生の松原の植物観察会その1(2021年7月18日) | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

植物友の会の先輩方に学びながらの観察会。今回は生の松原でした。
 
ハガキの木、タラヨウの雌木。
葉の裏面を傷つけると字が書けることから、郵便局の木として定められており、東京中央郵便局の前などにも植樹されている
 

 

タラヨウの雄木
 
テーダマツの松ぼっくり、
テーダマツ原産地のアメリカでの代表的呼称は Loblolly Pine。
Loblollyは「低湿地」という意味。
葉は3本(束生3本)、日本の松は2本
 
 
チヂミザサとササクサ
 
 
ムクロジ(無患子)、ムカンシは、患わない子の意で、羽子板が無病息災のお守りにされ、種子が羽根の球に使われたことから。
種子が黒い玉であることから、「ムカンシ」が「ムクロジ」に転語した。
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エノキ(榎)、昔は、1里毎にエノキを植えた、
夏によく葉をつけて木陰を作るため
 
ハクサンボク(白山木)、
常緑、葉は革質で対生、 葉の上半部に浅い鋸歯
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オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)
 
センニンソウ(仙人草)
名前の由来は、果実先端の長い毛が仙人の髭のように見えることによる
 
ツルナ、名の由来は、つる性で葉が食用になることからツルナ〈蔓菜〉
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ハマユウ、(浜木綿)、花は夕方から開き始め、深夜に満開になる。
名の由来は、花が木綿(ゆう)のように白く垂れることからきている。 
木綿(ゆう)というのは、神事のとき榊につけ垂れ下げたもののこと。
 別名を浜万年青(ハマオモト)
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アロエベラ(食用アロエ)、苦みがない、茎がない、
一般的なアロエ、キダチアロエは、茎がある、寒さに強い
 
ハマサオトメカズラ (浜早乙女葛)、海岸に見られる、
葉が大きく厚く、光沢がある以外ヘクソカズラと相違がない
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リビングストーンデージー
 
ハゼの幼木
 
元寇防塁を見学できました!
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ネコハギ(猫萩)、地を這うように伸び、白に紫の斑紋を持つ花を付ける。
全体に軟らかな毛を持つのが、名前の由来
 
 

チョウセンガリヤス(朝鮮刈安)

イネ科の多年草。山林の乾燥した所に生え、高さ約50センチ。葉は小形で細長い。

秋、円錐状の穂をつける。ひめがりやす。

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ヒメヤブラン(姫藪蘭)、名前の由来は、林の木陰などの、藪の場所に自生して、葉はラン(蘭)に似ていて、ヤブラン(藪蘭)より小形で小さいから
 
カジイチゴ(梶苺)、葉がクワ科のカジノキに似ていることから。
 
ハリギリ(針桐)、枝に針のような刺があり、キリのように成長が早く、材や大きな葉が似ていることから
 
ヒメヒオウギズイセンの花の後
 
モッコク、花の香りが石斛(セッコク)に似た木という意味で、江戸初期に木斛(モッコク)と命名された。(石斛とは岩などに着生するランのこと)
 
 
キレハノブドウ (切葉野葡萄) ブドウ科. 
和名の由来, ブドウの中でも葉の分裂が深く 葉の切れこみが深い. 
 
ヤマハギ(山萩)
 
 
エビヅル(海老蔓)、名前の由来は、この葉の裏面に毛が密生した様子をエビの色に見立てたとか。 また、果実が熟すと黒くなるが、その色に似た色を「葡萄(えび)色」というから。 そして、エビ(海老)というのが「ブドウ(葡萄)」の古い呼び名だった。エビヅルは食べられる。ノブドウは食べられない。
 
いやいや、久しぶりだったので沢山ご紹介しましたが、これで、まだ半分。
もう一回分、ご辛抱ください!