北九州市門司区の白野江植物公園の草花、最終回です。
秋の七草の1つ、オミナエシ(女郎花)
その昔、もち米で炊くご飯を男性が食べていたことから白い飯のことを男飯と言ったことに対し、
女性は黄色い粟のごはんを食べていたので粟飯を女飯と呼ばれていました。
その黄色い粟飯を盛った女飯の見た目とオミナエシ(女郎花)の花が似ていることから
「オンナメシ」→「オミナエシ」
「万葉集」にある山上憶良(やまのうえのおくら)の和歌
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数うれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな=ススキ) 葛花(クズ) なでしこの花 女郎花(おみなえし)
「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数うれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな=ススキ) 葛花(クズ) なでしこの花 女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま) 朝顔の花(=ききょう) 」
桔梗の花で吉凶を占ったので、キチキョウからキキョウに
ヒゴタイは、まだ色づいていなかった。キク科ヒゴタイ属の多年生植物
山野の草地や海岸にも自生。
花をタマ(玉)に、並んだ細長いヒモのような葉をスダレ(簾)に見立てことに由来する。
実りの秋までもう少し!
白野江植物公園、楽しい場所です!









