2022年1月22日立花山観察会① | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

植物同好会の、今年最初の観察会は、福岡市東区の立花山です。

 

ハクモクレンのツボミ、だいたい上向き

 

シュロ(棕櫚)

 

2センチ弱、ハラビロカマキリの卵のう

 

タンキリマメ、この豆を食べると痰が出るのを治すとされることに由来。小葉は上部の幅が広い。

 
2個の種子は開いた果皮についたままで残る。

 

ナツグミ(夏茱萸)、初夏にできる果実は、長さ2cm以上。

ナツグミは葉の裏面が銀白色。下には、痰切り豆

 

クサギ(臭木)、名前は、枝を切ったり葉を揉んだりすると、独特の臭い匂いがあるところに由来

 

果実が熟すと萼が平開する。萼がヒトデみたい。

 

アカメガシワ、葉痕がいっぱい

 

アカメガシワ、芽にはシワがいっぱい

 

 梅一輪

 

 よく見たら、二輪


 

 オオジシバリ、葉っぱが大きくへら状

 

 

 オオイヌノフグリ

 

 アメリカイヌホウズキ

 

アメリカイヌホウズキの実

 

 

 

 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)葉は3裂するものが多く、朝顔の葉っぱに似ている、茎や葉に毛が多い。

 

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)という名前は、

この実を鳥のヒヨドリが好んで食べ、

酒に強い人(上戸)が

酔って顔が赤くなったところからの見立て。

 

 タテハモドキ、南西諸島からどんどん北に分布を広げている熱帯系の蝶、

羽が傷んでいるが、元気に飛び回っていました。大寒とは思えない!

 

 ヌルデ(白膠木)、この名前はかつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来する

果実は10〜11月に黄赤色に熟し、白い物質(リンゴ酸カルシウム)を分泌する。

外果皮には茶褐色の細毛が密生する。

 

 ツルウメモドキ(蔓梅擬き)果実は、直径7〜8mmの球形で、10〜12月に黄色に熟す。

果実先端に花柱が突起として残る。

熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。

茎に斑点がある。

 

 

ツルウメモドキの葉は互生。楕円形または倒卵形。縁には浅い鋸歯がある。両面とも無毛。

葉柄は長さ1〜2cm。

 

 

オオイタビ(大崖石榴)の小さな葉

 

葉が肉厚で、葉脈がしっかりしている、先端が少し尖る

 

本性を現したオオイタビ、立ち上がった枝の葉は大きい

名前の由来、「イタビ」はイヌビワの別称で、果実がイヌビワに似ていて大きいから。

また、オオイタビとは大きなイタビカズラを意味し、イタビカズラよりも大きな果実ができることによる。

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まだまだ続きます。



温暖化 熱帯の蝶 寒に舞ひ

龍朗