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'17.7.15~16「Yui Makino Live Reset & Happiness」番外

 2017年7月15日(土)~16日(日)に開かれた、ゆっち(牧野由依さん)の単独コンサート「Yui Makino Live 『Reset & Happiness』」

 今回も、僕達ファンの声を贈りたいと思い、寄せ書きに取り組みました。


 今回、2デイズライブなので、自分の腕では2枚も用意できるかどうか(描くのが遅いので)、用意できてもどう集めるかですごく悩んだんですが、なんとか間に合いました。


 16日(土)は、前回同様、グッズの先行販売待ちでお並びの皆さんへ、前から順番に直接声をかけてメッセージを依頼。

 前回に比べて並びはじめが遅かったため、先行販売開始までに集めきることはできませんでしたが、それでも僕がグッズを購入し終わったあと、それほど時間がたたないうちに完成しました。

 メッセージを書いていただいている途中でグッズ販売待ちの列が動き出し、僕は色紙を預けたままグッズを買いに行くことになったのですが、その間にメッセージを書いてくださったゆっちファンの方、寄せ書きを集めている間、荷物を見てくださっていた界隈さんにお世話になりました。ありがとうございました。(^-^)


2017年2017年08月15日寄せ書き

 完成した寄せ書きは、鉛筆で書いた枠を消しゴムで消し、色紙包みに入れて、会場入口のゆっちあてプレゼントボックスに預けました。

 右がその寄せ書きです。

 今回も、ツイッターでは当日のうちに報告させていただきましたが、考えてみると「共謀罪」法が強行採決されてから非公開設定に切り替えたので、フォロワーさん以外には報告できてなかったんですね。申し訳ないです。


 あと、写真ですが、撮影したスマホのカメラ画像設定が低画質になっていたため、写真を拡大しても皆さんのメッセージが読みにくくなってます。(申し訳ないm(_ _ )m)


村瀬・浅井

 今回も、メッセージ書きを遠慮された方は数人で、ほとんどの方が快く引き受けてくださいました。

 皆さん、本当にありがとうございました。


 で、この日の色鉛筆画は「サクラダリセット」から村瀬陽香さんと浅井ケイ君

 そのままの頭身だと、とてもこのスペースに入らないので、できるだけ収まるよう俯瞰でデフォルメして、村瀬さんは少し前屈みに…。

 ただ、アングルが難しくて、ケイ君の方に自分でも違和感が…。

 もっと絵の練習しなきゃと思うんですが、時間が厳しくてどうにもこうにもできませぬ。ヽ(;´ω`)ノ


 そして、2日目の16日(日)、同じようにグッズ先行販売の待ち列でメッセージを集めようと考えていたのですが、せっかく東京に行ったので、「ARIAカフェ」が延長営業してるという情報を界隈さんから聞き、そちらに寄り道してしまったんですねぇ、僕は。

 更に、JR山手線が思わぬ立ち往生をしたこともあり、会場に着く時間が遅くなって、グッズ先行販売の待ち列でメッセージを集めることができませんでした。


 「やばい!開演までに完成できなくて、後日郵便で送るなんてことは二度と許されない!」って思い、とりあえずグッズを買った僕は、付近で待ってくださってた界隈さんと、グッズを購入したあと周辺にいらっしゃったゆっちファンの方に次々声をかけて寄せ書きへのメッセージをお願いしました。

 考えてみれば、東京で寄せ書きをやり始めたときって、列に並んでる方ではなく、周辺のあちこちで開演待ちしている方に声をかけてメッセージをもらってたんですよねぇ。

 ただ、このやり方だと誰に声をかけたのか、途中でわからなくなってしまうのですが・・・。


 あと、1日目に書いて下さった方とは別の方に極力お願いできればと思ったんですが、そんなことも言ってられないと。

 ある程度、周辺で待っていらっしゃる方にお願いしたあと、そばにあるカフェで時間待ちされている界隈の皆さんにもお願いし、「おそらくこの方もゆっちのライブ待ちかな。」と思われた方にもカフェ内で声をかけて書いていただくなど、何とか開演までに寄せ書きが完成しました。(*´Д`)=з

