食事はブッフェより会席がいい
ザ・レイクスイート湖の栖は、設備やサービスは申し分が無かった。
２食付き（夕・朝）のお手頃価格で泊まるなら「ブッフェ」という選択になるが、私は、せっかく「ザ・レイクスイート湖の栖」に泊まるなら、食事は専用レストラン「The 洞爺」での会席料理が絶対にいいと思った。実際宿泊して、当初計画時の見立てが的中した。
写真は公式HPより借用。会席レストラン「ザ・洞爺」。「レイクスイート湖の栖」宿泊者専用のレストランで、お隣のサンパレスリゾート宿泊者は利用できない。レストランは、ホテル敷地内で湖の最も近くに位置し、水盤の視覚効果により洞爺の自然に溶け込むレストランで、大人の雰囲気が漂う。洞爺湖旅の食事を盛り上げてくれた。
＊＊ブッフェプランを選択した場合は、お隣のサンパレスリゾートの「しんりんダイニング」でハーフビュッフェとなる。サンパレスリゾート宿泊者（規模が大きいホテル）と同じ会場での食事となるため、凄く混雑しており、海外からの観光客も多く、子供たちも多かった。
普段はビールからスタートするが、部屋で無料で飲めるので、ここは余市の白ワイン。
余市ケルナー。
お酒をオーダーすると料理長から素敵なつまみが提供された。数種類のチーズ。ワインと合う。
先付け。春野菜、数の子の土佐漬け、洞爺湖産 公魚の唐揚げ、蛸の桜煮。
温菜。桜香る玉地蒸し。
造里。金箔北寄貝殻盛り。大間の鮪、帆立、鯛。
活牡丹海老の踊り。これはビックリ！生きたまま提供された。コリコリを超えた弾力。
大間の鮪も、流石本場！！差しがキメ細かく上質な脂が舌の上で溶ける。
外の景色が時間とともに移り変わる。素敵な雲だった。
温物。蛤と若竹の土佐仕立て。
出汁が良く出ており、優しい味わいだけど旨味がある。美味しい。
焼物。炙り蟹 炭火の香り添え。 蒸し物。鯛かまの松前蒸し。
楽盛り。うどの酢味噌和え、とろろの生雲丹のせ、穴子の煮凝りと煮海老、菜の花。
地産地消。洞爺牛のすき焼き。
霜降り洞爺牛。美味しいに決まってる。
濃厚なすき焼きタレ。生卵に絡めて食べると、まろやかになり一段と美味しい。
食事。じゃこと小海老の炊き込みご飯。
香物、止椀。浅利の赤だし。
デザート。グラサージュ・ルージュムース、苺とカットフルーツ。
素晴らしい食事だった。何よりレストラン会場が洞爺湖の間近で雰囲気がいい。それに、このレストランで食事する宿泊客も少なく、この日は５組のみだった。よって窓際の良い席に案内され、静かな食事タイムを過ごすことが出来た。ご馳走様でした。
