石松野草園その1(2021年4月16日) | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

山野草をこよなく愛する石松さんの野草園です。黒川温泉のすぐ北側になります。

今回で、ここに訪れるのは3回目となりました。

 

エヒメアヤメ(岡山県絶滅危惧種)

中国地方、四国の瀬戸内海沿岸域、九州の山地草原、朝鮮・中国に分布。

朝鮮半島と日本が陸続きであった頃に分布したと考えられるそう。

 

イカリソウ(錨草)の名は花の形が四本爪の錨に似ているところから

 

ヒゴイカリソウ

熊本県産、葉の両面に開出毛があり、花が白色

 

シコクカッコウソウ (四国郭公草) サクラソウ科 

郭公の鳴く頃に咲くから

その仲間で、愛媛県などに自生するのでこの名前に

クリンソウに似ている

 

バイカカラマツ

花が梅の花に、葉がカラマツソウの葉に似ることから。

 

ピンクの都忘れ

 

四季咲きヤマブキソウ、ヤマブキ色

 

ボタンキンバイ(牡丹金梅)北海道の利尻岳だけにある花。

 花は完全に開かず、ボタンのように見えることから名付けられた。 
八重咲きの花びらに見えるのは萼で、実際の花びらは雄しべよりも短い。
 北海道の準絶滅危惧種

 

ハルオコシ

キンポウゲ科イチリンソウ属 多年草

花は花弁ではなく花弁状の萼片

 

ホタルカズラ

名の由来は、花色の青紫色と中央の白い星形をホタルの光と見立てたもの

別名が、ホタルソウ、ホタルカラクサ、ルリソウ。

 

コンロンソウ

初夏まで次々と白い花を付ける。和名は中国の崑崙山に白い雪が降り積もっている様子に由来する

 

 

クマガイソウ

名前の由来は、唇弁(しんべん)と呼ばれる花の袋状になった部分を熊谷直実(くまがい なおざね)

(源氏・鎌倉時代の武将)が背中に背負った母衣(ほろ)に見立てて名付けられた

 

ヤマシャクヤク

 

山芍薬の群生!こんなにたくさん!見たことありません。

 

 

カンアオイ(寒葵)の花。 葉が葵に似ていることや、寒さに冬でも強く枯れないその性質から

 

ユキモチソウ

 

ラショウモンカズラ
名前は能の「羅生門(らしょうもん)」に由来しており、花の形を京の羅生門で
渡辺綱(わたなべのつな)という武将が切り落とした、鬼女の腕に見立てて付けられた。

 

ヤブレガサ(破れ傘) 

 

モミジガサ

名の由来は葉がモミジの形に似て、若芽が傘のようになることから。若芽は山菜として食される。

 

アサギリソウ(朝霧)

名前の由来は白い毛をまとった細かく分かれる葉が、煙る朝霧のようであるため

 

野生のサクラソウ(白)

 

リュウキンカ(立金花)

名前の由来は、漢字の通り、茎が真っ直ぐに立ち上がって黄金色の花が咲くことから

 

サワオグルマ(沢小車)、オグルマという植物に似て、田のあぜや湿地など湿った所に咲く

 

クモマグサ(雲間草)、雲がかかるほどの高山に咲く花という意味

 

タカサゴカラマツ(高砂唐松)、台湾産のカラマツソウのため台湾の雅名「高砂」をつけたもの

 

バイカカラマツ(梅花唐松)

ピンクの八重咲きを「カメオ」と呼ぶ

 

バイカカラマツ(梅花唐松)

花が梅の花に、葉がカラマツソウの葉に似ることから。

 

オダマキ

別名を「糸繰草(イトクリソウ)」と言うが、「糸繰り」は紡いだ糸を巻きつけた糸巻きのこと