2017年08月16日寄せ書き

完成した寄せ書きは、右のとおりです。


 結果的に、1日目、2日目の両方にメッセージをお願いした方は少なかったため、より多くの方にご協力いただけるかたちとなりました。

 いつも綱渡り状態の取り組みですが、ほとんどの方が快く引き受けてくださるので、ゆっちファンの皆さんはほんとに暖かいです!(*^▽^*)

 改めて、ご協力下さった皆さん、ありがとうございました!


 なお、完成した寄せ書きは、こちらも鉛筆で書いた枠を消しゴムで消し、色紙包みに入れて、会場入口のゆっちあてプレゼントボックスに預けました。

真田・根島

 で、この日の色鉛筆画は「恋と嘘」から真田莉々奈さんと根島由佳吏君

 こちらは正面からで、真田莉々奈さんは、前屈みで手を後ろに回してるポーズにして…。

 あとで気付いたんですが、左の耳の前につけているリボン型の髪留め、描くのを忘れてたんですね。( ̄□ ̄;)


 下書きでは、ちゃんと描いてたんですよ。(右下)

 でも、色紙に色鉛筆で描くときに忘れてしまってました。

 どうもね、毎回どこかに書き漏れとか塗り漏れとか何かあることにあとで気がつくという…。いけませんね。。(´д`lll)


莉々奈下書き

 イラストにつきましては、いろいろツッコミどころがありましょうが、どうぞご容赦のほどを…。

 ゆっちに僕達ファンの声を受け取って、お喜びいただけたなら幸いです^^

'17.7.15~16「Yui Makino Live Reset & Happiness」⑤

ライブ会場

 前回の続きです。


 1日目と同じく、ダンサーのお二方が激しいダンスを披露。

 しばらくして、衣装を替え、再びステージに登場したゆっち(牧野由依さん)が歌った10曲目はsecret melody

 1日目もそうでしたが、衣装がとても格好良く、重低音のリズムに自然と体が動いて、「次の歌で立とうよ!」と後押しされているような印象さえ持ちました。


 再びダンサーが登場し、歌われた11曲目も1日目と同じsynchronicity

 僕は「絶対ここで立ち上がる!」と決めていました。

 でも、僕だけじゃなかったんですね。バンドメンバーさんの「立とうよ!」って手のサインも見えましたけど、それが見える前から何人もの方が立ち上がろうとしてました!

 ゆっちは、シリアスな顔で歌とダンスを披露していましたが、どことなく楽しそうに見えたんですよね。

 のどの調子が悪い中で続けられたライブ、どうなるんだろうと不安もありましたが、僕は素直にこのライブが楽しいと感じていました。


 更に続く12曲目はBrand-new Sky(ライブバージョン)

 (僕が見る限り)客席の全員が立ち上がった中で最高の盛り上がり!ダンスしながら歌っているゆっちもすごく楽しそうでかっこいいと思いました!


 続く13曲目はZipper

 この4曲の流れは、やはり一連のものだったんでしょうね。1日目と同じです。

 そして、立ち上がったまま手の振りを行いましたからとてもやりやすく、軽快なリズムを一層体全体で感じることができ、僕自身「これだよね!」って思いました!

