海の中道観察会2022年1月3日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

ブログによる自然紹介も、2022年突入です。

コロナ禍になってから始めた植物観察も3年目。間違ったご紹介をしないように、頑張ります!

 

我が家から見えた初日の出です!

 

 

では1月3日、海の中道海浜公園で観察した植物です。

 

ウバメガシ(姥目樫)、備長炭の原料として最高級品。

海辺の庭や公園に適する。成長が遅いため、幹の太い老木は貴重であり盆栽としても珍重される。

 

名の由来は①芽出しの色が茶褐色で、若さを思わせる緑とは違うことを姥芽(うばめ)といったから、

②お歯黒の染料を姥芽から採ったことから、③葉の表面の皺を老女の姥女(うばめ)としたからなど。

 

トウネズミモチ

 

キミガヨラン [君が代蘭]

和名の由来は、花が数多く咲き続け、いつまでも栄えるというところから。

別名ユッカ、この名前はカリブ諸島でユカ(Yuca)と呼ばれるキャッサバと

混同されて付けられたそう

 

ツルソバ

 

 

ツルウメモドキ、茎や葉に斑が入る

 

ムベの蔓

 

シャシャンボ(小々坊)、葉には浅い鋸歯がある。上下の側脈が葉縁で繋がる。

葉裏の主脈上に小さな突起状の刺がある。

 

これは、シャシャンボのツボミかな

 

タンキリマメ(痰切豆)、黒い種子2個が開いた果皮についたままで残る、

つる性多年草.茎はつる状に長く伸び,他物に絡みつき,よく繁茂し,葉と共に褐色の毛でおおわれる.

葉は互生し,長い柄を持った3出複葉

 

センニンソウ

葉は長柄があり、奇数羽状複葉。5小葉からなる、
間延びがした複葉。

 

ユズリハ(葉の側脈が10対以上ある、ヒメユズリハは10対以下、)

黒い実が垂れさがっているのもユズリハの特徴

(ヒメユズリハは、黒い実もピンと上に立っている)

垂れ下がったユズリハの黒い実

 

こちらが、ヒメユズリハの葉と黒い実、ともに上にピンとしている。

(今年1月15日に春日公園で龍山撮影)

 

 

こちらは、ヒメユズリハの冬芽、上に尖っている(ユズリハの冬芽は卵型)

つまり、ヒメユズリハは、葉も冬芽も黒い実もピンと立った感じ。

一方、ユズリハは、葉も冬芽も黒い実も垂れた、あるいは丸い感じ。

 

シロダモの赤い実

 

ヒイラギ(柊)の花

 

センダンの実、木肌が紫黒褐色、

ムクロジかと思いましたが、ムクロジは木肌は灰白色でした。

 

 

この日、一緒に海の中道を散策した仲間です。

 

今後とも、いつまでも!よろしくお願いいたします!

 

おまけです。1月4日夜に撮影された火球です。15秒以上も光り続けていました。

こんなに大きな流れ星なら、慌てずに願い事を言えそうですね。

 

ここで一句

 

流れ星切り裂け我の心(うら)の闇   龍朗