福岡県の最高峰「釈迦岳」(1229.5m)の観察会、2回目です。
標高1000m以上で見られる植物をご紹介します。
ウスノキ(臼の木)、ツツジ科
赤い果実の先端がくぼんで、餅付きの臼(ウス)のような形になる
コツクバネウツギはガクが2枚、ガクが5枚だとツクバネウツギ
福岡県第二の高峰「御前岳」のピークが見える
ミヤマシグレ(スイカズラ科).
シブレはガマズミのズミという意味があるという。深山に生えるガマズミ
ズミ(酸実、桷)は、バラ科リンゴ属の1種で、リンゴに近縁な野生種。
語源は、染料となることから染み(そみ)、あるいは、実が酸っぱいことから酢実、
ナナカマド、7回かまどに入れても焼けないのが語源、お嫁さんイビリに使われた
ガンタケ(雁茸)、和名は、色が雁に似ているところ由来する。有毒。
ベニドウダンの丸っこい葉っぱ
コハウチワカエデ、コミネカエデでした。
5つに分裂し、先が動物のしっぽのように長く伸びます。 |
オオカメノキ(大亀の木)、別名ムシカリ
名前の由来
オオカメノキ・・・卵円形の大きな葉を亀の甲羅に見立てたのが和名の由来。
ムシカリ・・・ハムシの一種が葉の葉脈だけ残して葉脈標本のように食べてしまうことが
多いことから、「虫食われ」が転訛し、ムシカリに。
ところ変われば、植物も変わる。一生勉強が続きます。