 単なる受け手にならない。一緒に楽しいライブを作る。こんなときだからこそ、一層実感できましたし、それがすごく楽しくてうれしく感じたのです。о(ж>▽<)y ☆

(だからといって、僕は他のライブでサイリウム振ったりとかまでできませんが。w)


 「Zipper」が終わったところでメンバー紹介。

 2日目もかけあいトークはなく、紹介のみでした。残念…。

●丸山美里さん(バイオリン)

●渡邉雅弦さん(チェロ)

●デンジャー今西さん(ベース)

●三宅"バスター"亨さん(ギター)

●誇太朗さん(ドラムス)

●松ヶ下宏之さん(バンマス、ギター、キーボード)

●虹花さん、ももこさん(ダンサー)


 14曲目は、客席スタンドアップのまま突入したワールドツアー

 1日目と同じく、いろんな言い方の「ハロー!」発声練習は面白かったですし、ゆっちも楽しんでるなぁと感じました。

 正直言うと、僕はこの歌を変えなくて良かったのか?と思ったんです。

 なぜなら、この歌はファルセットじゃない通常の声で、とても高い声を出さなければならず、のどへの負担が大きいと思ったからです。

 でも、体を振り絞るようにして高音域を歌うゆっち。全力で良いライブにしようと頑張って、楽しそうにステージを動き回る姿を見ていると、僕らもそれに応えなきゃと、1日目より一層大きな声で「ハロー!!」と返し、グッズのうちわを手に持って上に上げました。


 本編ラストの15曲目はCluster

 手拍子はもちろん、さびの部分の右手を挙げる仕草は、会場が一つになっていると実感できるパフォーマンス。

 複雑な手の振りだと、練習したり何度も経験していなければ一緒にできませんが、この歌の手の振りなら、初めての方も簡単にできてしまうので、ほんとに全員が参加できて、想いを一つにすることができるんですね。すごく素敵でした。


 歌い終え、大きな拍手の中でステージを降りるゆっちとバンドメンバーの皆さん。

 客席の拍手はアンコールの手拍子に変化。

 正直言うと、のどの調子が悪いゆっちにアンコールして良いのかって気持ちもありました。

 でも、ライブの流れを考えれば、絶対ここで終わらせたりしないよねって思い、僕もアンコールの手拍子を続けました。


 再び登場したゆっちと渡邉雅弦さんは、この日もグッズのTシャツを着用。

 そして、曲に入る前に、ゆっちからライブについての想いが語られました。

 かつて無かったイントロダクションで、新しい牧野由依を表現したこと。

 アニメ「サクラダリセット」のオープニング「Reset」とエンディング「Colors of Happiness」によりテレビでたくさんの方に聴いていただき、ずっと応援してくれたことに「ありがとう」の気持ちを込めて、こうしたエンターテインメントのような公演を作ってみたこと。

 リセットに始まり、みんながハピネスな気持ちになっていただけたら。幸せな気持ちをセーブして、そんな気持ちを込めて次の曲を贈りたい、と語られピアノに向かわれました。

 ほんとに、どこまでもまっすぐで素敵な人だなぁと思ったんですよ。


 アンコール1曲目となる通算16曲目はReset~Acoustic Version~

 僕は、曲が始まる前のゆっちのあいさつでも胸にグッときてましたが、ピアノのイントロが始まった時点で、僕の眼はウルウルして仕方がありませんでした。

 ピアノ+チェロという静かではかなげな旋律。

 そして、ゆっちのハスキーになってしまった歌声で「♪悲しみを消す為に暗い階段を駆け下りて」という詞が耳に入ったとき、悲しいわけではないのですが、あまりにもイメージがマッチしすぎて、僕は涙があふれて止まりませんでした。(゚ーÅ)


 歌い終わったあと、ゆっちが「次で最後」と話すと、会場から「え~!」と大きな返答。

 すると、ゆっちは「(それ以上続けたら)もっとおかまちゃんの声になっちゃう。」と冗談を言って笑いをとってました。

 僕は涙を拭きながら笑ってたんですが、ほんとに「牧野由依」さんって人は、こんな状態でも人を楽しませようとすることに邁進するよなぁって、参りました。


 僕も、条件反射的に「え~!」と声を上げましたが、ほんとはあと1曲でライブを完走するゆっちに、「もう無理はしないで!早くのどを休めて!」「もう十分幸せをいただきました。本当にありがとう!」って伝えたい気持ちだったんです。


