【脳科学】効率を重視しない.... | 子供たちの背中を押す卓球Lab

子供たちの背中を押す卓球Lab

主にジュニアを中心に卓球のコーチングを行っております。
心技体・生活と、あらゆる側面からサポートさせていただいております。

こんばんは!

ZEROです^^

 

 

人間の思考とは、

繰り返し考えることによって

高まるものである。

 

 

素晴らしい考え、独創的なアイデア

や新たな発見は、何度も何度も思考

することによって生まれるものです。

 

 

これは、

思考の繰り返しによって磨かれた

アイデアと、単なる思い付きが、その

意義や完成度において、全く別のも

のであることを考えてもよくわかりま

す。

 

 

もちろん繰り返し考えるといっても

数をこなせばいいというものではあり

ません。

適当に考えるのではなく、緻密に理論

の隙間がないように詰めていく必要が

あります。

隙間を見つけたら、そこを埋めるよう

に吟味するのです。

 

 

 

まだ隙間があるのに、

「これでだいたいわかった」と思っては

いけません。

 

脳にとって「わかった」は、「これ以上

考えなくてもいい」という完結を示す

ものであり、思考がそれ以上、深まら

なくなる。

 

また、

「繰り返し考えること」と「決断し、素早く

実行に移す」ことは矛盾するものではな

いことを理解しなければなりません。

 

 

日頃から、物事を正しくとらえる観察眼

を磨き、問題について繰り返し深く考え

る習慣を身につけてこそ、ここぞという

ときに決断、実行を早くすることができ

るようになるのです。

 

 

何度も思考を繰り返すと、

それまで常識だと思い込んでいたこと

に対して「もしや」という思いが生まれる

ことがあります。

 

これは、

見境なく常識を疑うということとは、

意味が異なることを留意してください。

 

 

緻密に繰り返し考えることで隙間が

見え、常識の誤りに気づき、それを

打ち破るという思考の過程こそが、

斬新なアイデアや発見を生み出して

いきます。

 

昨今では、効率性が過剰に重要視され、

繰り返し考え、吟味することを無駄と考

える風潮があるようです。

しかしながら、効率だけを追い求めてい

ては独創性は生まれません。

 

 

また、

繰り返し考える時には、要所、要所で

考えを整理することが大切です。

緻密に思考を重ねていくには、途中で

検証し、修正を加える必要があります

から、大事なことは考えっぱなしにせず、

ノートやPCを使って整理しておくのです。

 

 

人間の脳は、話すことで新しい思考を

生み、考えを深めることが得意です。

特に女性は言語中枢が発達している人

が多く、話し続けているうちに色々なこと

を思いつくものです。

 

そして、

脳の機能を生かすには、大事なことは

早いタイミングでまとめて、繰り返し考え

直すことが重要で、これが独創性を生む

方法論であるといえます。

 

 

 

中には、

「一度決めたら、他人が何と言おうが

自分の意見は絶対に曲げない.....」

いわゆる頑固者がいますが、そうした

人は要注意です。

 

 

これは脳の悪い癖が出ている証拠

だからです。

 

 

 

ご参考まで。