夏の終わりの石松野草園② | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

石松野草園、続きます。
 
ツクシフウロソウ(筑紫風露草)、
風露草の名前の由来は、周囲が木で囲まれている草刈場を「ふうろ野」と呼び、草狩場に生える草という意味がある。 「フウロ(風露)」は風呂、風炉、風穴、袋などに通じる方言で、草地に生えるゲンノショウコ(現の証拠)の仲間の植物を「フウロ:ソウ(風露:草)」と呼んでいる
 
 
ヤツシロソウ(八代草)、熊本県の「八代市」にて発見されたためこの名が付きました。
別名はカンパニュラで「鐘」という意味があり、それは釣鐘型の花の形に由来しています。
 
 
カクトラノオ(角虎の尾)、茎は断面が四角いのが名前の由来
 
ヤマトラノオ、名前の由来は、山地に自生し花穂の形を虎の尾に見立てた。
 
フシグロセンノウ節黒仙翁
名の由来は茎の節が黒いことと、センノウは京都嵯峨の仙翁寺で発見されたことによる。
切れ込みがない整った花はやや大きめで、花色も明るいオレンジなのでよく目立ちます。
草丈もやや大きくなります。湿り気のある場所を好み、乾燥は苦手です。
 
スズムシバナ、朝開いて夕方までに散ってしまう一日花。
名前の由来は、スズムシ(鈴虫)が鳴く頃に花が咲くことから。
また、花姿がスズムシの羽根のように見えることから。
 
モミジガサの花
 
ソバナ(キキョウ科)、美味の山菜としても知られる。
ソバナの名前の由来は二つあり、一つは「蕎麦菜」で食べられる柔らかい若葉によるものだが、
もう一つは「岨菜」で山の斜面に生えるからとの説である、岨は、山の傾斜地のこと
 
ジャコウソウ(麝香草)、茎葉をゆすると「麝香」のような馥郁(ふくいく)とした
よい香りがするとして名づけられたが、それほどの香りはないそうです。
 
ジャコウソウの白
 
ナツエビネ
 
フジカンゾウ藤甘草
名の由来は、花がフジ、葉がカンゾウに似ることによる
 
山芍薬の種
 
白のサイヨウシャジン(細葉沙参 キキョウ科ツリガネニンジン属)
細葉は葉が細い意味であり、沙参とはツリガネニンジンのこと
 
ニワフジ(庭藤). マメ科コマツナギ属
 
 
まだまだ続きます。石松野草園!