 アンコール2曲目となるオーラス17曲目はColors of Happiness

 声がかすれながらも振り絞って歌い続けるゆっち。

 僕はいつも、ライブやコンサート中に感じた気持ちや出来事をメモ帳に書き込みながら聴いているのですが、このときばかりはメモをとることすらできませんでした。

 なぜなら、ゆっちが歌っている最中、涙がボロボロ出てきてメモどころじゃなかったですから。。゚(T^T)゚。

 のどの不調を押してでも、今できる全力を出して僕達ファンにありのままを見せてくれるゆっち。

 満点の歌声でなくても、ピアノで、ダンスで、トークで、みんなと一緒で、というようにそれを補ってあまりあるほどの楽しさや感動を作り出そうとするゆっち。

 高音域が出にくくても原曲の音にこだわり、音を下げるなどの妥協をせず、まっすぐに聴かせてくれるゆっち。

 そして、そんなゆっちを信じて、今できる最高のステージをと全力でフォローされているバンドメンバー、ダンサー、スタッフの皆さん。

 オーラスの「Colors of Happiness」は、2時間のライブをなんとしても走りきるというプロ根性…いや、底力…いや、ライブに臨むゆっちの「魂」を真正面からぶつけられたような、ほんとに心を揺さぶられる渾身の歌声に聞こえました。


 僕は涙がボロボロ流れる中、「この歌が終わったら、絶対スタンディングオベーションでゆっちに感謝の気持ちを贈り、賞賛したい!」と思っていたんですが、その気持ちは他の皆さんも同じだったようです。

 歌の最後に、ゆっちが少し悔しそうな表情をされたように見えたのですが、歌が終わると同時に、誰から言われることもなく客席全員がスタンディングオベーションで大きな拍手を贈りました。

 そして、僕はみんなが同じ想いで感謝の気持ちを贈れたことに、また涙があふれてしまいました。


 それまで涙を見せず、弱音も吐かなかったゆっちが、客席のスタンディングオベーションを観て感極まったのか、歌いきって緊張が解けたのか、初めて涙を流していました。


 なんて素敵なライブなんだろう。ゆっちにとっては不本意な結果だったかもしれないけど、たぶんゆっちが思い描いていたライブの姿を、客席のみんなは十分に受け止めたんだろうなと。

 だからこそ、こんなに会場が一体になって、心揺さぶられる感動のライブになったんだろうなって感じました。

 僕は、スタンディングオベーションの中、「ありがとう!」と大きく声を上げることしかできませんでした。

 いや、その言葉に尽きると言った方が良いかもしれません。


 ステージの最後には、ゆっちやバンドメンバーの皆さんだけでなく、ダンス指導の方など一部の裏方さんもステージに招かれました。

 そして、同じくステージに招かれたマネージャーさんは、僕と同じく涙でボロボロになってました(笑)。ほんとに素敵なマネージャーさんです!


 残念ながら、最後のあいさつをメモできなかったため、ここに書くことができないのですが、ゆっちからこのライブが「楽しかった。」と述べられたので、僕はホッとしました。

 だって、これだけ全力を出し切って心揺さぶられた素敵なライブが、ゆっちにとってつらい思い出だけセーブされたら残念じゃないですか。


 ライブの終了は19時03分。

 2日目は、思いがけない方向で1日目と全く様相が異なる結果となりましたが、僕は最高に気持ちよく、暖かくて心に残るライブになったと思いますし、このライブに参加できて本当に良かったと確信しています。


 ゆっち、バンドメンバーの皆さん、ダンサーのお二方、マネージャーさん、裏方のスタッフの皆さん。そして一緒にライブを作った客席の皆さん、最高のライブをありがとうございました!

