油山探鳥会で見た植物や野鳥2020年12月20日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

2020年12月20日

油山自然観察の森での探鳥会。野鳥観察のボランティア「ヤマガラの会」の

一員としての参加でしたが、その時に見た植物、野鳥をご紹介します。

まずは、植物から。

クロガネモチ、葉柄が黒い、福岡市の木、もう一つはクスノキでしたよね。

 

「東のモチノキ、西のクロガネモチ」と言われ、ともに樹皮から鳥もちを造る

名前の由来は、葉柄と新しい幼枝が紫黒色を帯びること、

葉が乾くと黒鉄(くろがね)色なるところから

クロガネモチ全景

 

ツルリンドウの実

 

もうシナレンギョウ(中国原産)、

枝がまっすぐ上に伸び、花と一緒に葉もでるのが特徴です。

 

ワラビの黄緑の葉

 

地面を見ると木の実がたくさん落ちていました

写真の3つは、スギ、ヒノキ、メタセコイア、どれの実でしょうか?

答えは、最後に。

 

クサイチゴの葉

 

 

イタドリの種、ベニマシコが大好き

語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって

痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」の意

 

ガマズミの葉と実、「神っ実=ガマズミ」に

語源は「神っ実」で、山を駆け巡ったマタギが、

この実を食べて狩猟の疲れを癒し「山の神の贈り物」と言い伝えてきた。

 

コクラン(黒蘭)の葉

 

シュンラン(春蘭)の葉

他のランに先駆けて、春一番に花が咲く

花びらの様子を、腰の曲がったおじいさん、おばあさんに例えて

ジジババ(爺婆)という別名がある、花びらの点々からホクロ(黒子)とも

 

エビネラン(海老根蘭)の葉、根っこがエビの形らしい

 

ソシンロウバイ、花の中心に赤味

 

蝋梅も開花

 

ヤマハッカ

 

 

続いて、野鳥編。こっちの方が、メインの観察会なんですがね

黄色いくちばしがチャームポイントのイカル

 

今年はマヒワが多い

 

右の頭が黒いのが雄、左が雌です

 

ほっぺたが白いホオジロ

 

ハクセキレイ

 

頭が少しとんがっているカシラダカの雄

少し色が薄めのカシラダカの雌

これも雌かな

 

姿勢が良いツグミ

 

きれいなマヒワの雄

 

あっ!鳥!アトリです!

 

もう一枚、ナンキンハゼにとまるマヒワ

 

最後に、クイズの答えです。

左から、メタセコイア、スギ、ヒノキとなります!

 

性能の良い腕とカメラはないので、なかなか野鳥の写真は難しいのですが、

これからは、少しづつ紹介できればと思っています。

まだ去年の報告が終わりません。

ごめんなさい。