。

 

 模擬復元天守ですが展望台からの眺めは最高だそうです。今回は登っていないけど。

 

また、山の方に虹が。

 

翌日は、中山道の宿場町・醒ヶ井宿(さめがいしゅく)と梅花藻(ばいかも)見学です。

 

東国への旅の途中に西行法師が、ここにあった茶店に立ち寄ってお茶を飲んだあと、

飲み残しのお茶の泡を飲んだ茶店の娘が不思議なことに懐妊し、男の子を出産。

帰路にこの話を聞いた西行が「もしわが子なら元の泡に返れ」と念じると、

子はたちまち消えて元の泡になった。これを見た西行法師はここに五輪塔を建てた。

「泡子塚」の名で親しまれているそうです。

 

梅花藻、梅の花に似た白色の花を咲かせることに由来する。水温14℃前後の清流にしか生育しない。

 

 

 

ハリヨ、琵琶湖の東岸部と岐阜県の一部にしか生息していない、貴重な淡水魚。

 

 

ハリヨは、雷鳥などとともに、氷河期から生きのびてきた数少ない貴重な動物。
こうしたことから、雷鳥が高山の一部に棲みついたのとおなじように、ハリヨは水温が15度前後の、地下水が豊富に湧き出る一部の地域にしか棲んでいない。体長は5cm程度。

 

オスはあごから腹部にかけて鮮やかな朱色に変色します。

 

 

了徳寺の御葉附銀杏、解説は次の写真です。

 

 

 

 

 
平成の名水百選・水の郷百選の「居醒の清水」(いさめのしみず)、
醒井の加茂神社に湧き出る名水です。くわしい説明は、次の写真です。

 

 

日本武尊(やまとたけるのみこと)

 

とにかく、水がキレイ

 

 

 

ヤエザクロ(八重石榴)

 

 

 

 

 

国登録有形文化財、旧醒井郵便局、現在は資料館で中を見学できる

 

さあ、続いて彦根城へ向かいます。