 改めて、僕はゆっちのファンになれて良かったと感じました。

 そして、ゆっちには、お体を大切にして、治療に専念して一日も早くのどを治して、また素敵な声を聴かせて欲しいと感じました。

 これからも、僕はずっとゆっち(牧野由依さん)を応援させていただきます!


 最後に、ライブ2日目のセットリストです。


●2017年7月16日(日)、Yui Makino Live「Reset & Happiness」のセットリスト


 1 Reset

 2 夏休みの宿題

 3 ふわふわ♪

 4 88秒フライト

 5 たったひとつ

 6 A WINTER STORY

   岩井俊二監督映画「LOVE LETTER」より【クラシックコーナー】

 7 「3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調より カノン」

   (ヨハン・パッヘルベル作曲)【クラシックコーナー】

 8 その先へ

 9 今日も一日大好きでした。

 10 secret melody

 11 synchronicity

 12 Brand-new Sky(ライブバージョン)

 13 Zipper

 14 ワールドツアー

 15 Cluster

(以下、アンコール)

 16 Reset~Acoustic Version~

 17 Colors of Happiness

'17.7.15~16「Yui Makino Live Reset & Happiness」④

 7月15日(土)と16日(日)に東京・AiiA 2.5 Therter Tokyoで開かれたゆっち(牧野由依さん)のライブ、Yui Makino Live 『Reset & Happiness』

 前回の続きで、7月16日(日)、2日目の様子です。


 開演予定時間は、1日目より30分早い17時。

 予定時刻を少し回った17時07分に、今日のライブではカメラ機材が入るというアナウンスがあり、客席から拍手が起こりました。

 このとき、放送又はDVD化があるのかなと期待したんですよね。(あとのMCで、スカパーさんだとわかりました。放送されるかどうかは判断が分かれるかなぁ。)

 少しして会場の照明が落とされると、客席から再び拍手。

 ライブのオープニングは1日目と同じ演出で、サクラダリセットを意識させる時計の音、そしてお二方のダンサーによる激しいダンスからスタートしました。

 続いてゆっちも登場して一緒にダンスを披露し、バンドメンバーがそろったところでゆっちはステージ中央のピアノ席へ移動。


 ライブ1曲目は、1日目と同じResetが歌われました。

 この日の僕の席は、9列目のほぼ中央。1日目と比較して後退しましたから、ゆっちの細かな表情までは見えませんでしたが、音のバランスは抜群でしたし、1日目に気になった音の割れなども全く感じませんでした。

 そして、ピアノを弾きながら歌っているゆっちが、すごく元気に楽しく歌われているように感じたのです、このときは。


 続く2曲目も、1日目と同じく夏休みの宿題

 そして、僕は「2曲目から立つよ」と決心してたのですが、一瞬不安が脳裏をよぎりました。

 それは、「もし9列目の僕が立ち上がって、8列目より前の人が立ち上がらなければどうしよう」ってこと。

 でも、他にも立とうとしている方が見えたのと、バンドメンバーの方が「立とうよ!」って手でサインを出していたこともあり、(僕の見る限りでは)客席全員が立ち上がりましたね。

 立ち上がった僕はホッとして、1日目以上に楽しむことができました。

 夏らしくアップテンポな曲で、ステージのゆっちも心なしか一層楽しく歌っているように見えたんです。


 続く3曲目はふわふわ♪

 手の振りも立ち上がってできましたから、1日目より大きく、体でリズムを刻んで、ほんとに楽しくて仕方がありませんでした。

 「うん、これだよね!」って堪能させていただきました!


