脊振散策① | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

標高1000メートルを超える背振山頂付近まで行き、その周辺で山野草の観察をしました。

先生は、福岡植物友の会の先輩方です。いつもお世話になっています。

 

ヤマホトトギス、花びらが反り返っている、(花びらが水平なのは、ヤマジノホトトギス)

 

ダイコンソウ、葉が大根に似ているそうです

 

ミヤコザサ

葉の裏に毛が多い

笹には、他にクマイザサとスズタケがあるそうです

 

ミゾソバ、葉っぱが牛の顔


オオカメノキ、葉っぱの形が亀に似ていることから

別名ムシカリ

名前の由来は、葉っぱがよく虫に食われるので「虫食われ」から転訛したそう

実が赤くてキレイ!

 

タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)

タンナ(耽羅)は、発見地である済州島の古い呼び名。

 「サワフタギ」は「沢蓋木」の意で、沢の上に生い茂って沢を覆い隠すことから

樹形が特徴的

 

アカガシ

 

樹皮が汚い

アカガシの葉っぱ

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クマシデ、葉が大きくて細長い

 

アカシデ、葉の先が飛び出していて、やや小さい、何となく赤っぽい

 

銀竜草

 

 

 

カマツカ、別名ウシコロシ、鋸歯が細かい

短枝に葉が輪生しす

 

コバノガマズミ 葉の表面に毛が多く、ビロード状、ヤブムラサキに似る、対生

 

ガマズミ、葉が丸みを帯びる、対生

 

ヒメフンバエ、名前の由来は幼虫が獣糞(フン)を食べることから付けられました。
成虫は他の虫を捕まえて食べるそうです。

 

リョウブ律令時代、田畑の面積に応じてリョウブを植えさせ、葉を採取して貯蔵することを命ずる官令が発せられた。その基準量を意味する「令」と官令を指す「法」から、「令法」と書く。

サルスベリに似てツルツルして斑に剥げて美しい。柔らかな若葉は食用になり、茹でて干すと長期保存ができるので、昔は重要な救荒食であった。

 

葉が放射状

実は、多数集まって垂れ下がり、褐色に熟す。

野鳥のウソは、リョウブの実を好む。やや太い枝にぶら下がって垂れ下がる実を食べる。

 

ナツノハナワラビ:夏の花蕨(ハナヤスリ科ハナワラビ属)が、胞子葉をのばしていた
同じ仲間でよく見られるフユノハナワラビやオオハナワラビは、冬に出る地上部は夏には枯れるが、ナツノハナワラビは名のとおり夏緑性の多年草で葉は冬には枯れます。

 

次回に続きます。