久々の白野江植物公園3 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

北九州市門司区の白野江植物公園の草花、最終回です。

 
秋の七草の1つ、オミナエシ(女郎花)
その昔、もち米で炊くご飯を男性が食べていたことから白い飯のことを男飯と言ったことに対し、
女性は黄色い粟のごはんを食べていたので粟飯を女飯と呼ばれていました。
 その黄色い粟飯を盛った女飯の見た目とオミナエシ女郎花)の花が似ていることから
「オンナメシ」→「オミナエシ
 
 
こちらも、秋の七草、キキョウ(桔梗)
「万葉集」にある山上憶良(やまのうえのおくら)の和歌
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数うれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな=ススキ) 葛花(クズ) なでしこの花 女郎花(おみなえし) 
藤袴(ふじばかま) 朝顔の花(=ききょう) 」
桔梗の花で吉凶を占ったので、キチキョウからキキョウに
 
コメツキムシの仲間、オオフタモンウバタマコメツキ(大二紋 烏羽玉 米搗)だそうです。
写真は腹面のみ。背面からも撮っておけば良かった
 
 
ヒゴタイは、まだ色づいていなかった。キク科ヒゴタイ属の多年生植物
 
ヒオウギ(檜扇)は夏に斑点が入ったオレンジ色の花を咲かせる多年草。 
山野の草地や海岸にも自生。 
ヒオウギ(檜扇)という名は、宮中で官位のある人が用いた「檜」の薄板を重ねて作った扇に由来
 
シュウカイドウ(秋海棠)、ベゴニアの仲間
名前の由来は、秋にカイドウ(海棠)に似た色の花を咲かせるから
 
シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
 
タマスダレ(玉簾)
花をタマ(玉)に、並んだ細長いヒモのような葉をスダレ(簾)に見立てことに由来する。
別名レインリリー(Rain lily)、こちらの方がわかりやすい!?
 
カキノキ
 
実りの秋までもう少し!
白野江植物公園、楽しい場所です!