 4曲目は、昨日と歌が変わって88秒フライト

 この歌もアップテンポなので、立ち上がったまま聴いていても違和感はなく、自然と体がリズムに乗って動いてしまいました。

 で、これまでこの歌では一緒に手の振りをすることがなかったのですが、アイドルマスターシンデレラガールズの佐久間まゆ役からファンになった方がたくさんいらっしゃったためでしょうか?ステージで歌うゆっちの手の振りを、見よう見まねで行っている方が何人もいらっしゃいました。

 さすがに僕は、即興で覚えることができないので一緒にできませんでしたが、手の振りをされていた方は「すごいな!」って驚きましたよ。


 5曲目は昨日と同じたったひとつ

 一変してしっとりした曲調なので、ここは座ってじっくり聴きたいと思ったのですが、皆さん立ち上がったままで座ろうとしない。

 「え?!この歌は座った方が良いでしょ?!」と心の中で思ったんですが、誰一人として座らず、僕だけ座るとステージが全く見えなくなるので、仕方なく立ったまま聴いておりました。

 ん~、一旦立ち上がると、座るタイミングがまた課題になります。


 ところで、僕はこの「たったひとつ」で初めて異変に気がつきました

 「ゆっちの歌声が、音を外した?かすれた?」って。

 はじめは、カメラも入って客席が立ち上がったので、昨日以上に気合いを入れて歌い、ステージを動き回ったため、呼吸が乱れたのかなと思ったんです。

 けれど、声のかすれが高音域で続き、ゆっちが悔しそうな表情を浮かべたように見えたので、心配になったんです。

 「まさか、のどを痛めたのでは?」と。

 「もしのどを痛めたのなら、ライブは途中で切り上げになるのか?ゆっちのライブが切り上げになるのはすごく残念だし悲しい。でも、ここで無理を重ねて、のどの症状が悪化し、今後更に悪影響が出るとすればもっと悲しいし嫌だ。」と思ったんです。


 歌い終わったあとのMCでは、ゆっちが少し苦しそうに見えたため、客席から「大丈夫~?」との声が上がりました。

 そして、ゆっちは事情を僕達へ素直に話してくれました。

 最近のどの調子が悪くなっていたこと。昨日の公演では薬で症状を抑えて乗り切ったこと。しかし、さすがに薬でも今日の公演までは症状を抑えきれなかったこと。

 ゆっちは、少しハスキーな声で申し訳なさそうなあいさつをされていましたが、客席からは「大丈夫!」という声がかかり、気にしないで!という意味の拍手が贈られました。


 「声を除けば元気!」とおっしゃったゆっち。

 歌声で至らないところをトークやダンスも含めて他でカバーし、楽しくアットホームな雰囲気でライブを続けようとするゆっち。

 大切なことを隠さず素直に打ち明けてくれたこと。のどの調子が悪いのに、今できることを精一杯披露して僕達ファンをがっかりさせないように盛り上げようとしてくれること。

 更に、ゆっち自身もその中で楽しもうとしていること。

 僕は、「これも(ゆっちの)魅力のひとつ!」と声を上げると、ゆっちは「レアな」と拾ってくれましたが、こんなにまっすぐにファンと向き合ってくれる姿勢は、以前から変わらないゆっちらしさ、ゆっちの魅力だと僕は思うのですよ。

 そして、ゆっちにも「このライブが楽しかった」って思い出をセーブしてもらえるよう、僕は客席からできることを精一杯やろうって決意したときでもありました。


 さて、MCに続いて行われたのはクラシックコーナー。

 と言いつつ、6曲目はA WINTER STORY

 岩井俊二監督映画「LOVE LETTER」の挿入歌で、ゆっちがピアノ演奏された作品なんですね。

 僕がこの曲を聴くのは初めてだと思うんですが、とても美しい旋律で心が穏やかになりました。

 一緒に演奏されたのは、1日目と同じく丸山美里さん(バイオリン)と渡邉雅弦さん(チェロ)。

 学生時代のフォークダンスのエピソードに、最近ご結婚なさったこともゆっちから披露された雅弦さん。

 「今回の演奏は、雅弦ちゃんと奥さんにも…」「汗すごいけど大丈夫?」と話しかけられると、会場から笑いが飛び交っていました。(笑)


