【脳科学】 勝負は脳に合わない!? | 子供たちの背中を押す卓球Lab

子供たちの背中を押す卓球Lab

主にジュニアを中心に卓球のコーチングを行っております。
心技体・生活と、あらゆる側面からサポートさせていただいております。

こんにちは!

ZEROです^^

 

 

 

脳が求めている生き方には

勝負というものがなじまない

のではないか.....と脳科学の世界

ではいわれています。

 

 

近年、

行き過ぎた成果主義の台頭で、

「勝ち組」「負け組」という言葉が

一般的に使われるようになり、

勝ち負けを重視する風潮が高ま

っています。

 

 

トップアスリートが競うスポーツの

世界では、勝つことを目指すべき

ですし、人生では「ここぞ」という

勝負をかけなければならない瞬間

があります。

 

しかし、

一般社会において「勝つ」ということ

は、相手を無視すること、他人に協

力せず自分を大切にすることにつな

がる傾向にあります。

 

 

貢献心を失うことが脳の思考力を

落とし、人と人とのコミュニケーション

を阻むものになることを考えるとき、

勝ち負けにこだわることが本当に必要

な場面は、限定されるものだと思いま

す。

 

 

成果主義は、

短期的な利益を追いがちであることも

問題です。

 

 

効率を追い求めると、

マニュアル化が進む傾向があり、

社会全体からみた場合に「自分から

考える力」を持った人が少なくなってしま

います。

 

 

長期的な視野で「成果」を考えることが

できればいいのですが、実態は中々

そう思い通りにはなっていないようです。

 

 

 

一例をあげれば、大学教育の現場でも

あまり間を置かずに数多くの論文を書か

なければ、成果として認められにくい現

実があります。

 

 

そもそも研究し、論文を書くのは何故な

のか、研究の目的は何なのか.....に立ち

返って考えれば、評価基準は変わるべき

でしょう.......。

 

 

教育やビジネス、スポーツの場面でも

同様に、「何のために」を一人ひとりが

考え、そこに価値を感じられることが

必要なのです。

 

 

では、脳が本来求めている生き方

とは何か......。

 

 

それは、「間違いを認めて、共に生きる」

ことです。

 

 

脳は、

「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」

という本能に根ざして存在しています。

 

自分とは違う人を拒絶すること、自分さえ

よければいいのだと思うことを、脳は本質

的には求めていないのです.......。

 

 

 

 

ご参考まで。