歴代誌下34勝20~33節、詩篇93篇、ルカ2章25~38節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

歴代誌下 34:20 王はヒルキヤ、シャファンの子アヒカム、ミカの子アブドン、書記官シャファン、王の家臣アサヤにこう命じた。
 34:21 「この見つかった書の言葉について、わたしのため、イスラエルとユダに残っている者のために、主の御旨を尋ねに行け。我々の先祖が、主の言葉を守らず、この書物に記されているとおりにすべての事を行わなかったために、我々の上に注がれた主の怒りは激しいからだ。」
 34:22 ヒルキヤと王が指名した者たちは、女預言者フルダのもとに行った。彼女はハスラの孫でトクハトの子である衣装係シャルムの妻で、エルサレムのミシュネ地区に住んでいた。彼らがその話を彼女に聞かせると、
 34:23 彼女は答えた。「イスラエルの神、主はこう言われる。『あなたたちをわたしのもとに遣わした者に言いなさい。
 34:24 主はこう言われる。見よ、わたしはこの所とその住民に災いをくだし、ユダの王の前で読み上げられた書に記されているすべての呪いを実現する。
 34:25 彼らがわたしを捨て、他の神々に香をたき、自分たちの手で作ったすべてのものによってわたしを怒らせたために、わたしの怒りはこの所に向かって注がれ、消えることはない。
 34:26 主の心を尋ねるためにあなたたちを遣わしたユダの王にこう言いなさい。あなたが聞いた言葉について、イスラエルの神、主はこう言われる。
 34:27 あなたはこの所とその住民についての主の言葉を聞いて心を痛め、神の前にへりくだり、わたしの前にへりくだって衣を裂き、わたしの前で泣いたので、わたしはあなたの願いを聞き入れた、と主は言われる。
 34:28 見よ、わたしはあなたを先祖の数に加える。あなたは安らかに息を引き取って墓に葬られ、わたしがこの所とその住民にくだす災いのどれも、その目で見ることはない。』」彼らはこれを王に報告した。
 34:29 そこで王は人を遣わして、ユダとエルサレムのすべての長老を集めた。
 34:30 王は、ユダのすべての人々、エルサレムの住民、祭司とレビ人、老いた者から若い者まで、すべての民と共に主の神殿に上り、主の神殿で見つかった契約の書のすべての言葉を彼らに読み聞かせた。
 34:31 それから、王は自分の場所に立って主の御前で契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、魂を尽くして主の戒めと定めと掟を守り、この書に記されている契約の言葉を実行することを誓った。
 34:32 王はエルサレムとベニヤミンにいるすべての者に誓わせた。エルサレムの住民は先祖の神、その神の契約に従って行動した。
 34:33 ヨシヤはイスラエルの人々のすべての土地から忌むべきものを一掃し、イスラエルにいるすべての者をその神、主に仕えさせた。彼が生きている間、彼らは先祖の神、主に従う道からはずれることはなかった。

 

詩篇 93:1 主こそ王。威厳を衣とし 力を衣とし、身に帯びられる。世界は固く据えられ、決して揺らぐことはない。
 93:2 御座はいにしえより固く据えられ あなたはとこしえの昔からいます。
 93:3 主よ、潮はあげる、潮は声をあげる。潮は打ち寄せる響きをあげる。
 93:4 大水のとどろく声よりも力強く 海に砕け散る波。さらに力強く、高くいます主。
 93:5 主よ、あなたの定めは確かであり あなたの神殿に尊厳はふさわしい。日の続く限り。

 

ルカ 2:25 そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。
 2:26 そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。
 2:27 シメオンが"霊"に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。
 2:28 シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。
 2:29 「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり この僕を安らかに去らせてくださいます。
 2:30 わたしはこの目であなたの救いを見たからです。
 2:31 これは万民のために整えてくださった救いで、
 2:32 異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」
 2:33 父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。
 2:34 シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。
 2:35 ――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」
 2:36 また、アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。非常に年をとっていて、若いとき嫁いでから七年間夫と共に暮らしたが、
 2:37 夫に死に別れ、八十四歳になっていた。彼女は神殿を離れず、断食したり祈ったりして、夜も昼も神に仕えていたが、
 2:38 そのとき、近づいて来て神を賛美し、エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した。

 

 

 

 

 

歴代誌下34章の箇所には、ヨシヤ王の時代に行われた宗教改革の様子が記されている。

ヨシヤは、それまで行われていた偶像礼拝を一掃し、荒れ果てていた神殿の修復にも力を注ぎ、おそらくそれまでは役人らに中抜きされていたようなお金も、現場で働く労働者たちに直接渡るようにし、神殿の整備も進められていったことが伺える。

そのような最中、大祭司ヒルキヤが神殿の中から律法の書を見つけ、この律法の書の内容について、女預言者フルダに教えをこうている。

その解説によると、「見よ、わたしはこの所とその住民に災いをくだし、ユダの王の前で読み上げられた書に記されているすべての呪いを実現する。彼らがわたしを捨て、他の神々に香をたき、自分たちの手で作ったすべてのものによってわたしを怒らせたために、わたしの怒りはこの所に向かって注がれ、消えることはない。」と、これまで犯してきた偶像礼拝に対する罪への裁きの言葉が述べられている。

一方、その言葉に続いて「あなたはこの所とその住民についての主の言葉を聞いて心を痛め、神の前にへりくだり、わたしの前にへりくだって衣を裂き、わたしの前で泣いたので、わたしはあなたの願いを聞き入れた、と主は言われる。見よ、わたしはあなたを先祖の数に加える。あなたは安らかに息を引き取って墓に葬られ、わたしがこの所とその住民にくだす災いのどれも、その目で見ることはない。」と告げられているのである。

はっきり言って、これらの言葉は、完全に反対の言葉が告げられていると言えるだろう。

つまりこれは、律法と福音とが両方同時に語られている、ということである。

実に、主なる神様の言葉とは、常にそういうものである。

完全なる義と完全なる愛の両方が一つの言葉として語られるのであり、その究極の姿が、十字架の主イエス様に表されている。

自分たちの犯してきた消せない罪の大きさ、その罪に対する神の正しい裁き、そして、その裁きをも取り除く神の贖いと赦し、それら全てを知った時、人は畏れと信頼ともって、大きな喜びと感謝のうちに、主の救いをほめたたえることとなる。