 7曲目は3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調より カノン」(ヨハン・パッヘルベル作曲)

 「パッヘルベルのカノン」はあまりにも有名で、誰もが耳にしているだろうこの曲。

 ゆっちのシングルCD「スピラーレ」とアルバム「マキノユイ。」をアニメイトで同時購入したとき、特典としていただけた「牧野由依 Special CD 自選ピアノ曲集+α」にも収録されてるんですね。

 もちろん、僕も特典CDを持ってますが、ゆっちの生演奏でクラシックが聴けることがほんとにうれしくて、穏やかな曲調と耳になじんだ旋律に心が安らぎました。

 同時に、クラシックコーナーではゆっちののどに負担がかからず、ピアニストとしてのゆっちを安心して堪能できました。

 いつか、クラシックを中心としたピアニストゆっちとしてのコンサートもやって欲しいと思うんですが、ニーズは少ないかな?


 クラシックコーナーに続く8曲目はその先へ

 1日目と同様、クラシックコーナーから静かな旋律につながる曲の流れがとても美しいんです。

 でも、この曲は結構高音域があるので、歌っているゆっちが少しつらそうに見えました。

 それでも歌うことをやめないゆっちだから、僕は心の中で応援しながら静かに聴かせていただきました。

 確かに声がかすれるところもあるけれど、精一杯僕達に歌を届けようとしてくださってる姿を観ると、僕はもう眼がウルウルして仕方がありませんでした。


 そして、9曲目は今日も一日大好きでした。

 ゆっちから「一緒に歌いたい。」というお話があったのですが、まさかこの歌を選曲されるとは思いませんでした。

 今まで一緒に歌うと言えば、「ユメノツバサ」か「未来の瞳を開くとき」でしたから新しい試みですね。

 「♪今日も一日、」のあとの「大~好き~でした~。」をみんなで歌って欲しいとのお願い。

 そりゃもう、なんだってやります!逆にやらせてくださいって気持ちでした。

 けど、この歌も僕は弱いんです。カバー曲とは思えないほどゆっちの声質にマッチしてて、すごく癒やされるんです。

 僕は、ゆっちが歌い始めたときから目が潤んでいました。

 もちろん、僕も精一杯「大好きでした。」の声を上げさせていただきましたよ。

 「♪無理しないでちゃんとゆっくり休んで」欲しいのはゆっちなのに、今も歌をずっと僕らに届けてくれてるゆっち。

 オーラスのフレーズで、「♪今日も一日」を「♪みんなのことが」と変えて歌われたとき(10周年ライブの際もそうだったと記憶していますが)、僕は「大好き…」まで声に出して、胸にグッときて声が詰まってしまいました。

 これはずるいです!大好きなのは僕の方なのに、この状況で、先に「みんなのことが」って言われると言葉が出なくなります!

 普通にCDで聞いても目が潤んでしまう歌なのに、のどの調子が悪い中でもこれだけファンと一緒に楽しいライブを作ろうと向き合ってくれるゆっちの想いがすごく素敵で、僕は涙が流れてしまいました。(゚ーÅ)

 「何でその言葉をここで使うかなぁ」と思ったんですが、1日目で涙が出た歌がありましたので、僕はあらかじめ今治タオルとちり紙をカバンから出した状態で2日目に臨んでいたんですね。この判断は正解でした。(笑)


 さて、歌が終わり、衣替えのために一旦ステージを降りたゆっち。

 その間、2人のダンサーがステージでダンスを披露し、ライブは1日目同様に盛り上がりの後半へ入っていきます。


 前半でタオルとちり紙が必須アイテムとなった僕でしたが、ライブの最終盤では、僕は探偵ナイトスクープの西田局長のように涙ボロボロになるほど心が揺さぶられる素敵な展開となりました。

 が、今日はここまでということで、続きは次回に…。

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