2022年1月22日立花山観察会② | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

植物同好会の立花山観察会、その2です。
 
返り咲きすることが多いコスミレ
よく見ると、葉先はとんがっておらず、基部は丸いハート型、葉柄に翼はない

 

 

キジョランの種、この種子の銀毛を鬼女の髪に喩えて、鬼女蘭に。

 

 

 

鬼女蘭

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葉は、トランプのスペード型、

葉に開いた穴は、鬼女蘭を食草とする

アサギマダラの幼虫が開けたものです

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ハルノノゲシ、葉はやわらかく、羽状に切れ込み

葉の基部は張り出して茎を抱く。

ふちには不ぞろいの鋸歯がある。

鋸歯の先は刺状にとがるが、触っても痛くない。

 

 

ボタンボウフウ、牡丹の葉に似た「ぼうふう(防風)」という意味。 「防風」は、

風に負けないで育つという意味合い。

別名は海岸の岩場に生えるのでイワゼリ。また長命草(沖縄ではチョーミーグサ)とも呼ばれ

長寿につながる薬草として利用される。

 

 

 

イタビカズラ、葉が長楕円形、葉の先端は尾状に伸びて尖り、基部は円形~心臓形、

側脈は5~8対、基部から3主脈が伸びる

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こちらもイタビカズラ

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左がイタビカズラ、右がオオイタビ、

オオイタビは、葉の先端が鈍く尖り、基部は円形~切形、側脈は4対

 

ツバキ、照り返しが強い

 

染料になるヤマアイ

 

クロキ、茎は青い

 

イズセンリョウ、葉が千両に似ている

 

イズセンリョウの白い実

 

クリハラン(栗葉蘭)

名前の由来は、薄くて側脈がはっきりした葉の感じがクリの葉に似ること

 

アリドウシ、トゲが葉より長い

 

こちらのアリドオシは、赤い実が残っています。別名「一両」

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ナガサキシダ、小羽片の裏のソーラスが丸い

 

小羽片の裏のソーラスが丸い

 

ムベ

 

ムベの葉裏は網目模様になる。ちなみに、アケビは唐草模様だとか。

 

枯葉が木から落ちない

ヤマコウバシ(クスノキ科)

 

 

 

イタチの糞

 

何でもねじれるネジキ(ツツジ科)

 

 

ナガバノモミジイチゴ

 

コナラ、樹皮は灰黒色で、縦に不規則な裂け目がある。表面の灰色の部分が残る。

 

ネムノキ(合歓木)、樹皮は灰褐色で褐色の皮目が多い。

 

ヤブコウジの赤い実

 

 

ジャノヒゲ、長さは概ね30センチ未満。30センチ以上はナガバジャノヒゲ

左がジャノヒゲ、右がナガバジャノヒゲ

 

冬の山 なぜに捻木は 身を捻る

幸ここに 赤き実一つ 藪柑子

 

龍朗